心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

岩手県・姫神山(2)

2016年07月18日 | 東北の山


姫神山(1,125m) (つづき)

 IGRいわて銀河鉄道の好摩駅から、タクシーで一本杉コースの登山口まで行きます。木材をいっぱいに積んだトラックとすれ違いました。積み荷は松の木ではないかとのこと。日本の林業は衰退して久しいですが、ここ岩手県の面積は北海道に次いで2位。木材の生産額も北海道に次いで2位(※)を誇ります。
 (※)農林水産省発表「平成25年 林業産出額及び生産林業所得」より


 キイチゴの実を見つけました。すれ違った人によると、「実が黄色がかったものが美味しい」のだとか。



 歩き始めて20分で、コースの名前になっている「一本杉」が現れました。
 幹から斜め上に突き出ている枝を見て、埼玉県の武甲山の「大杉の広場」を想い出しました。
 姫神山のスギは「精英樹」に選ばれているそうです。


 杉の植林地帯が終わり、階段を登り詰めると五合目で、「頂上まで1,360m」という看板が出ています。その先も急な登りが続きます。時々パラッと雨の音がしますが、森のおかげで自分たちのところまでは水が落ちてこないのが有難いです。ブナの木も出てきました。

 (登頂:2016年7月上旬) (つづく)


 



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