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私の生い立ち③

2021-12-08 13:16:43 | 日記
2015年に30年振りに再会した父は、2018年に肺癌で他界しました。

2018年8月末に、父の弟さんから電話がきました。
「お父さん、亡くなったんだわ。急に調子悪くなって、救急車で運ばれたら、肺癌が食道にも転移していて、1週間で亡くなったんだわ。」という内容でした。

私は母にそのことを伝えました。
母は、「1万円包むから、家族の代表として、お線香上げに行くなら、行きなさい。」と言いました。
私は、行くか行かないか、とても迷ったのですが、行かないと後悔すると思ったので、行くことにしました。

父の顔はとても穏やかでした。
今でも、最後にお線香を上げに行くことが出来て、良かったと思います。

父が他界して、父方との縁も無くなったので、父の弟さんの携帯電話の番号は消去しました。

ところが、2020年2月に、知らない番号から電話がきました。
友達かもしれないと思い、電話に出ました。
すると、父の弟さんからだったのです。
「今、胃癌の治療で入院しているのさ。退院出来るのは2ヵ月後くらいかな。」という内容でした。
私は「お大事にして下さい。」というしかありませんでした。

父の弟さんの病状はどうかなぁと気になりながら過ごしていたのですが、2020年4月のある日、携帯に、「○○の妻です。○○ちゃんにお話したいことがあります。電話できますか?」と、父の弟さんの奥さんから、連絡がきました。

連絡を取ると、「○○は亡くなりました。SMBCの株にお金が残っているみたいで、○○ちゃんと、○○くん(私の弟)にも、もらえる権利があるんだよね。」という内容でした。

ほとんど交流がなかった、父方のことなので、相談放棄したいというのが、正直な気持ちでした。

私は、生活保護を受給しているので、相続人になっている場合、どうなるのかを、市の生活支援課に相談しました。
すると、「マイナスの相続であれば、相談放棄できますが、プラスの相続の場合は、相続をして、市に生活保護費受給分を返納しなければいけません。」という内容でした。

正直、相続放棄をしたかったので、相続をしなければいけないことがショックでした。
でも、生活保護を受給している身ですので、仕方ありません。

ということで、父方との間に入っていた司法書士に、相続するむねを伝え、書類を作成してもらうことになりました。
結果、50万円程の相続がありましたので、相続した後に、市にほぼ全額を返納しました。

これで、父方との縁は、完全に無くなりました。
正直な気持ち、ほぼ縁の無い状態で過ごしてきましたので、相続のことが終わって、とてもスッキリした気持ちになりました。

2015年から2020年までの間に、父方とは本当に色々ありましたが、縁が薄かった父方の方々が、生きているのか死んでいるのか、わからないよりも、最後まで、しっかり関わることが出来て良かったな…というのが、今の気持ちです。

39歳と、もう中年になってしまいましたが、後は、自分の人生を前向きに考えて、歩んで行くしかないと思っています。


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2 コメント

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Unknown (akimilk613)
2021-12-09 11:39:50
コメントありがとうございます。
父方は、もう皆さん他界されているので、きっと今後関わることは出てこないかと思います。
縁は薄かったですが、良い形で最後まで関わることができたかなと思っています。
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Unknown (うつせみ和尚)
2021-12-08 23:12:48
説教じゃないけれど、お父さん方の縁が、この先あったときには拒否しないで欲しいと切に思います。
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