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大善人へ身魂磨き

紫雲 4 瀬戸内海国立公園

空海が生まれた香川県には紫雲出山があります。ここは、浦島太郎が玉手箱を開け出た白煙が紫色の雲になって山にたなびいた場所として瀬戸内海国立公園に指定されています。




紫雲出山は、桜とあじさいが美しいことで有名で、季節ごとに沢山の桜や紫陽花が雲をピンクや紫に染めるからこの名前がついたのかもしれません。



紫雲出山検索画像より


古代の石器や土器も出てくる神秘的な場所です。海やそこに浮かぶ島の景色が美しい絶好のスポットです。妹にお願いして連れて行ってもらいました。


私が行った時は、まだ肌寒く花が見事とは言い難かったですが、上から海を見下ろすと、枝しかつけていない木々さえも珊瑚の様にも見え、ここは龍宮城かなとさえ思える、龍宮伝説に相応しい綺麗な素敵な場所でした。


妹は桜のシーズンになったらまた来たいなと言っていました。妹の住む高知からは高速で2時間少しで行けるんです。


紫雲出山にはイノシシに注意の看板が沢山ありました。シシガミ様がお護りしている山なんだと思いました。


画像もののけ姫より


ところで、妹と妹の親友の熊さんが長年している神社巡礼の旅に少し前から参加させてもらっています。運転をしない私は後部座席で景色を眺めたり、ボーっとしたり、ねたりと交代で運転する2人には頭のさがる思いです。


ふたりは夫婦漫才のように面白い話をしながらドライブします。妹はボケつっこみを1人でこなします。熊さんは優しく受けて笑って返すんです。2人の会話を聞いていると楽しいです。


また、毎回のようにそのドライブ中、山道を運転する2人の前にイノシシがのっそりと横切ったり、チョコチョコ猿が横ぎったり、白鷺が現れたり、本当に色々あって、さらに楽しませてくれます。


野生の動物の熊にはあったことがありません。美人な熊さんが一緒に行ってくれているからかな。


日本神話に出てくる山神様の化身は動物に姿を変える事もあります。動物達が食べたり食べられたり循環しながら生きる自然の姿を山や川や海は想像させてくれます。


自然の景色や季節の移り変わりと様々な日本の神話や伝説は結びついている気がします。紫雲出山は美しかったです!日本は海に囲まれた本当に綺麗な国だなぁと思います。


つづく

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