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大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

十牛図 第9図は「返本還源」

2021-11-04 06:51:00 | 神話・物語・本から

9図「返本還源(へんぽんげんげん)」は、「元にもどり、はじまりにかえる」という意味のようです。


和、輪、環となり全てがぐるぐる回って生まれ滅しまた生まれる。自然や水の循環。月の満ち欠け。食物連鎖における動植物の命。ヒトの命。


散ったり、咲いたり、枯れたり、うまれたり、食べたり、食べられたり、無くしたり、得たり。泣いたり、笑ったり。etc



良い時もそうでない時も、周りながら、巡りながら、生きるだけ。着地する静かな場所は本来同じ場所だけれど、螺旋階段を上ったり、下ったりしているようにも思います。









山に沁み込んだ天水が、大海から天に還るように1巡、2巡、3巡しながら同じあるべき場所に戻ります。少しずつ違う景色を自分は見ながら完成することの無い自分を工事しながら創ります。


月日が過ぎるのが早いですね。この世があっという間に過ぎる気がします。とまっていない。



動の時間、特別なことをしている時だけでなく、生きている、息しているその今の一瞬一瞬を、普段の生活や、ご飯を作ったり、掃除をしたり、仕事したり、子育てしたり、休んだり、頑張ったり、その一息一息を大切にしたいと思いました。


そして、静の時間も大切に、坐と瞑想を続けようと思います。瞑想の時間は胸の奥にある神聖な場所、御魂の場所、神様がいる場所、穢されない場所へ探求する時間。

雑多な日々の中、一息一息を静の中で感じることは、平和な静まった意識に還ることが出来るようにも思えます。

また、自分の中心的な意識状態に還ることのようにも思えています。