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大善人へ身魂磨き

武士道スピリット

新渡戸稲造は武士道(The soul of Japan)を英語で書いて欧米に日本の魂を紹介しました。セオドア・ローズベルトはこの『武士道』に大いに共感し、日露戦争の講和に尽力し、ノーベル平和賞を受賞します。ジョン・F・ケネディ大統領も、『武士道』を座右の書の一つに挙げるなど、日本人の魂が世界の人へ与えた影響は多大なものでした。


独りよがりや私事へ存念するような精神は見苦しいものというのが武士の精神です。


武士が私事で刀を抜くことは重大な責任を問われ、生涯、刀を抜かない武士も少なくなかった、とありました。


時代劇は、刀をふりかざしますから、武器をもった強いもの勝ちかと思っていたら、武士には高い精神性が求められ、故に刀を所有するものは、刀をどう使うか、使わないかをその精神に委ねられたということですね。


「武」の字は、「戈」と「止」になります。

「戈を止める」と書いて「武」です。


「武」とは戦う事ではないのです。「戈を止める心」をもつこと。戦わない世界を作る事が武です。


日本には、剣道、柔道、合気道など、一見たたかいのようにみえる武道がありますが、武道は、その技を磨く稽古を通じて人格の完成をめざしたもののようです。


武と同じ部首を持つエビスは、戎とも書きます。恵比寿、蛭子などとも。

戎の「戈」と「十」。エビス様が福の神なのは、戦いをも和するからかもですね。


七福神でエビス様だけは日本由来だと言われています。日本は和の国です。武士道精神が残る国だと思います。


地球が究極な危機にさらされる今こそ和する道を模索出来ないのだろうか、、、と思います。


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