先祖供養でお線香は欠かせません。家で火を使う時は、料理をする時と先祖供養の時だけです。
食べ物は火を通すことで安全にしかも美味しく食べる事が出来、心まで温かくしてくれますね。
昔からお盆には、迎え火や送り火の習慣もあり、火は霊魂にとって目印なのかなと思ったりもします。
自分の中に繋がる数えきれないご先祖の中には、悪いことをした人もいて、浄化出来ない人もきっといるはず。それほど沢山のご先祖さまの末が自分だと思いますし、自分の根っこのように感じてもいます。
自分も悪い事を言ったり、したりした事があるし、それが人間なのだとしたら、どのレベルで昇天出来るか出来ないかも私にはわからないですから、
食べ物、特にナマモノが火によって滅菌されるなら、過去に生きた人の御魂で悪い事や遺恨がありこの世に残ってしまった悲しい霊魂が、火によって浄化されないはずはないと信じています。
火により燃やすとか排除するイメージではなく、ほのかな灯火を目印にし、集めて温めて上に上げるイメージでおこなっています。線香は短いものではなく、煙がきちんとたち、香りが好きなものを選びます。
火をイメージした時に、漢字の火をあらわす部首の「灬(れっか)」と心をあらわす「⺗(したごころ)」の部首が似ていて、火は心をあたためることに似ている!
だから、火は亡くなった御魂の冷えた御心を温めて昇天させる力がある
と(私の脳内で勝手にイコールで)結びついたので、随分昔から実践しています。
続けるうちに、やはり良い事だと確信していますので、どんどんと同じ様に感じて真心から行動する人が広がるといいなと思っています。
そういう事は、他にもあり、まだ初心者マークの身ですが、坐と暝想はなんだか良いです。
坐道を真剣に紹介してくださるブログで学びながらやっています。土に杭をうつように坐るのが「坐」だと、教えていただきました。
杭って、根っこみたいです。土は全ての根を育みます。根は一朝一夕に伸びません。また、この根を伸ばせば良いことあるかな、とかも考えず、黙々と伸ばします。
土に人。漢字のイメージからも坐は、大地にじっと座るイメージがあり、これも継続あるのみですね!
先祖供養に関しては、お線香の火で、自分の根っこであるご先祖さまの昇天のお手伝いが少しでも出来るならいいなと思っています。
命ある限り、命を繋いで過去に生きてくださった先祖のお陰様に感謝し、
また、坐は無心で、全ての恵みの基盤である大地に感謝して根を下ろすように坐るイメージで(実際は椅子にすわりますが)、継続あるのみです!!!
【先祖供養、先祖の画像はお借りしました】