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大善人へ身魂磨き

亀卜と亀甲紋

亀の甲羅を使った占い、亀卜の続きです。


占いについて書いていますが、未来は決まっている部分もあるだろうけど、自分次第で変えられる部分が大切だから、未来を聞いたり、頼ることなく白紙に色付けして生きていきたいなとは思っています。


亀卜の神事をそれでは何故調べているかというと、伝統に近いものを感じているからです。


亀卜は太古、おそらく大陸から持ち込まれ今なお続いており、長く続いているものには、それなりに、または頭では解らなくても大切な意味が隠されていると思います。



特に、今の時代は新しいものが次から次へと出て、ほんの少し前のものが、化石のように言われ、新しいものほど価値があるような時代に生きているからこそ、本当に大切なものや伝統が、理解不能だからといって埋もれて欲しくないと思います。


亀は、甕の響きがあります。甕は棺に太古は用いられ、棺は、日月の響きがあり、陰陽に繋がります。見えない世界に旅立った故人の復活が、言霊に感じられます。








また、亀甲紋は、出雲大社のご神紋です。また、丹波国一の宮の出雲大神宮は亀岡市にあり、亀岡は江戸以前は亀山と呼ばれていたようです。


日本海側にあります元伊勢籠神社は、浦島伝説など亀に関係する説話がありますし、奥宮の眞名井神社のご神紋は昔は六芒星の籠目紋でした。六芒星は正六角形。亀の甲羅の形でもあります。





また、麻の葉模様も六芒星の星マークであり、麻は成長が早く、縁起の良いマークとして、すくすく育つようにと子供の衣服に使われたと言われています。





禰󠄀豆子も麻の葉模様を着ています。


麻といえば、大嘗祭で使われる忌部氏のアラタエの織物について思いうかべます。



この六芒星についてですが、ユダヤのマークと言われていますが、このマーク自体にはユダヤだけでない、深い意味が確かにあるようですね。


上向きの△は物質(肉体)の霊(魂)への上昇、下向きの▽は霊(魂)から物質(肉体)への下降を意味しているみたいです。二つ合わさって魂と肉体の調和を意味しています。


ご先祖様への三本供養も下向きの▽の形に線香をたてますが、そうする事で上向きの△が見えない世界で出来て、ご成仏を助けるようです。







物質と霊は一対であり、天地や、光と闇、火と水、男女なんかの異なるエネルギーの調和、融合を表したマークのようです。和合こそ、悪い状況ならそれらを溶かし、良い状況なら、それらにうねりを起こすイメージがしています。


亀卜は、甲羅を火で焼くわけですが、亀は水のそば生活もします。甲羅はアーチ形で天を象りながらも、四つ足は大地を踏みつけるわけで、火と水、天と地など亀にはいろんな対の隠された意味合いがあると思っています。



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