早朝一番のフェリーに乗って宗像大社の中津宮、沖津宮遥拝所のある大島に行く予定でした。
神宿る島、宗像大社。ずっと行きたいと憧れていた土地。
織姫、彦星の七夕祭りが大島で次の日に行われる予定だと現地で知り、凄い楽しみにしていました。(8月6日の回顧日記)
しかし、天気予報が午前中雨なので、日帰り予定でしたし、レンタサイクルも出来ないかなぁ、、と半ば諦め、朝雨の場合の変更プランを急遽前日夜に考えました。
早朝5時は雨でした。フェリーは7時少しすぎなので、5時の時点で、変更プランに切り替えましたが、私達が動き出す辺り7時には宗像市内は晴れました。
気を取り直し、宗像大社近くの織幡神社へ。ただ地元のパンフレットをみて、何となく決めました。
しかし、この神社は、色んな意味で、本当に行って良かったです。大島中津宮までいかなくても、神宿る島、沖津宮を遥拝できる場所もあったのです!
かなり大好きな神社の一つとなりました。
神社に早朝に到着したら、快晴。1人だけ、参拝された方とすれ違いましたが、その後は2人だけの参拝でした。何羽ものトンビや小鳥が気流にのって、それは気持ち良さそうに悠々と飛びます。
鳥の鳴き声が心地よい。期待に応えるかのようにカラスも鳴きます。笑
御祭神は
竹内宿禰、志賀大神、住吉大神、
天照大神、宗像大神、香椎大神、
八幡大神、壱岐真根子臣
でした。
住吉大神は表筒男、中筒男、底筒男の三柱。
宗像大神は、宗像三女神です。
全て三柱ですが、後日宗像大社のガイドさんの話によると、海は広く果てしないから、沿岸、沖合、遠洋にわけて三柱とし海人族は航海を神に祈ったのだろうとのことでした。
太古は使者は死者と呼ばれるほど海の安全など自然任せだったようで、海の神様にすがる思いを持ったのでしょう。
月の満ち欠けを見ながら潮流を読み、湿度や風など感覚を研ぎ澄ましながら海を渡り、様々な技術を経験で知ったのが海の民だったと思います。
宗像大社の沖津宮などは、島の周りが何十キロも海。海が荒れた場合は、海人にとっては島があることで生命が救われた思いで辿り着いた場所だった気がします。
宗像市内にあります、海を眺望できるこの織幡神社は海の神様を沢山祀ります。
香椎大神とは新羅への三韓征伐をした神功皇后。八幡大神は応神天皇とも言われています。
また、壱岐真根子臣とは、武内宿禰を守るために命を投げ出した御方のようです。
次の日に壱岐島に行ったのですが、偶然この方のことかも?と感じる話を博物館の学芸員の方から聞きしました。(後日紹介します)
織幡神社はこの辺りでは宗像大社に継ぐ神社だそうです。
しかも、織幡なんて、機織りを思わせるし、丁度旧暦では七夕🎋あたりだし、(8月6日参拝)と神社の鳥居をくぐる前から、鳥や空気感、氣が陽気で、とても気持ち良く感じました。
つづく