ぶれる軸もあると理解する
世間では「自分軸はぶれてはいけない」という話はよく聞かれる。
ぶれることの原因の多くは「弱い意志」だろう。
理念がない、信念が弱い、考え方が浅い、回りに流されている、などが表面化される。
特別な理由もなく、ころころ主張が変わるのは「軸がぶれている」と批判され「優柔不断」「ご都合主義」と
いったレッテルを貼られる人もいる。
結局、信用を失い、信頼されなくなり、いずれ誰からも相手にされなく。
いかに「ぶれない自分軸」を持つことが大切かがわかる。
しかし一方で、「ぶれてもいい軸」がある。
人間は、新しい体験によって価値観が変わることがある。
より良い価値観に触れると「今の価値観」から「新しい価値観」に改めたくなる。
その様子は、あたかも軸がぶれるように見えるが「レベルアップ」という意味で軸がぶれるならかまわない。
軸は本来、ぶれるもので、成長するに伴って「軸がぶれる」のは当然である。
レベルアップしていくにつれて、視野が広がり、成功へと繋がる。
つまり、軸には「ぶれていい軸」と「ぶれてはいけない軸」の2種類があることを理解することです。
大切なのは「軸がぶれる理由」です。
軸がぶれようとしたとき、どちらに該当するか見極めることである。
「弱い意志」で軸がぶれるのはダメですが「レベルアップ」でぶれるならオーケーである。