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ギターと音楽に関する雑感

The Five Star Stories

2013-04-14 | アニメ・コミック・ゲーム

たぶん、月刊ニュータイプを買ったのは、中学の時に1回だけ。とすると、今回買ったのは25年ぶりになるのかな。

理由はただひとつ。ファイブスター物語が連載再開したからです。7年ぶりですからね。

昔は普通に連載している時も雑誌としては買わなくて、単行本になってはじめて内容を知るようにしていたので、7年ぶりの連載再開とはいえ、今回も買おうとは思ってなかったんです。

けど、今回は読んだ人のネット上での驚き様が尋常ではなかったので、気になって手に取ってしまいました。

 

永野先生が、ファイブスターを休載して取り組んでいた、

花の詩女 ゴティックメード

で描かれた世界観が引きずられているようです。

 

読んだ後で、もう一度皆さんの感想をネットで見てみましたが、好意的に「このくらいは許容範囲」という意見もありました。

 

どうなのでしょう。

 

永野先生の考え方ひとつ、と言われればそれまで。実際にFSSとして世に公表された以上、ニュータイプの編集者はこれを是としているわけですし、読者としては受け入れざるをえないんでしょうか・・・。

この回を無かったことにするなんて、もはや無理でしょうし。

それにしてもファティマが細すぎる。

 

なんか、ゴティックメードを見た人が、その夜にFSSの夢を見たらシンクロしてしまった、という感じです。夢なら覚めないかな・・・。

 

FSSのファンになったきっかけは、モデルグラフィックスの1988年4月号に、佐藤直樹さんの原型が掲載された、「Knight of Gold」の紹介でした。

Img004Img005_2

当時はガンプラを友達同士で競って作っていましたが、これを見た瞬間に、ガンプラへの興味が失せました。

しかし、ガレージキットは高いのなんの。田舎の中学生が簡単に手に入れられる代物ではありません。

けど、一台だけという条件で拝み倒し、圓句昭浩さん原型の「バッシュ・ザ・ブラックナイト」を親に買ってもらいました。

KOGでもなく、ジュノーンでもなかったのは、購入OKの返事が出たとき、ちょうどバッシュをカッコいいと思っていて、しかも、塗装が楽そう、という理由もありました。

佐藤直樹さんのこの原型(試作品)は、その後色々とKOGの作例をみたけど、今でも一番かっこいいと思ってます。

 

ちなみに、当時買えなかったこのKOGは、96年に町田の模型店で買って、いくつかサーフェイサーを吹き、中途半端に下地処理した状態で残っています。

Dsc_1138

パーツはすべて残っています。休み期間を使って実家で作っていたんですが、この作りかけの状態で休みが終わり、置き去りにして一人暮らしの部屋に戻ったため、そのまま・・・。

問題は塗装なんですよね。シルバーを吹いてからクリア系のイエローとオレンジを混ぜてエアブラシで仕上げるのが良いというのは知ってますが、エアブラシを買うのも、それを扱うのもめんどくさく思えてしまって・・・。それと、期待通りに仕上がるのか不安にかられてしまい、造るのを躊躇してしまったんです。

当時、厚木の模型店に、同じ佐藤直樹さん原型のバンドールがあったので、買っちゃおうか迷っていたんですけど、そんな時に、もう売ってないとあきらめていたKOGを発見してしまったので、衝動買いしてしまったんです。

振り返ると、バンドールだったらその時に完成させていたかもしれません。

あれから15年以上過ぎ、完成していないガレージキットが傍らにあることを承知しながら、ギターのリフィニッシュにいそしんだ私。多少なりとも、むかし模型が趣味だったことがリフィニッシュにも生かされたとも思ってます。

 

というわけで、最初はモーターヘッドの造形美にやられた僕ですが、結局はストーリーとしてこの物語が好きになり、想像を膨らませながら楽しく読んでいたのに、はっきり言ってこの展開はわけが分かりません。

 

ゴティックメードが好きな人はこれでいいのでしょうか。

 

許容範囲と言っている方は、本気なんでしょうか。

 

私もそうすることにしますかね。

コメント
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