生まれてから4年4カ月目にして起きたBの行動変化

2024-07-06 22:42:50 | ペット

変化の始まりは令和6年6月24日辺りになると思う。昼は外に出さずに夜の時間、戸を開いて外の時間を持たせていたのだが、普通はじきに戻るか、遅くても深夜位までには戻るビックが、明るくなった朝の5時頃に戻ったことがあった。そんな時間になったのは初めてだったような気がする。それから落ち着きなく鳴くようになったこと。これはヌックにもあったことながら、ひとつ顕著だったのがそういう落ち着きなく鳴くビックが外を目指すように夜カーテンの頂まで荒々しく駆け上がったこと。そういう行動をとるビックを一度も見たことがない。すぐに出してあげたけれども、その後の日においては、夕方まで戻らないこともあった。

 

ビック

ヌックと一緒ならば落ち着き、ヌックもビックと一緒にいれば落ち着きなく鳴いたりする時間はないのではないかと、一緒になる時間を見たが、どうもそういうことではなく単にそれぞれがそれぞれの理由で夜も鳴いたりしているらしいと思い始めた。特にビックは外で夜中でも鳴き続けるのである。隣家の庭などに行って鳴き続けたりしないかと気になったが、裏庭で鳴くビックに入っておいでと戸を開いても、以前なら突っ走るように戸の間を通り抜けていたのが、動かないでこちらを見上げて鳴いているだけ。全然別なビック。なので何度かは首を掴んで中に入れるしかなかった。ただ玄関に来る時には自分から入ってくる。裏庭だと自分から入らないでこちらを向いたままというのは、かつては自分から入っていたヌックも同じで、こちらを向いたままなのだ。

 

2020年3月13日 生後13日目のヌック

そんなことで裏から入れられない時には、玄関前に戻った時にヌックを抱いて入れるしかなかった。夜道路を戻る時に近くで声がするのに気づくとヌックで、そのまま後ろをトコトコついてきて、道路から階段を上がり玄関に着いて中に入れたこともあった。外に出すということは場合によっては車道を横切ったりすることもあるということである。一度だけ車は通っていなかったが夜の時間、白っぽい毛の猫が横切っているのを見て、他には近くにそういう毛の子はいない筈、と思っていたらやはりヌックだった。帰る方向なので一緒に戻ったのだが、そういう記憶が外に出すことでの不安を思わせて、出すことには気がかりがあったし、ここのところヌックは外に出していない。

ひとつヌックに特徴的だったのは、こちらが帰る時、玄関のドアーの手前までやってきていることがあること。開いた隙に外に飛び出そうとする。ビックはそういう心配が全くない。ヌックに開いた隙に出られてしまったこともあるのだが、だからといつてどこかに走っていくというわけではない。玄関前で蹲っていたりする程度。なので抱き上げるのは容易なのである。

ビックを外に出すようになったのは夜中に鳴き続けられると安眠できないというのがあつた。その後見ていて思ったのは、発情期に似たなにかがあるのかということ。生まれて8カ月の頃に手術は済ませている。そういうことはない筈なのであるが、異常な感じさえする鳴き方を見せることがある。7月に入って4日、5日と過ぎてきているが、今はほぼ外にいる状態である。入ってくる気配は外から聞こえる鳴き声が近くになる事で分かるので、玄関の戸を開いてあげる。ビックは台所で水を飲んだりいつも食べる場所で与えるものを食べるのだが、落ち着きなく動き、体を休めようとしない。毛がささくれ立つような感じになっていて、いかにも生活の変化を感じさせる。どこでどういう過ごし方をしているのか、毛の見栄えも悪くなっているので、シャワーで洗い、ブラシをかけるなどした。そのあとも室内にとどまることなく、私も止まない鳴き声や動きを見て、外に出してあげることにしてしまう。室内に置いてもなにも変わらないのである。ヌックは昼の時間は、目下のところ押し入れの最上段に場所を決めて、そこから動かない。ビックが室内に来ても無反応。降りてこない。

生まれて以降、ずっと一緒のこの子たちの現在は、およそ考えられないことと言うしかない。ヌックは外に出さなくなっていて、出たそうな鳴き声をあげて窓のそばに行くこともあるけれども、その時だけでじきに忘れたように膝の上に来たりどこかでゴロリとしたりなどしている。だが、現在の感じだとビックが室内に落ち着ける気配は全くない。外にいる猫になっている。首輪はしている。ナヌーもほぼ外にいる猫なのだが、こちらはビックたちの生まれる2年前からいる子。ナヌーとは私とのつきあいの形が異なる。ビックは今のようになってまだ10日ほどでしかない。

発情期の飼い猫というのを経験したことがないので、ビックの鳴き方が普通ではない感じになる時そういうことを思ってしまうのだけれども、2月末に生まれて9月か10月の頃に手術は済ませている。落ち着きなく鳴く理由は分からない。それとは関係なく、ビックはそれ以前、私の顔を見ながら口を開けて2度、3度と鳴き声を上げることのある子だった。なにを訴えてのものか、分かる筈もなく。それにしても、いつまでも今のような状態が続くとも思えない。

 

 

手前のサビ猫が前年生まれのナヌーの母親猫であり、

翌年にはビックたちを産んだのです。「フクちゃん」と呼んでい

て、野良猫でした。

 

ヌック、ビックは母乳で育ったのです。


年末 / 3匹の近況

2022-12-29 22:58:59 | ペット
左ビック 右ヌック



全く性格の異なる御三方

三毛猫の雌のナヌー 4歳8カ月
シャムの雌のヌック 2歳10カ月
キジトラの雄のビック ヌックと同じサビ猫の母猫から同じ日に生まれた
(ナヌーも同じ母猫の子)

生まれて12日目のヌックたち



ナヌーは相変わらず、外に出ている。今朝はまだ暗い5時頃に出て行った。戻ったのは午後の4時頃だったか。また次の日の3時から5時頃か、外に出ていくものと思う。

30日記。ナヌーは外に出て2分もしないうちに戻ってきた。



6月の終わりの頃、急に外に出るとなかなか戻らないようになり、戻ってもじきに出ていくようになったヌック。道路わきにいるのを見かけたりして抱いて戻った。ついてこれるのでそのまま玄関まで行ったことがある。だが好きなようにさせていたものの、車の通る道路に出ていくヌックに危うさを感じるようになって、2,3カ月が過ぎる頃から、室内にいさせるようになった。それにヌックも慣れて、現在は外に出ない。ビックとヌックはいつも室内にいる。


ベッドの上で眠る御三方



似たような姿を見るのは今も変わらない


わが家のネコ// 今朝のヌックの異常なうごき//夜中にビックが咥えてきたものは何?

2022-07-11 22:47:40 | ペット

今朝の7時半近くだっただろうか。ヌックが入ってきたのは。外に声が聞こえたので、入れるように戸を少しひらいておいた。前の夜最後に見たときには、開いてもこちらを見上げるだけで入ってこなかった。朝の食べる時間だし、入ってこないとたべものを上げられない。というので、入ってくれて良かったのだが、ヌックの動きはやはり異常というしかないと思えた。鳴き続け、動き続けで、入ったばかりなのに今度は外に出たがってか、戸を開こうと懸命に足をかけ、カーテンを揺らす。こちらサイド、反対の側。そしてまた部屋の中を走っていく。というのを見つつ、食べるものをあげる時間でもあるので、用意をしてビックと一緒に食べさせる。それが過ぎると、また同じようなヌックの行動の始まり。こちらとしてはヌックも食べたことだし、あとはご自由にということで、戸を開いてあげた。

それにしても、鳴き続け動き回るヌックのこうした以前にはなかった異常な行動は、一体なんなの?  と思わざるを得なくて、発情期のようなもの?  と思ったりなどする。ヌックが7か月の頃に避妊手術は済ませている。三毛猫ナヌーは8か月目の頃で、雌猫の発情期の時の状態を見ていない。発情期の時の様子を知らない。ヌックに発情期があるとは思えないから、今の異常な動きの説明にはならない筈。先月の終わり以降に起きた変化をどのように理解したら良いのだろうか?  出掛ける時に玄関そばにいたりすると入れるように開いてあげる。ところが入ってはこないのだ。だからそのままにする。自分が入りたい時に入らせるしかない。

 

昨夜は23時頃、ビックが裏側の部屋に来ている時に、外に行くならどうぞと戸を少しひらいた。間があって、ビックは外に出て行った。というのも、昼間寝ていたビック、夜になってもそんなに動くわけでもない、運動も必要かななどと思ったからなのだが、戻ったのは30分ほどしてからだろうか。とくに気にも留めずに自分のやっていることに気をとられていたのだけれども、なにかちょっと聞こえてくるはずのない音を聞いたような、普通戻ればビックはそのままテーブルの上に座り込むなどして音を立てることはない。だが、耳につくような動いている音がする。なんだろうと思ってビックのいる方を見るとなにか動きがおかしい、そしてなんと黒い大きなものを咥えているのが分かったのである。細い尾らしきものが見える。というのが分かった瞬間、もうビックを外に追い出すことしか考えなかった。戸を開き、ビックを追い立てた。家の中でそんなものを咥えて動き回られては困る。ネズミではなかったのだろうか?  大きさといい尾といい。これまでも、ヌックは咥えてきたことはないが、ビックは昼の時間のことだがヤモリの子供を咥えて戻ったことは何度もある。その都度、追い出してきたけれども、今度のように大きなのは初めて。入る前に、なにか咥えてはいないかをチェックすべきということなんですね。出て行ったビックが戻ったのは、深夜の2時半ころだったと思う。

 


我が家のネコのこと /  Nがこのようになるとは思わなかった

2022-07-09 23:54:33 | ペット

2021年1月にネコのことを書いたのが最後なので、それから1年半が経過。

2020年2月末に生まれたヌック(シャム)、ビック(キジトラ)は2歳5か月になった。

 

生まれて12日目 母ネコと手前右ヌック、後方右この日まで右眼閉じていたビック

生まれた時から見ているので、当時のことがよみがえる。3匹で生まれて1カ月後に1匹は欲しいという家族にもらわれていった。ということで2匹が一緒に育つことになった。

 

 

茶色いのは母ネコの足

     

 

手前にいるのは2歳上のナヌー

 

 

2年前、2020年の頃の画像を連ねたのだが、こんな具合で一緒に生まれたビックとヌックは現在に至るまで変わりなく至近で一緒に過ごす存在だった。そのように変わりなくこれからもヌックはここで過ごしていくものと当然のように思っていたのが、先月6月27日を境に思わぬ成り行きを見るようになった。ヌックは外に出たがる子で、ちょっと裏の部屋の戸を開きなどすれば素早くやってくるというようなことがあって、注意が必要だった。ヌックが出ると、ビックもそれにつづくというようなのがよくあるパターン。外に出てもじきに戻ってくるのだが、できるだけ出さないようにしていたということがある。

 

いずれにしてもほぼ室内にいる子たちで、当然これからも変わりがないはずだった。それが、あることがあったこの2022年6月27日の夜以降、ヌックの行動が予想外のことになり、そして室内にいつかない子になってしまった。そのあることというのは、走り回ったりしていた子猫の時期もそれからも物が倒れたり落下したり、なにか困ったことをしても叱ったりすることはしないことを心がけていたのだが、ヌックはこの時が二度目か。ヌックが外に出ようとして、戸と網戸の間に入りこんで先に行こうとしたことがあったこと。それでは網戸の網が外に膨らんで枠から外れることになりそうだった。ヌックを摑んで引き戻して、結構きつく叱りつけてしまったのだ。向き合わせたヌックの目に怯えが見えた。感情が分かるのである。その夜ヌックは裏庭に戻っていて、いつもなら開いた戸の脇から走りこんでくるのが、すぐ下でこちらを見上げ、ちょっと鳴き声をもらしながら呼んでも動こうとしない。そこにいながら呼んでも動かないという状況をかつて見ていない。なので、自分から来る時を待たないといけないということにするしかなかった。

その夜だったか翌朝だったか、ヌックは自分から入ってきた。そしてじきにまた出て行って、午後に戻って、というように外にいるようになったのである。それまでほぼ24時間近く室内にいたヌックとは全く別な行動。それ以降は室内に入ってもじきに出ていく。ほぼ外にいると言って良いような状況。なにがヌックの中で起きたのか。今夜なども玄関そばに来ていて鳴き声を上げ続けている。ドアーを開いても顔をのぞかせるが入ってこない。仕方ないので食べ物を外においてドアーを閉じる。その後また声が聞こえるのでドアーを開くと、今度は入ってくる。だが留まる気配もなく、じきにまた裏の部屋から外に出ていく。もうこの変化はどうしようもない、という感じ。

抱いた時の感じは、変わりのないヌック。ただもっとずっしりとした重みがあったような。                     

 

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去年(2020)の秋亡くなったサビ猫フクちゃんが残したもの

2021-01-20 00:24:05 | ペット

2020年9月の中頃のこと、何かの拍子にヌックがノートパソコンの端に跳んできて、信じがたいことにキーボードのキーが二つ外れた。ZとXのところ二つ。キーの部分がなくなってもその下の部分を押せば入力に問題はないのだけれども、でも実際そんなことが起きること、考えられる? ほんと、思わぬことが起きるものでした。

前回の記事からもう6カ月。余りになるのか。年も変わりました。昨年、8月31日で生後6か月になったヴィック(雄キジトラ)の去勢手術を9月4日、そして10月4日にヌック(雌シャム)の避妊手術。双方にとっての変化。やはり雄と雌なので一緒に生まれた同士とはいえ発情期の不安があり、どちらかをともかく先に済ませてしまわないことにはと思ったりなどしていた。二匹とナヌーという3匹のネコがいる生活。これは考えもしなかった成り行き上のもので、特に2匹が増えた変化が思わぬ形だったということになると思うが、そんなこんなの日が過ぎてきてこの子たちも来月末で一歳になる。

母猫フクちゃんが亡くなったことに気づいたのが11月の下旬頃だろうか。6月に産んだ子たちと裏庭に現われていたのがパッタリとなくなった。夜など近辺で単独の姿を見たものだが、それもなくなった。寿命だったのではないかと思う。体も細り、ギリギリのところに来ているような印象を与えていた。

 

今年5月28日の画像。この時、2月末に産んだヌックとヴィックは3カ月近くになっていたわけだけれども、まだ乳首に口をつけているのも見かけた。そしてこの時フクちゃんはお腹を大きくしていて、またいつ産んでもおかしくないようなところにあって・・・そして6月の中頃か。4匹を産んだ。

 

最初にフクちゃんを見たのは、2017年の秋ごろだと思う。夜、裏のエアコンの脇に顔をのぞかせた時、気味の悪い印象だった。見たことのない黒っぽい毛で口の上に髭のようなものがあって、それがそう感じさせたようである。後になってその部分の毛色がそのように感じさせたことが分かったけれども、ずっと外に食べ物を置いてあげる程度だった。

 

2018年の6月に三毛猫の子猫が裏庭に現われた。そしてこの画像の2日後の7月24日から私のところの飼い猫になった。ナヌー(七の訛り)。

 

2018年8月

     

 

     

 

 

このナヌーの母猫がフクちゃんであることが分かったのが、8月に入ってだと思う。これが残っている最初の2018年9月の、フクちゃんの画像なんだけれどもナヌーがそばにいる画像もある。ナヌーはよく外に出ていたし、フクちゃんももう室内に出入りさせていたと思う。

 

 

親のフクちゃんのそばにいるナヌー

     

         

                                    

                       

 

2018年の12月11日、8か月ほどのところでナヌーは避妊手術をした。その頃から翌年の2,3月頃にかけてだったか、雄のシャム猫が裏庭に来ていて、一時期フクちゃんなどと一緒に室内にも入いれていた。画像を見て思い出したのだけれども最初は首輪をしていなかったと思う。野良猫だと思った。それから首輪をしているのを見て、飼われるようになったのか、と。雄のせいか?  きつい感じで家猫のイメージではなかった。

                  

               

            

 

実はこのシャムの雄猫に翌年の2月頃だったか、私の不注意でセキセイのMarkを咥えて出て行かせるようなことになってしまったのだ。まさに戸の間から外に出ようとするところを見てしまった。Markはその8年前の夏の暑い盛り、まだ十分に飛べない小ささで近くの道路端にいたのを保護した子なのだ。大切な子をそのようにして失ってしまった。責めるべきは、その時の自分の不注意。

 

左のブルーの子がMark

 

 

そうしたことがあって雄のシャム猫は二度と室内には入れなくなり、その後のシャム猫の記憶はない。近くにはいたのかもしれないけれども裏庭に見た記憶がない。

       

 

ともかく、2019年の4月になってフクちゃんがシャム猫の小さな子を伴って姿を見せた。毎日来ていた子だからお腹の中に子供がいたのであればそれとなく分かったはずなのに、気づかなかった。そのあたりの記憶がない。4月になって見たシャムの子は3月の中頃位に生まれたはず。そんなことを思いながら2月のこれらの画像を見てみる。ともかくフクちゃんは、どこかで飼われていたのではないかと思われるほどに、膝の上に乗りたがる、寝ていれば毛布の中に入りたがる。とにかく一緒にいることに慣れ、当たり前のように室内に入ってきた、

        

       

      

    

親子の間柄

 

全然子供を産みそうな体の気配などなかった。次月、3月のフクちゃんの画像がない。ナヌーのだけ。

        

       

 

 

そして、4月。最初にフクちゃんと一緒のシャムの子を裏庭に見たのは、4月17日。父猫は疑いもなくあのシャム猫。

   

 

この最後4月29日の画像の翌日だったか、隣家のご主人がやってきて、シャムの子が事故にあって血を流して倒れていた。これから病院に連れていくところだと言って、箱の中で死んだようにぐったりとした小さな体を見せてくれた。おどろき。突然のことなので現実のこととは思えなかった。私のところで面倒を見ている子かと思ったらしい。生きているようには見えなかったせいか、駄目だろうと思った。何日も入院すると費用がかかることもあって、奥さんが看護師というようなこともあり、家での治療ということになった。そもそもがどういう事故だったのか、隣家でも分からなかったようだが、その時フクちゃんをそばに寄せてなにか行動をしてくれることを期待したらしいが、フクちゃんは怪我をした自分の子に反応を示さなかったらしい。ともかくその後回復した子は、隣家の飼い猫になった。もうすっかり成長している。    

 

シャムの子がいなくなった後の2019年5月のフクちゃん

 

                  2019年6月

           

 

 

2019年7月

画像を見ると、また孕んでいるように見える。この頃だったか、一度押入れの中で産んだことがあるのだ。三毛猫と黒っぽい毛の子。鳴き声で気づいて見ると産んでいた。思いあぐねて箱に入れたまま裏の部屋の下に出してしまった。その後に子供たちは見ていない。

 

 

 

2019年8月

いずれにしても、フクちゃんは野良猫なんだけれども、毎日やってきていたということになる。

 

 

11月の画像。首輪をつけている。ナヌーの母猫だし、家にいる猫のようなもの、という感覚もあった。ただ気になっていたのが、また子を産むだろうということ。そして、自分のところで面倒を見るわけにはいかないだろうこと。

 

2019年12月

     

 

2020年2月29日。子供を産んだ日のフクちゃん。室内で生まれてしまうという、おそれていたことが起きてしまったというところか

     

 

翌日、3月1日のフクちゃんの画像。

 

室内で生まれた子たちをどうしたものかと思ったのである。いつ生まれてもおかしくはないような体をしているフクちゃんに、室内で産まれては困ると思いつつ、室内に入れないようにしたわけでもない。結果、そういうことになり困った挙句、とりあえず子たちのいるハウスを大きめの段ボール箱でおおいそれをビニールで覆って戸のすぐ下の外に置くことにしたのである。フクちゃんが食べるのは室内で、という形にして。

 

 

10日近く外に置いたままだったと思う。母猫フクちゃんは食べる時だけ室内に来る。という形だったのだが結局、考えを決めて室内で育てさせてあげることにした。

 

何故かキジトラのヴィックは生まれてから10日余り右目が閉じたままだった。

 

4月4日にこの子は隣家の人の仲介があって欲しいという家族にもらわれていった。

その前日の画像。

 

これはもらわれていった当日の朝の画像。

 

 

 

 

 

2020年5月

 

 

 

結局、5月31日で子供たちが生まれて、3カ月経過。そこで母猫とは別になって良いかな、と考えてその日をもってフクちゃんを室内には入れないことにした。というのもまた子供を産む日が近いという様子から、室内では困ると思ったことがある。6月に入ってフクちゃんが外から入りたそうにするのを拒むことには辛いものもあったけれども、仕方なかった、それと6月の初め、ヌックの背の毛のおかしな感じに初めてバスルームで洗って見た時にノミの存在を知ったこと。変色している部分が血によるものであることを知ったのである。そのノミがフクちゃんからもたらされたものであることを思い、余計にフクちゃんは遠ざけなければということになった。

 

それからはかなりノミに対して神経質になり、ヌックのみならずヴィックもノミにやられていることを知り、ナヌーにも少ないながらいることが分かった。特にヌックとヴィックは毎日ノミ取り櫛を使い、いずれは消えてくれると思ったものの、その気配はなし。ノミは部屋の中のとくにベッドの近くなどにいて洗剤などを入れた液体の器を置くと100匹くらいはそこで死んでいる。掃除機をかけるとかなりかかってくる。そんなひどい状態。6、7、8月とノミとのたたかいがあったことになる。転機は、9月に入ってヌックが避妊手術の際にノミの駆除もしてもらったこと。そして10月になってヴィックが去勢手術をした際にも駆除をしてもらったこと。以降は、全くノミを見なくなった。全く消えてくれた。

 

 

2020年6月

6月15日。私のところから100メートルほど離れた所でフクちゃんを見るおそらくは子供を産んだ後。

 

6月24日

 

そうして7月の中旬になって、産んだ子供の姿を初めて裏庭で見ることになったのである。5月31日を最後にフクちゃんとは完全に内と外の関係になった。室内に来るのが当たり前のようになっていた、そして家猫のように膝の上に来ていた子に対してそのような対応になることに心苦しさを感じることもあったが、区切りは必要に思えた。また新しく生んだ子供たちと一緒になってもいたし。

 

 

それにつづいて他の子たちのことも知り4匹という数におどろいた。7月18日

 

 

それから半年が過ぎて、フクちゃんは既に亡くなり、最初に見た白と灰色の毛の子は全く見ていない。すぐ上の画像の茶の毛の子二匹だけが父親猫と一緒にいつも現われる。裏の戸の下に大きな水の器と、キャットフードの器を置いている。二匹の子の体の大きさに少し違いがあって大きい方の子がすすんで部屋の中に入ってくる。この画像の頃よりもっとふさふさモクモクとした毛の感じになっているように思う。可哀想だけれども野良猫状態のまま。

 

後方にいるのがフクちゃんと一緒にいた父猫

 

フクちゃんのことを思い出しながら画像をとりあげてみた。フクちゃんがいて、この世に姿を見せた子たち。ということを思うと不思議。この世に現われてくるということ。人間も同じだけれども、生まれるというのは生きることを始めるということ。先にどんな運命があるのかは分からない。でも現在の時間を生きていくこと。人間同様、フクちゃんの産んだこの子たちも同じ。

 

左からヴィック(♂)、ヌック(♀)、ナヌー(♀)

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