野良猫のフクちゃんが室内で子を産んで、そしてnow

2020-03-26 00:54:29 | 

私のところにいる三毛猫のナヌーは野良猫のフクちゃんが一昨年産んだ子。画像は2018年7月22日。この時はまだ1カ月前から裏庭に来ていた野良猫の子猫として。この2日後の7月24日に室内に入ったのを機に、私の飼い猫となる。この時にはまだフクちゃんがこの子の母猫とは知らなかった。

 

2020年3月18日

 

 

フクちゃんは昨年の2月頃か、シャム猫の子を産んだ。近くで産み育て私が眼にしたのはこの大きさになってから。室内に入ってきたこともある。室内に来た数日後、事故で血を流しているのを隣家のAさんが発見して、病院に連れて行った。Aさん宅の介護の効あって回復し、今はAさんのところで飼われている。

 

そして今年の2月に入って体に変化が見え始め、下旬に差し掛かる頃には痩せた体に腹ばかり膨らんだ様子から産むのはじき、いつ生まれてもおかしくはない気配になっていた。食べるものは室内であげるので日常的に部屋に入ってきている。でも室内で産まれては困るのでシャットアウトしなければと思いはしていた。だが外に出ることの多いナヌーのために裏の部屋の戸をほんの少しだけ開いておかないわけにはいかない。そこが厄介なところで簡単に入られてしまう。夜など帰って玄関のドアーを開く時、どこからともなく現われて室内に走りこんでいくというほどに、こちらの思い通りにはいかない。だから現実的に考えれば、産まれる子と無関係でいられるかどうかは分からない状況にあったということ。

実際にあったことの流れを辿ると。

2月25日/午後、裏庭で発情期のような声をあげつづけ、戸をよじ登ろうとさえする。そんな行動をするフクちゃんではないからその異様さに、室内で産みたがっている気配と感じて、産むのなら外のどこかでと戸は閉じたままとする。

2月26日/フクちゃん、姿を見せず。

2月27日/午後、入ってきて食べるとすぐに出ていく。いつもはしばらく室内にいるのが常なので、行動の違いを感じた.おなかの膨らみがなくなっているのを確かめ見る。産んだものと分かる。外に出ると、またおかしな鳴き声をあげていた。

2月28日/午後の3時半頃、入ってきたのをそれとなく感じていたが気に留めていなかったら、押入れの中から鳴き声が聞こえる。産んだ子を咥えて入ってきていたことに気づく。そのままにはできないので黒っぽい毛の子を手に入れ、猫のキャリーケースを裏の部屋の下に置いて中に入れる。後で見たら、空。

2月29日/午前中出入りしていると思ったら、午後黒い毛の子を咥えて入ってきていることを発見。すぐには外に出そうとしないでいると奥側の部屋にナヌー用にと最近買っておいた猫ハウス(だがナヌーは興味を示さず)に入り、見ると子供が増えているのだ。黒い毛の子を咥えてきただけであるのに、更に2匹増えている。目を疑いたくなる状況。

ハウスを段ボールで覆い、雨対策にビニールで覆い部屋の外、すぐ下に置いていた。ナヌーがいることだし、室内で面倒を見ることまで気持ちが回らなかったのである、その時には。

 

そうした何日かの後にキャリーケースをハウス替りにすることにして室内に移動させた。それが12日になって、母猫フクちゃんが子供を咥えてベッドに移そうとしだしたのである。それは困ると移した子をすぐさまケースに戻す。するとまた運び出す。という様子を見てやめさせようとしても無理かと思い、好きなようにさせることにする。

ベッドに移り、そのままそこで育てていくものと思っていたらそれから一週間後。フクちゃんがこんどは押入れの中に子供を運び始めた。それが3月19日。ベッドの上の子供たちの動きを見るのがたのしみでもあったのだが、押入れの中に入られると戸はあるし、中にノート類などを入れた段ボール箱の向こう側のスペースに入られたので姿が見えにくい。画像が撮れない。というようなことになったがそれから一週間ほど。3匹の子は中から出てきて室内をヨチヨチ、赤ちゃん歩きのような感じで歩き出すようになった。三匹の別種類の子。トラ毛、シャム猫、白毛猫。文句なしに、可愛い。

母猫のフクちゃんというのは変わった子で、元々は何処かで飼われていたことがあるのではないかと思えるほどにまとわりつき膝に乗りたがる。しつこいほどにまとわりつく傾向のある子。ただ、場所を問わずに壁で爪とぎをするナヌーには防ぐための対応をしなければならなかったが、フクちゃんは用意している爪とぎの場所でしかやらない。そういう点では全く手がかからない。ナヌーはむずかしくてつきあいにくいところもあるけれども、それとは全然性格が違う。母子ではあるが今では、行動にそれを感じさせるところは全くないと言って良い。ナヌーは、母猫を避けている。

 

奥に行って右側、箱の裏側が居場所の親子

 

子供たちは生後、ほぼ1カ月になる。体は20センチほど。

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