We Want The FUNK

ギターと音楽に関する雑感

地上波各局

2012-02-28 | 日記・エッセイ・コラム

地上波がデジタルに移行しても、テレビ各局の画面の色調はアナログ時代を踏襲している気がして興味深いです。


NHKは落ち着いた発色で目に優しそう。

日テレは若干薄めで白っぽい明るさ。

テレ朝は全般的に濃くて赤みを感じる。

TBSは緑系が強く出て輪郭クッキリ。

テレビ東京は全色地味な感じ。

フジテレビは全色鮮やかで華やか。


もっと細かく書きたい気もするけど、あくまでもイメージってことで。

これってアナログ時代の(僕の)印象と同じ。

もちろん、ゴーストは無いし、HD画質だし、全てで高精細になっているから、画質自体を同じと言っているわけではないんですが、色調を全局比較した場合には、同じ印象なんです。

スタジオセットやテロップのフォントも多分に影響してるかも?

いままで誰ともこの話をしたことがなかったけど、ずいぶん前から自分の中だけで気になっていることでした。

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LIVE TOUR 2011-2012 “45 STONES”

2012-02-22 | 音楽
平成24年2月19日(日)

地元渋川にて、初めて斉藤和義さん生ライブを観ました。いろいろ感じたことを、忘れないように書き留めます。


2002年のアコースティックギターマガジンのロングインタビューを興味深く読んでいて、さらに数年前からバンドで斉藤和義さんのコピーをやらせてもらっていて、わりと長いこと気になってはいたんですが、今回群馬に来るということで、リーダーが苦労して確保してくれたチケットに感謝感激しながら参加しました。


聴いて、観て、僕の根っこにある2つの核を認識しました。

というのは、同じ年齢の「スガ シカオ」という存在、そのライブと比較したからなんです。

シカオちゃんのルーツはスライ、P-FUNK、プリンスといったFUNK。FUNKは、僕はマイケルという門をくぐってから好きになって、これは僕のルーツのひとつ。シカオちゃんを好きになる理由も自分で分かる訳です。

一方、せっちゃんのルーツはストーンズ、ビートルズ、ZEP、ジョニーウインターといったブルース仕込みのロック。これまた僕の趣向のひとつである訳です。

シカオちゃんは元々真っ黒なFUNKをルーツにしながらも、ジャミロクワイや90年代以降のジョージマイケルが提示している、ソフィスティケイトされたFUNKを日本で提供する数少ない人。打ち込みを使った浮遊感のある音も魅力的で僕は好きなんですけど、そこにストーンズの影響は感じないんですよね。

で、せっちゃんの音には浮遊感は全くなく、ダウン・トゥ・アース。ライブ中に何度も感じましたけど、アウトロでは、ストーンズの「ストリート・ファイティング・マン」のような、同じリフやパターンを繰り返しながら、脳がトリップしてしまいそうなグルーヴをつくっていました。

要は、マイケルから派生した趣向と、ストーンズから派生した趣向の両面を、シカオちゃんとせっちゃんからそれぞれ感じ取ったということです。

しかも、せっちゃんのつくるリフはFUNKを感じさせるものもあって、なんとも魅惑的でした。
それでも僕はシカオちゃんの方が好きなんですけど、こと、ギターの演奏能力に関しては、シカオちゃんとせっちゃんでは雲泥の差。明らかにせっちゃん方が格上です。

シカオちゃんって、元々プレイヤー志向ではないので・・・。最近は得意げにギターソロをかましたりもしますが、微笑ましくなるくらいあやしい速弾きになんですよね(僕はファンです。けなしてません)。

せっちゃんは、元々メタルの速弾きからはじまっているので、今はペンタトニック+αのブルージーなリックが大半ですが、基礎が違います。まぁ~良い音してました。

最近ギブソンがせっちゃんの為につくった、P-90がリアに一発だけ付いたゴールドトップが凄いのなんのって。こりゃ、レスポールが欲しくなってしまう・・・。ハムバッカーではない、サンバーストでもない、あくまでもP-90付きのゴールドトップ!


なんてことはさておき、ライブはニューアルバム「45 STONES」の曲を中心に進みます。前にも書いたけど、そのストーンズ的グルーヴがたまらなく刺激的。せっちゃん含めてトリプルギターの編成ですが、かなりの割合で本人がソロをとってました。

途中ではキーボードでの弾き語り、その後にはドラムをたたきながら歌ったりと、何でもアリ状態。マルチプレイヤーここにあり、って感じ。

「やさしくなりたい」では、松嶋菜々子さんからもらったという直筆メッセージとサイン入りエプロンを着ました。書いてもないのに「反町と別れてきます」と指さしながら読んでみたり、楽しいMCです。

渋川のご当地ネタとして、一緒に仕事をしたことのあるコピーライターの一倉宏さんと、俳優の渋川清彦さんのことを話してくれました。二人とも、名前は知らずともその活躍ぶりに「あ、これって!」と驚かれるかもしれませんね。もしご興味があれば、検索してみてください。


そして、群馬のご当地ネタとして、メンバーがハーモニカとギターでマリオネット風フレーズを奏でてくれました。フレーズ完コピでないところをみると、もしかしたら○○○○○○的配慮があったのか? でも、ギターにテープを張って布袋さんモデルに近くしていたし、氷室さんのポーズを真似たりと、なかなか楽しかったです。しかも、それに先立つメンバー紹介の時に、せっちゃんが自分自身を「布袋寅泰です」と名乗って、布袋さんの声真似をしたんです! その後は・・・独特の間が生まれていました。


その他にも、KARAのヒップダンスとペンギンダンスを踊ったり・・・大変でした。そうそう、暗転しているときに、ある野太い男の声援が前半多かったのですが、せっちゃんが、「男は黙って」と言って笑いを取ったら、その後、男の声援が無くなっちゃったんですよね。あの人、凹んだのかな?


音楽的に書きたいことはまだ山ほどあるんですけど、疲れたのでまた後日。


結論は、

「次回以降のツアー、また必ず行きます」

です。

国内では、B'z、シカオちゃんに次いで3番手になりました(私の趣味)。歌うたいとして手本させてもらってますし、もっと研究させてください。
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