小さい頃はお母さんの味を意識しなかったけれど、やっぱり味覚は長年お母さんを覚えています。
実家に帰ると、母がつけたらっきょう漬けがあり昔は食べようなんて思わなかったけれど、春帰省した時食べてみたら美味しかったです。
毎日の美味しい料理だけでなく、季節毎に、らっきょうや梅を漬けたり、干し柿作ったり、私は干し柿は甘すぎて苦手ですけれど、その様子を見てお母さんって色々凄いなぁと思っていました。
私も、母を見習って今年は梅だけでなくらっきょうも漬けようと、2袋かって2瓶つけました。鳥取産の大きならっきょうです。1週間もすれば食べられるのですが、あまりに美味しくて、私が既に沢山食べてしまいました。
子供達には好評ではありませんが、私だけポリポリ、夏バテ気味の身体が酸っぱいらっきょうを欲するのでした。
母は、お酒呑みの父の健康を気遣って、ゴーヤや青菜、人参、青汁、バナナ、りんごをミックスした野菜ジュースを毎日朝飲ませていました。
血圧の高い父、脳梗塞も患った父の健康を気にして、血液サラサラになる玉葱をスライスして食べさせたり、父は酒呑みなのに、長生き出来るのは母の努力の賜物です。
母の味。母の愛。いっぱい溢れた実家に早く母が元気になって戻ってきて欲しいです。色んな治療のお陰で数値が良くなってるみたいです。
自分で漬けたらっきょうを食べながら、母の味を思い出してしまいました。
お母さんくらい人に良くした人が苦しまないように、辛くないようにと思っています。明るいし優しいしワッハッハと笑うし、良くなる、良くなると思っています。きっと大丈夫!