オーストリア・ウィーンの邸宅をモチーフに造られたという豪華な館内が自慢の「ホテルモントレ エーデルホフ札幌」。“エーデルホフ”はドイツ語で“貴族のお屋敷”を意味するとか。その13階の日本料理「隨縁亭」 では【平日限定】特別価格プランとして【和の心スイーツ/隨縁亭「特別会席」&和ふたぬーんティープラン】を提供しています。
本日は「ホテルモントレ エーデルホフ札幌」で【平日限定/2日前迄要予約】和の心スイーツ/隨縁亭「特別会席」&和ふたぬーんティープランという長い名前のランチです。きっかけは札幌にやってきた次女夫婦が泊まったのが「ホテルモントレ エーデルホフ札幌」で夕食の送迎の際に初めてホテル内に足を踏み入れました。オーストリア・ウィーンの貴族屋敷をモチーフに造られたという豪華な館内が印象的でした。そんなところカフェ本のアフタヌーンティー部門を見ていると標記の長いプランの“和ふたぬーんティー”が紹介されており楽しそうなのでネット予約して出かけてきました。ホテルの場所は「大通」の地下通路から直結の「札幌文化芸術劇場 hitaru」などが入る「さっぽろ創世スクエア」の北側です(地図)。
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「さっぽろ創世スクエア」側から見た「ホテルモントレ エーデルホフ札幌」。
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「ホテルモントレ エーデルホフ札幌」のエントランス。
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豪華な装飾看板です。
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「ホテルモントレ エーデルホフ札幌」の1階ロビーフロア。オーストリア・ウィーンの貴族の邸宅をモチーフに造られたという豪華な内装です。ホテルは結婚式場としても人気のようで式を挙げたカップル名のプレートが廊下に数多く掲示されています。
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ホテルフロント。
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1階ロビーラウンジ。
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ロビーラウンジに飾られている胸像。廊下などにも多くの銘板付き絵画が飾られていました。
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豪華な装いのエレベーターで13階に上がります。
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日本料理「隨縁亭」入口。
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入口に置かれたメニュー。「和の心スイーツ/隨縁亭「特別会席」&和ふたぬーんティープラン」の表示がありません。2日前までの要予約限定だそうです。
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入口に飾られているのは東山魁夷画伯の版画でした。
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「隨縁亭」のダイニングフロア。
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北東方向に窓が大きく開かれたフロアは明るく落ち着いた和の雰囲気ですがこの位置からは眺望は良いとは言えませんでした。両側に個室スペースがあるようですがそちらからの眺望は不明です。
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「隨縁亭「特別会席」&和ふたぬーんティープラン」のテーブルセット。
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「おしながき」。期間限定でランチと和のデザートを愉しめる女性にぴったりなセットだそうです。
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ドリンクはフリーフロー。日本茶(煎茶とほうじ茶)にコーヒー・紅茶(冷・温)が用意されています。
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先ずは「前菜」の~春仕立て~「鰊レモン酢〆黄身百合根のグリーンピースソース」。春らしく食紅で桜色に色づけされた「花びらゆり根」がトッピングされています。
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前半の「特別会席」は、京都の名店で修行を重ね「ホテルモントレ京都」で料理長として腕を振るった髙木嘉美料理長が旬の食材を京風に仕立てたものとか。いきなり鮮やかで手の込んだ和の料理に“これは良いんじゃない‼?”と期待が高まります。
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続いて「お造り」。
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お任せ二種は真鯛にサーモンでした。こちらは普通です。
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「八寸」。
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左が「茄子の南蛮漬け」、中央が「ホワイトアスパラの摺り流しトリュフの香り」に・・。
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そして「隋縁亭シグニチャー厚焼き玉子」「桜海老の掻き揚げ」、そして「蓮蓬(よもぎ)カステラ」でした。
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通常の和食コースだとこの後は焼き物や揚げ物が出てくるところですが「デザート盛り合わせ(和ふたぬーんティーセット)」が控えているため「食事」です。「筍と菜の花の可愛いお稲荷さん」と「赤だし」。
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「筍と菜の花の可愛いお稲荷さん」は春らしい食材を使った見映えのよい料理。味付けも薄めで量的にも後半の「和ふたぬーんティーセット」に支障のない適量でした。
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続いては「デザート盛り合わせ(和ふたぬーんティーセット)」です。
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8種類の和デザートが2段トレイでドーン!と登場です。
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上段には「うぐいす餅」「餡子バターサンド」「桜の果物あんみつ」に「焼き菓子(和マカロン)」。
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桜アイスがトッピングされた「桜の果物あんみつ」は黒蜜が別添されます。
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下段は「みたらし団子と桜餡団子瓶入り」「はちみつパウンドケーキ」「抹茶葛餅」に「桜ケーキ求肥巻き」。
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「桜餡団子」はこんな感じで桜餡がたっぷりです。
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桜色に色づけされた「花びらゆり根」と「桜ケーキ求肥巻き」。
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フリーフローのコーヒーと紅茶。カップは DOROTHY FEIBLEMAN(ドロシー・ファイブルマン)氏のデザインによる「NIKKO(ニッコー)」製でした。
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煎茶椀も立派な和デザインです。以上で「和ふたぬーんティー」のセットは終了です。味的にも量的にも充実した仲々結構なセットでした。ただ値段(税込み1人4,200円)を考えると少し微妙かも。
例えば「ANAクラウンプラザホテル札幌」 のアフタヌーンティーはスイーツやドリンクがより充実して1人3,500円です。また「隨縁亭」では入口のメニュー表示にあるように1人3,200円でメイン(肉料理及び魚料理)が付いたコースの食事ができます。つまり「和ふたぬーんティー」のセットは本格的な日本料理の雰囲気と和スイーツによるアフタヌーンティー的なものを同時に楽しむことができるコースでホテル側としてもお得な価格設定なのでしょう。ただ女性でも楽しめるような量とコストを考えると仕方ない面もあるでしょうが両方とも中途半端になっているような印象がありました。最終的には好みによる選択の問題でしょうが勉強になりました。ご馳走さまです。
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食後は13階の「隨縁亭」から見てエレベータホール向こうの宴会場エリアを少し拝見。13階にはチャペルもあるようで同フロアは披露宴会場として使われるのでしょう。新郎新婦が登場して来そうな階段でした。
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神前式場「天星展」。
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そして1階のブライダルサロンです。立派なホテルでした。
「ホテルモントレエーデルホフ札幌」
住所:札幌市中央区北2条西1丁目1番地
TEL011-242-7111
アクセス:JR札幌駅から徒歩約7分。
地下鉄南北線・東豊線さっぽろ駅から徒歩2分。
日本料理「隨縁亭」:TEL 011-330-4461(受付時間 11:00~19:00)
(2023.4.20)