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札幌・円山生活日記

円山公園近くで間借り営業から独立開店です!~「サンドイッチとワイン 憂鬱な木曜日」~

地下鉄「円山公園駅」から徒歩約5分ほどの大通沿いの「サンドイッチとワイン 憂鬱な木曜日」。近くの小さな複合商業施設「∴PROJECT (ユエニ・プロジェクト)」の1階「MAGAACY kitchin」での間借り営業から独立開店した店です。道産小麦100%の自家製パンと道産牛ランプ肉を使ったローストビーフサンドなど拘りのサンドイッチが自慢です。自然派ワインやクラフトビールと一緒に“昼飲み”を楽しむことも出来ます。

本日は「サンドイッチとワイン 憂鬱な木曜日」で昼飲み×サンドイッチです。「円山商店街」界隈を歩いていた際に気付いた目新しい店ですが白い暖簾に記された店名には見覚えがあります。検索すると以前は「円山公園」近くの自称日本一小さな複合商業施設”「∴PROJECT(ユエニ・プロジェクト)」1階の「MAGAACY kitchin」に間借りしていた店が2023年4月に独立オープンした店のようです。店名の通り間借り店時代からのサンドイッチが主力商品のようですが自然派ワインやクラフトビールなども取り揃えられており‟昼飲み”が楽しめるようです。ということで午前中のテニスの後にランチを兼ねて出かけてきました。場所は地下鉄「円山公園駅」5番出口から「大通」へ出て東へ4~5分ほど歩いたところの「円山公園マンション」1階です(地図)。

「サンドイッチとワイン 憂鬱な木曜日」の店頭。2020年11月より「MAGAACY kitchin」で2年半ほどの間借り店営業(当初は木曜日、その後日曜日)を経て本年4月にオープンしたそうです。

個性的な看板と白い暖簾に書かれた店名。聞くとご店主の名前が「憂」さんで‟どんな字を書くの?”と聞かれたときに‟「憂鬱」の「憂」です!”と答えていたことと間借り時代の営業日から「憂鬱な木曜日」としたそうです。
‟昼飲み”ご推奨のようです。嬉しいことです。
スイタリッシュな店内のようす。イートイン用の席はカウンター5席(写真は前客が退店した後に撮影させていただきました)。

サンドイッチはテイクアウトも人気で在店中も何人かのテイクアウト客がやってきました。

本日は‟昼飲み”に来ました!と13時すぎに入店。イートイン用の席はサンドイッチを食べる女性客3+1人で占められていましたが残る1席に座ることができました。メニューを拝見。左はドリンクメニューで右は飲む人のみが注文できる「Alcohol限定メニュー」です。

まずはグラスワインの白を注文。2種類のうちから選択したイタリア・ヴェネト州の微発泡性ワイン「Lentico Vino Frizzante Col Fondo(レンティコ)」(税込みグラス800円)。もう1種類の白ワインは南仏の自然派ワイン生産者「エステザルグ協同組合」の「Côtes du Rhône – Plein Sud(コート・デュ・ローヌ プレン・シュッド)」だったのですが最近ヴィオニエ種が多いので泡系にしました。夏に良い感じです。

「Alcohol限定メニュー」からは「前菜盛り合わせ」(同700円)。
「前菜盛り合わせ」の構成はサンドイッチに使用される「自家製豚ハム」「道産ランプのローストビーフ」「キャロットラペ」「紫キャベツのマリネ」。豚ハムもローストビーフも肉自体の味わいが美味しく、しかも盛りが良いので“これで700円⁉”と嬉しくなります。

「前菜盛り合わせ」を食べ終わらないうちに最初の白ワインが無くなりました。赤ワインにいく前にクラフトビールのお勧めをご店主に聞きました。好みは夫々ながらもご自身が最も気に入っているのが「コエドブルワリー」の「COEDO-瑠璃-」とか。クラフトビールはワインクラーから自分で取り出します。

「COEDO-瑠璃-」(同700円)。「コエドブルワリー」とは埼玉県川越市(別名「小江戸(こえど)」です)に本社を置く株式会社協同商事のビール事業部門の醸造で「瑠璃」はプレミアムピルスナービールでさわやかな飲み口が特徴です。
一緒にいただくのは「鴨のロースト」(同1,500円)。「Alcohol限定メニュー」の中で「前菜盛り合わせ」と素材が重複しないということで選択です。もちろん鴨は大好きな素材です。

見事にレアに焼き上げられた合鴨胸肉。野菜は茄子、ズッキーニにトレビスです。美味しいです。


そろそろ〆に入ろうかと思い赤ワインを選びます。本日のグラスは仏ロワール地方の自然派ワイン生産者「Laurent Lebled(ローラン・ルブレ)」のガメイ種を使った「Ca c'est bon 2018(サセボン)2018 ローラン・ルブレ」と・・。

オーストリアの自然派生産者「Ernst Triebaumer(エルンスト トリーバウマー)」の赤ワイン「Blaufr nkisch rusterberg Ernst Triebaumer(ブラウフレンキッシュ ルスターベルク エルンスト トリーバウマー)2020」ということで後者を選択しました(グラスで同800円)。ワインの傾向が書かれたラベルがボトルについていて程よく濃厚。軽快な味わい”と書かかれていました。肉系のサンドイッチに良く合うようなワインです。

〆のサンドイッチを注文すべくメニューを再確認。定番の3種類と8月のスペシャル「アボガドBLTサンド」。
その時にテイクアウト客が入店し「ローストビーフサンド」を注文。ご店主は自家製のチャパタを温め丁寧にサンドを作っていきます。その作業が一段落したところで「アボガドBLTサンド」を注文。
「アボガドBLTサンド」(同1,100円)。本日いただいた料理と基本的に素材の重複がありません。食べ易いように2つにカットされて提供です。
アボガド、自家製ベーコン、レタスのボリュームあるサンドイッチです。自家製のチャパタの表面がカリっとした食感も良く食べ応えのある美味しいサンドイッチでした。昼飲みの〆にも最適なお供です。さすがに満腹になり半分はテイクアウト用に快く包んでいただきました。

以上で本日の昼飲みランチは終了です。大変心地よい時間を過ぎさせていただきました。仮に憂鬱な気分で入店しても飲み食べる内に爽快な気分になれるような気持ち良い店でした。ご馳走さまです。
会計を終え出た店前の大通り。奥に「大倉山ジャンプ競技場」が見えます。
「大倉山ジャンプ競技場」。そろそろ今年もサマージャンプ大会の時期です。

「サンドイッチとワイン 憂鬱な木曜日」
札幌市中央区大通西23-1-1 円山公園マンション 1F
Tel: 050-3145-0652
営業時間:11:00〜20:00
定休日:月曜+ときどき定休*テイクアウトやってます。
(2023.8.4)

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