こんばんわ!ソヨカゼペンギンです
今年の世の中の情勢もあり、
働き方の多様化というテーマをよく聞くようになりました
時間や場所を選ばない働き方という意味では
リモートワークや
シェアワークが大きく普及しましたし、
女性経営者の割合もこの30年間で
増加し続けてきています
※この記事のデータは全て、帝国データバンク調査結果を参照しています
1.女性経営者の割合
2020年4月時点、日本企業に占める女性社長の割合は
8.0%
(1990年の4.5%からほぼ
毎年増加)
2.社長就任の経緯と年代
□社長就任の経緯
1位 同族承継(50.6%)
男性40.8%
2位 創業者(35.5%)
男性39.2%
3位 内部昇格(8.3%)
男性11.8%
女性の場合は、
同族経営会社にて社長を任されることが最も割合が高いのですが、
起業して創業者となる割合も男性と同じくらいあるので、新しい価値を生み出すのに
性別は関係ないことが分かります
□社長就任の年代
1位 80歳以上(12.1%)
2位 70-74歳(11.8%)
3位 65-69歳(11.1%)
これをみると、シニア層になってからの社長就任が多いですがこの傾向は男性の場合も同じで、十分に経験を積んだ方が会社を継ぐ場合が多いようです
なお、
40歳未満では、実は経営者全体に占める割合が男性より
女性の方が多いので、女性の方が
若いうちから起業の道を選びやすい傾向にあるようです
僕の友人の女性経営者、向山かおりさんはランキングのトップ5にも入らないくらい若く、自身が創業者として現在も社長として活躍しているので、それが日本の中でかなり
稀な存在であることがよく分かりました
かおりさんの知り合いの経営者の中にはそれこそ20代の方も何人もいるそうなので、5年後10年後はもっとそういう方々が普通の存在になってきそうですね
3.女性経営者向けのサービスや活動
□女性起業家/経営者限定ビジネスマッチングサイト
2020年12月1日より、女性起業家・経営者限定ビジネスマッチングサイト『
Entlady』がスタートしました
参照:https://entlady.com/
このサービスは、金融機関に頼らずに投資を受けることができ、起業家と投資家間のやり取りも仲介してくれます
何も実績がないところから
チャレンジしてみたい女性の方や、女性の社会進出を
応援したい方にオススメです
□内閣府共催「企業×女性起業家の取引促進イベント」
“女性起業家と企業との取引促進”を目的に内閣府、お茶の水女子大学、J300実行委員会(女性社長.net編集部(株)コラボラボ内)の共催で開催されます
参照:http://joseishacho.net/news/entry17153/
2020年12月17日(木)16:00~18:00(開場・受付 15:45)にて、女性起業家と大手企業との取引事例、女性起業家による事業紹介、大手企業が女性起業家と共に解決したい課題についてのショートプレゼンを、zoom会議にて行われます
また同日の
2020年12月17日 (木)18:30~19:30にて、女性起業家限定のパーティ
「J300 in TOKYO」がお茶の水女子大学内で行われ、女性起業家同士の交流を図れます
参照:http://joseishacho.net/news/entry17153/
4.まとめ
増加傾向にあるとはいえまだまだ1割にも満たない女性経営者ですが、官民一体となったサポートによって今後さらに活躍の場が広がりそうなので、もっと社会進出したい女性も、それを応援したい方も今後の世の中の動きに注目です
それではまた明日
参考
◆
帝国データバンク2020年女性社長分析調査結果