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アスペルガー症候群・ADHD・学習障がいの子どもたち。明日につなぐ今日を笑顔で♪

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空の就学、今だから思うこと。

2009-01-24 | 空の就学の記憶、そして現在

[ADHD] [学習障害]

空は、2004年4月に1年生になって、今は、小学校4年生です。
この春から、5年生になります。

天の担任の先生は、空が1年生のときの、担任の先生でした。
天が入学した翌日、天の担任の先生と話し合いをしたときに、
今後のこともあって、空のことを、伝えました。

「先生、空も障がいがあったんですよ・・・。」
「そうですね・・・。そうゆう感じがありましたよね・・・。」

とても、驚きました。
先生、気がつかれてたんですか? 1年生の間、私は、何度も、先生に
「空に何かを感じませんか?」
「学校で、疑問に思われることありませんか?」
空のことを、伺ってきました。
先生から見たら、空はどうなんだろうと思って・・・。

「そうだったんですか? 先生、何も、仰らなかったですよー。」
「そりゃそうですよー。そんなこと、言えませんよー。」

私が、感じているだけで、他から見たら、空の様子は違うのかもしれない。
天がいるから、私が、神経質になってしまっているのかもしれない。
空への至らなさを棚に上げて、空の問題を、障がいにしてしまいたいだけ?
そう自問自答しては「きっと、私の思い過ごし(?)」そう、思ってきました。

そっか・・・。1年生の頃から、その気配は、学校でもあったんだ・・・。
気づけなかった。
なんとも、空に申し訳ない気持ちが込み上げてきてしまいました。


教育事務所からの特別支援コーディネーターの指導、空も対象児童でした。

とてもよく笑う、優しい子であること。
授業中、頭も心もここにあらず(抜けてしまってる)の時間があって、指示が
わからずに、授業の進行がわからずに、過ごしてしまっていること。
周囲への配慮や気配りが、とても上手にできること。
でも、気を使いすぎること。度が過ぎてしまうこと。
自己評価が低く、謝ることが当り前のように身についてしまっていること。

特別支援コーディネーターの先生と4年の担任の先生が、
空について、お話したとき、天の担任の先生も、同席されていました。
(天の話し合いのあとだったので・・・)

空の様子を聞いた、天の担任の先生が、

「そうでしたね。いつも、泣いていましたよね。自分が悪いって言って
空ちゃんは、悪くないのに、いつも、ごめんねって、言ってました。
私が全部、悪いって、言ってました・・・。」

空が1年生のときのことを、思い出し、そう教えてくださいました。

聴覚からの情報をあてにしていない(言語の理解が不得手なため)空が、
学校での生活を、どれだけ試行錯誤して過ごしてきたんだろうと思います。

数字の概念がなく、時間の概念が不得手な空が、チャイムの鳴らない学校で
時計を見て過ごせたのかな。いっぱい、失敗も間違いもあったと思います。

試行錯誤しながら、お友だちや先生の様子や顔色(表情)を見て、
自分は、正しいのか、間違ってるのか、判断して、4年生まで、
がんばってきたんだと思います。

人の顔色(表情)をあてにして、
顔色のような曖昧な一定でない手がかりだけで、空はがんばってきました。
不安ばかりだったと思います。

この頃のことを、考えると、申し訳なさでいっぱいになります。
「ただいまー!!」っと、元気に帰ってきた空。
「学校、どうだった?」「楽しかった。」という言葉を鵜呑みにして、
家庭で感じる不安を、消してしまってたことを、後悔します。
        


小学校3年秋、空の様子が一変します。
家での癇癪が激しさを増し、私は1人でいい。
お友だちなんかいらないと騒ぎ、帰宅するたびに玄関で泣き崩れ、
字は鏡文字ばかりになり、そして、自傷行為。

気持ちも何もかも慌てた、私は、3年の担任の先生に話をしました。
でも「神経質になりすぎです。問題ありません」「障害名をつけたがる親が
最近は多いんです」そう、突き放されてしまいました。

診断を受けてないから、何も対応してもらえないってこうゆうことなんだ。
困り感を、十分に感じて、学校で過ごしている空・・・。
3年の担任の先生は、厳しく、空は皆の前で、何度も怒られていたようです。
忘れ物が多い、失くし物が多い。
話を聞いてないから、やることがわからない。
机のそばで、立たされ、授業を受けさせられたこともあったと聞きました。

これ以上、空が怒られてはいけない!!! 気がつかなかった私の責任。
必死に、3年生3学期の空を守りました。傍から見たら、過剰なほど・・・。

天の就学と時期が重なり、学校と障がいと特別支援と見えてなかったものが
どんどん見えてきていて、空を守ることにも、勢いがついてたと思います(笑)


やっとの思いで、迎えた4年始業式。 担任の先生が替わることを期待して。

空の担任の先生は、市外から異動されてきた先生でした。
早々に、空の診断をもって、お願いにいきました。 

4年の担任の先生は、何もご存知ありませんでした。3年の担任の先生からは
一切、聞いていませんとのことでした。 でも・・・。

先生、特別支援学校から異動されてきた、先生だったんです。
空のことも、ちょっと説明しただけで、次々と、わかっていただきました。
感謝です。(天のことも、とても、気にかけていただいています。)

空の問題は、今、本当にいろいろ起きています。さすが、難しい年齢です。
特に、お友だちのことは、とても、難しく、悩まされることばかりです。
でも、4年の担任の先生のおかげで、空も、私も、とても救われています。
ちょっと感じる先生への不安もあるのだけど・・・。
先生自身が、それを消してくれます。

なにより、空が4年の担任の先生を、信頼しきっています。

空は、家族以外に、癇癪する姿を見せません。
一歩、外に出たら、家族以外の人がいたら、違う、空になるので・・・。

そうゆう空が、2学期後半から先生の前でだけ、癇癪を起こしているんです。
「先生は、大丈夫。わかってくれる。受け止めてくれる」
感じたんだと思います。

5年生も、今の担任の先生であって欲しい。切に願ってしまいます。


空と天、2人の学校での毎日を感じて、思います。
先生で、こんなにも、子どもたちの毎日が違うんだってこと・・・。

4年の担任の先生は、私と空には、最高の先生だけれど、
評判は、あまりよくありません。(特に、グループの子の母親には・・・)
多数の子の親は、また違った価値観(勉強のこと・厳しさのことなど)で、
先生を見ているんだと、あらためて思います。
普通小学校に通い、普通学級に在籍しているとそのギャップは大きいです。

担任の先生とだけ、接していると、忘れてしまいがちなのだけど・・・。
2人の通う小学校には、発達障がいに対して、否定的?な先生もいるんです。
特別支援は、私には無関係だと、はっきり、言われる先生もいるぐらいで(汗)

まだまだ、なんだ・・・ 痛感すること、多いです。


読んでいただき、ありがとうございます。


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