海外で日本のテレビが見たい

日本のテレビを見たい米国駐在員の録画サーバー構築タスクフォース 改め「Link de 録」で日本のテレビを楽しむブログ

Link de 録のトラブル解決に向けた調査

2005-06-22 06:39:46 | 日本のテレビを見る(実現編)
現在、愛機「Link de 録」において発生するトラブル。



1.動きの激しい画像でフリーズする(数十秒~数分)

2.Windows Media Playerでの再生時、表示されるファイルの総時間が
 極端に短くなり、プログッレシブバーが事実上無効になる
(プログレッシブバーが右端到達後も再生は続くので視聴は可能)



一番酷かったのは、先日K-1を録画したとき。
試合が始まるとすぐにフリーズ。3分経って動きの少ないインターバル
になると再生、次のラウンドが始まるとまたフリーズ(以下、繰り返し)。 


酷い・・・


どうもこの手のトラブルは、MPEG4しかもストリーミング画質
(ビットレート1mbps)の時に起きているような気がします。


というようなことを踏まえ、これまではスポーツ系の番組はビットレート
を上げMPEG4(低画質・2mbps)またはMPEG2(ストリーミング画質・2mbps)
で録画するようにしていました。


ただしブロックノイズが発生するというならともかく、フリーズという
のは解せない次第。


また後者のトラブルについては、どんなときに起きるのかはっきりしない
のですが、WMP固有の問題のようです(VLCでは再生が可能でした)。


試行が足りないのですが、これもMPEG4(ストリーミング画質)のときに
多く発生しているような気がします。



ここで考えられるのは、私の「Link de 録」の固有のトラブルまたは
構成上の問題。



そこでいつも頼りになる大岡さんにご協力いただきテストしました。


<レシピ>

二人(大岡さんと私)の「Link de 録」で同一番組を録画
 ↓
見比べる
 ↓
もしトラブルが私側の機器だけだったら・・・



ちなみに、大岡さんと私の構成は全く同じで、PC-MV7DXに250GBのHDD
(HD-HG250LAN)を接続してます。


唯一異なるのは、大岡さんのPC-MV7DXには熱暴走対策としてヒートシンク
が装着されていることです。

なお、ヒートシンクの装着についてはBornlooserさんの記事
大変参考になります。



ちなみにテストの環境をもう少し細かく説明すると、

 ・番組は因縁のK-1
 ・当初30分をMPEG4(ストリーミング画質・1mbps)
 ・次の30分をMPEG4(低画質・2mbps)
 ・残りをMPEG2(ストリーミング画質・2mbps)で録画


というものです。



果たして結果は・・・




私の機器では、MPEG4(ストリーミング画質)では、動きが早くなった
瞬間に予想どおりフリーズ。
WMPでのファイルの総時間も、やっぱり短くなりました。


一方、大岡さんの録画ファイルでも同様にフリーズしました。
ただし、フリーズするポイントは私のとは若干異なるようです。
で、ファイルの総時間も、やっぱり短く・・・


MPEG4(低画質)、MPEG2(ストリーミング画質)では両者ともに問題なし
でした。



ということで、固体差というよりはMPEG4、特にストリーミング画質の
問題のような気がします。
フリーズという現象については、他でも聞いたことがありますし。


いざ見ようと思ったら見れないって悲しいです。
少しでもファイル容量をセーブできるMPEG4(ストリーミング画質)を、
メインユースとしたかったのですが、今後はその使用に関しては慎重に
ならざるを得ないようです。

(もう少し調査を重ねる必要はありますが・・・)



「Link de 録」ユーザーで、MPEG4をメインで使われている、あるいは、
同じような現象に見舞われた方、是非情報をいただきたく!

メディアプレーヤーゲット

2005-06-15 04:07:09 | 日本のテレビを見る(実現編)
我がLink de 録先生の懸案課題であったメディアプレーヤーですが、妻の一時帰国にあわせてバッファローの「PC-P3LWG/DVD」を購入しました。


MPEG4ファイルもそのまま再生できるとのこと。
(大岡さん情報ありがとうございました!)


これでダウンロードでぜいぜい言っているマイPCを少しは楽させてあげれるのかな、と少しだけ安心してます。
(それにしても毎日毎日ダウンロードされてる皆さんは、PCの故障とかないですか?自分はラップトップということもありいつも心配しとります)


一方、日本からDVDプレーヤーを抱えて米国へ帰ってこなければならないマイ妻は文句たらたらです。

韓国漁船と米海軍と録画ネットと部屋とYシャツと私

2005-06-04 12:55:38 | 米国お気楽生活
 海外(私の場合、米国)で生活していると、「自分は日本人なんだ」と強く意識する局面が多いことに驚きます。
 米国市民が普通にもつ権利(選挙権等)を行使できないときや、日本以外の第三国の人(特にアジアの人等)と話すときなどです。


 今回の韓国漁船による領海侵犯事件を振り返ると、その是非はさておき(注)、韓国側の取った強硬・強引な立ち振る舞いに興味が湧きます。

 (注)個人的には、逃走しているという時点で反論の余地は全くないと思うのですが・・・

 時を前後して、佐世保で事故を起こし現行犯逮捕された米兵を、米海軍の憲兵が強引に連れ帰るという事件がありました。

 この2つの事件では、ある共通点があります。
 それは「事件に巻き込まれた自国民は何としてでも守る」ということです。たとえ、その人に大きな過失があったとしても・・・

 韓国政府にしても、米海軍にしても、相当に危ない橋を渡ったことになるわけですが、これは「自国民の安全確保が何事にも優先される」という単純なロジックが働いた結果でもあります。


 翻って日本ではどうでしょうか?
 海外居住者や旅行者を、日本政府は守ってくれているでしょうか?

 私の感ずるに、今回の韓国やアメリカのような強い姿勢で守ってくれるとは思えません。
 むしろ「犯罪に巻き込まれるような日本人は恥」という感覚の方がぴったりかもしれません。

 海外で日本人がまず頼りにするのは在外公館ですが、こういった所の人たちは「日本人の代表としてこの国に駐在している俺の顔に泥を塗ってくれるな!」と考えてる節があるんじゃないかと思うんですが・・・どうでしょう???


 もし、先の領海侵犯が日本の漁船で、逆の立場だったら・・・
 きっと、日韓関係を悪化させ、韓国に交渉カードを与えた非国民として、政府からもマスコミからも断罪されていたのではないでしょうか?


 「自己責任」などという言葉が流行してしまう国ですから、期待するのも無理な話なのかもしれません。


 このブログは、海外で日本のテレビがみたい駐在員によるごくごく限定的な趣味のサイトですが、先日の「録画ネット裁判」で「海外居住者へのPCハウジングサービスは違法」とかいうニュースをみてしまうと、日本という国は本当に海外居住者に冷たいなぁ、と溜息をついてしまうのであります。