創価学会からの奪還 まぁ、ええか~

妻が創価学会員であるが為に悩み言い争う日々・・・私は決意しました。妻を創価学会から奪還すると!
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メローな時と風を求めて3

2005-12-21 17:41:18 | 読み物









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みなさ~ん、こんにちは~。
年末のあわただしい時期、ブログをお読み下さりありがとうございます。
如何お過ごしですか~?

ヘェ?あわただしい時期やから、あわただしくしてるって?

ごもっとも。

あわただしい時期ですけど、チョコッとお茶でも飲みながら旅行記でも読んで休憩して下さい。まぁ、いつものようにウダウダ書いているだけですけど。

それから、コメント書き込んでくださったみなさ~ん。ありがとうございます。時間が出来たらまたお返事書きますね~。今日は戦争の悲しいお話です。ではでは。


2日目~ 風も泣きますバンザイクリフ

バンザイクリフ・・・・・悲しい名前ですね。中上級者のダイビングスポットらしいです。サイパンの詳しい歴史は省略します。ネットで検索したらいっぱい出てくるしね。

私は今回のサイパン旅行を決めたとき、ここだけは絶対に訪れたいと思っていました。
61年前、米軍に追い詰められ北上して行った民間人や軍人達。この断崖絶壁から飛び降りた人たちは、その時何を思ったんやろ?何を考えて飛び降りたんやろ?
その名のとおり「天皇陛下バンザイ」って叫んで飛び降りた人もいたやろし、この海の遥か遠くの故郷、日本に住んでいる肉親のことを思い飛び降りた人もいたやろね。


  どんな気持ちで波間に消えた
  時代は遠くはなれても
  なんでむなしく忘らりよか
  風も泣きますバンザイクリフ(慰霊碑の原文)

絶壁の上には数々の慰霊碑が立っています。私は時間の許す限り一つずつ見て回り写真に収めました。

妻:「あきあこ、こんな所で写真撮らへんほうが、ええのんと違うのん?」
あきあこ:「なんでや」
妻:「人がいっぱい死なはったんやろ~、なんか写ってたら嫌やん」
あきあこ:「あのな~・・・・・(まぁ、ええか)」

妻はあまり歴史を知りません。って言うか、平和の団体に所属していても興味ないみたいです。昔日本がサイパンを統治していた事も、戦争で玉砕したことも。バンザイクリフの事も今回の旅行で知ったんやて。

死者に対して失礼やろ~って意味やなくて、霊的なものが気持ち悪いようです。

昔、この辺りは草木が覆い茂る場所やったそうですが、今は展望台が作られ観光スポットになっています。大勢の観光客が訪れています。慰霊碑をバックに・・・・・慰霊碑に足を乗せ・・・・・慰霊碑に登ってタバコを咥え記念撮影をしている人達もいます。話し声を聞くと・・・・・チャイニーズ。今の時期、訪れる観光客は日本人よりコリアン、チャイニーズのほうが多いみたいやな。

何ヶ月か前にニュースにもなったんやけど、慰霊碑にガムがべったりと貼り付けられてたり、悪口が書かれていた事があったらしいです。マナーの悪いのは一部の人達だけやろし、お互い思うこともあるやろけど・・・・・気分悪いです。

出発時間が押し迫ってきました。
(また、サイパンに来ることがあったら必ず来るで~。忘れへんからね~)
私はそんな事を考え、後ろ髪を引かれる思いでバスに乗り込みました。


続いて訪れたのは「ラストコマンドポスト」です。


サイパン旧日本軍最後の司令部、ラストコマンドポスト
手前には2基の高射砲が設置されている

写真ではわかりにくいやろけど、中央の大きな岩の中がくり抜いてあって、中に入れるようになっています。階段登っている人見えますよね。銃弾や砲弾の後が無数にありました。1944年7月7日(6日?)、斉藤陸軍中将・南雲海軍中将が自決し、サイパンは陥落、戦闘は終結しました・・・・・って、書きたいところやけど、現実の戦争はそうやないですね。

記録によるとここサイパンで米軍による日本人掃討作戦は、1945年9月に終了しているようです。サイパン陥落から1年以上も後ですね。最後は玉砕戦やったから残兵と共に数多くの民間人が槍を手に、米軍の雨あられのような銃弾の中に向っていったり(バンザイ突撃)、ジャングルに入ってゲリラ戦を展開したり。以前、満州の話でも書いたように、1945年8月15日以降も戦争は続いていたんです。

この辺一帯も当時は草木が覆い茂る場所やったけど、今は綺麗に整備されていて芝生が敷き詰められ、旧日本軍が使用していた高射砲なんかが展示してあります。が、これらの高射砲はジャングルの中から掘り出して観光用に設置したらしいです。

上陸して進軍するアメリカ軍には、この高射砲もあまり役に立たなかったようで、大砲の先が裂けているものもありました。何で裂けてるかって言うと、陸上から迫り来る米軍に対して高射砲を水平に向け、砲弾の爆発するタイミングを早めた結果、砲内で暴発したからやそうです。



ラストコマンドポストから見上げたスーサイドクリフ

断崖絶壁のこの場所もバンザイクリフと同様自決の崖です。海沿いを北上した人達がバンザイクリフから飛び降り、山側を北上した人達はこのスーサイドクリフから飛び降りました。

バンザイクリフから飛び降りた人の中には、米軍に救助された人もいますが、このスーサイドクリフから飛び降りた人は、一人として助かった人はいないそうです。また中央に見える大きな穴の中は洞窟になっていますが、その中に非難していた多数の子供達も砲弾で全員亡くなったそうです。この付近一帯のジャングルには今も多数の遺骨が回収されないまま散乱しているそうです。



ラストコマンドポストに設置された旧日本軍戦車

今回の半日観光でもっとも印象に残ったのがこの戦車です。バンザイクリフ、スーサイドクリフ、ラストコマンドポストの事は事前に知っていましたが、この戦車の事をツアコンのNさんが詳しく教えてくれはったので少し解説。

日本の戦車は米軍のものとは違い鉄板も薄く攻撃には弱いそうです。また、ジャングルの中では役に立つことが無かったらしいです。写真では大きさわかりにくいですが、乗用車ぐらいの大きさしかありません。中は凄く狭く三人乗りやそうです。

サイパンにいた日本兵の中には旧満州から出兵された方もおられて、この戦車もかっては旧満州で活躍していたそうです。旧満州は私の亡き父が従軍していた場所です。

(父はこの戦車に触れたことがあったやろか?)

私はなんや久しぶりに父に会えたような気がしたんで、集合時間までこの戦車の近くにたたずみ、何度も手で擦りつづけました。


実はこのラストコマンドポストの中で、チョッとしたトラブルがありました。戦争の悲惨な話を語ってくれるNさんの話を聞きながら、妻がデジカメで写真を撮っていると・・・・・

妻:「カメラが動かへん?あきあこ~、やっぱりこんなとこで写真とったからかな~」
あきあこ:「シーッ!話してはるやろ!」
霊とかの存在を異様に気にしている妻の情けない声を制止しました。
これやから宗教馬鹿は困るんや。場の雰囲気を読め!

デジカメがフリーズしてるだけです。電源ボタン長押しでもOFFに出来ひんから、バッテリーを外して、再投入して一件落着。


ラストコマンドポストを後にした私達は、バードアイランドやローカルの人が集まる綺麗なビーチ(たぶんパウパウビーチ)、シュガーキングパークへ。


バードアイランド

パウパウビーチではツアコンのNさんと、海を見ながら10分ほどお話をしました。Nさんはサイパンがかなり長いらしく早く帰りたいと嘆いていました。人にもよるらしいけど自分にはあわないそうです。断水、停電は当たり前で日本のような生活とは程遠いからだと。少し安いホテルだと断水や停電もあるらしいです。

それから、ノースウエストの破綻、大規模なリストラで、本来航空会社がしていたような業務を、旅行会社がやらなければいけなくなったとか、JALが撤退したので(定期便がなくなりました)現地駐在員の数も減らされて~とか、けっこう大変みたいですね~。

そうは言うもののNさん、現地のチャモロ人(一般人)にも人気があるようで、行く先々で水とかジュースとか貰ったり、ドリンク売り場の店員さんがいなければ急きょ店員さんになり代わりドリンクを売ったりとかして、じゅうぶん現地に溶け込んではりました。頑張れNさん。


シュガーキングパークの中にはサイパン神社って言うのがあります。
漢字で書くと「彩帆神社」です。


現在のサイパン神社

昔のサイパン神社の写真はここをクリック

サイパン神社は1944年に戦争で炎上しましたが、1983年に北マリアナ連邦の繁栄と平和、日本国との親善友好を願って再建されました。昔の写真を見てもらうとわかりますけど、現在のは神社らしくないですね。

日本統治時代は神主さんもいて日本人も沢山住んでいたから賑わってたらしいけど、現在は神主さんも住んでないただの慰霊地のような感じです。戦前から残るものには例のごとく銃弾の後が多数残っています。

で、神社といえば・・・・・嫌そうな雰囲気をかもしだしている人が、観光客に混じって一人います。妻です。

妻:「あきあこ~、一人で行って来て~。私この辺で待ってるわ~」
あきあこ:「そうか~、ほんなら日陰で待っときや~」
妻:「あ~っ、写真、変なとこ撮ったらアカンで~」
あきあこ:「・・・・・」

辺りは芝生が敷き詰められた公園やん。こんなとこまで来て創価を引きずらんでもええのに~。私は他の人らと神社らしき場所を見学し、当時の人達の事を考えながら、カメラのシャッターを押し続けました。


シュガーキングパーク、サイパン神社を後にした私達は最後の観光地・・・・・って言うか、このツアーが無料になる為には行かなくてはいけない場所・・・・・DFSに強制連行されました。ほんでお昼頃にツアーは現地解散です。

Nさん、ありがとうございました。

もちろん、妻は店内に踏み込んだとたん、目の色が変わっています。私は・・・・・退屈しています。アッチ行って、コッチ行って、アレ見て、コレ見て・・・・・1時間後ブランド物お買い上げしました。

妻のような人がいるから島内半日観光が無料になります。ありがとうございます。

しかし、女性の買い物に対する執念は凄まじいですね。お買い上げ後も一向に店を出る気配を見せまへん。

あきあこ:「あ~、そろそろお腹減ってへんか~?ビ、ビーチでゆっくりしいひん?アッ!マクドでハンバーガーでも買ってビーチで食べよ~、うん、そうしよう!」
妻:「もう一回ヴィトン見てくるわ~」
あきあこ:「・・・・・」
無視されました・・・・・orz

早く海に行きたいねんけど。
早くメローな気分に浸らせてくれ!


あ~あ、またウダウダ書いたんで予告した半分も書けへんかったな~。
と、いう訳で~

つづく

次回予告
ス、ス、スペシャル!
すべて見せます?!マル秘あきあこ画像!
謎のチャモロ人登場
お、お尻に棒が二本も突き刺さって?!
怪しいボージョボー



おまけ
宗教嫌いのアンチ創価らしい話もチョコッとだけしときましょか~。

今回の半日観光で、一部チャイニーズの不快な行動が目立ちました。韓国の人らはそんなことなかったです。まぁ、天安門事件以来、反日教育も激しかったみたいやし、彼らにしてみたら連合軍の戦勝地なんやろから、凱旋観光みたいなかんじなんやろね。

で、私が一番憤りって言うか不快ちゅうか違和感を感じたんは、バンザイクリフやラストコマンドポストでポツリポツリと漏らした妻の言葉。

「この人らの運命やったんやな~」
「こういう宿命の下に生まれてきはってんな~」

以前から妻や義母は私の亡くなった父母を含め、人の死を語るときに「運命」とか「宿命」とかいった言葉をよく使います。妻や義母にしてみたら悪気があって言ってる訳でもなく、「きのどくやったな~」ぐらいの意味合いで言ってるんやと思うけど。たぶん。

当事者や本人が身内の死を現実のものとして受け入れる為とかに言うんやったら、なんら違和感をもたへん。けど、他人の死を語るときに「運命」とか「宿命」とか言った言葉を使い、それがこの世の真理やとか事実やとか平然と言い切ってしまうことに、違和感を感じてしまう。

まるで亡くなった人たちが、生まれながらにして本人の意思や周りの状況に関係なく決まりきった人生を歩んでいる、神や仏の意思で決められた人生を送っているとでも言いたげに聞こえてしまうんやね。

このサイパンの地で亡くなった人達、自決した人も敵も味方も強制的に戦場に駆り立てられた人達も、それぞれの立場でみんな必死に人生を生きてはったと思う。ある人は郷里の父母や我が子を思い、またある人は目の前の我が子を思い。どんな気持ちで最後を迎えはったんやろ?

人生なんて自分の思うように生きられへん事も多いやろ。特に、あの時代、あの地で無念な最後を迎えた方々なんてほとんどそうやろね。でも「運命」とか「宿命」とかの言葉を使って人の死を語るやなんて、私にはあまりにも軽々しい言葉に思えてならへん。

メローな時と風を求めて2

2005-12-16 17:45:20 | 読み物









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2日目~ 我らサイパンを北上する

ノースウエスト何便やったか忘れたけど、私達を乗せた飛行機は乱気流に巻き込まれる事もなく、順調に飛び続けました。貧乏人の私らはもちろんエコノミーです。まぁ、小さい飛行機なんでファーストクラスなんてあらへんし、ビジネスクラスも座席がチョコッと広いだけやったけど・・・・・と、強がってみる。

機内サービスは最初から期待してへんかったけど、意外にも普通でした。フライトアテンダントさんは綺麗な人いたし(東南アジア系の人が顔が小さくて可愛かった。日本人はツンツンして愛想悪かったけど)機内食の鳥の照り焼き弁当は美味しかったし、機内映画は公開前の「Mr.& Mrs.スミス」を吹き替え版で見られたので得した気分やね。飛行機が到着したんで最後のええところだけ見れへんかったんやけど。ノースウエスト頑張れ!

たぶん、現地時間午前1時過ぎ、結局飛行機は予定より少し早く到着して、入国審査も問題なく通過、空港を一歩出るとそこには素晴らしい・・・・・真夜中やから風景もクソもあったもんやないです。

しかし、なんともいえない温度と湿度、生暖かい風、一見愛想悪そうやけど人柄がいいチャモロ人・・・・・懐かしい、やっと到着したって言うより、俺は帰って来たぞ!メローな時と風がある場所へ。
(注意:私も妻もサイパンは始めてです)

ようこそ!サイパンへ。

空港で出迎えてくれたツアコンさんの案内でバスに乗り込みホテルへ直行。こういうところはツアーのええところやね。マウイにウインド修行行ってた時なんて、全部個人手配やったから、乗り継ぎ案内も出迎えもあらへんし、空港からコンドミニアムまでは自分でレンタカー借りて運転していかなあかんし、旅行代金かて割高やしね。

今回泊まったホテルはサイパンの中心地ガラパンよりバスで南に10分ぐらいのところに位置する、「サイパンワールドリゾート」って言う所ですねん。

ビーチから見たサイパンワールドリゾート

名前忘れたけど、もともと日系ホテルやったんが、現在は韓国系の企業が経営していて今の名前に変わりました。

日本人もよく知っているサイパン第一ホテルも、現在は中国系やったか韓国系やったか忘れたけど売却したみたいで、名前が変わっています(旅行社のパンフは第一ホテルのままです)日航サイパンも現在セール中でお買い得らしいですよ~。サイパンのおみやげにいかがですか~。

話はサイパンワールドリゾートにもどして。
このホテルは現在凄く大きなウォーターパークを建設中で、2005年11月に完成予定やったんやけど、そんなんメローな時間が流れているサイパンで予定通り完成するわけがありまへん。2006年2月完成予定に変更されたみたいやけど・・・・・2月に完成するとは思えへん工事状況でした。

で、なんで今回こんな工事中のしかも中心地から離れた所にしたかって言うとやね、安かったんですわ。宿泊中は朝食がついていて昼食も1食付いていたって言うのが最大の理由です。工事中って言っても工事現場は完全に仕切られていて騒音もなく、おまけに海も綺麗なんですわ、ガラパン地区にあるマイクロビーチっていうところより。


部屋から見たビーチ

それにホテルの前には大きなジョーテンショッピングセンターって言うのもあるし、バスはもちろんのこと、タクシーもうまいこと使ったら無料やしね。

ハァ?タクシーがなんで無料なんやて??

あ~ん、その説明はまた別の機会に。

ちなみに、このホテル前のビーチはランディングビーチって言います。なにがランディングしたかって言うと、第二次世界大戦でアメリカ軍が上陸した場所なんですわ。

あっ、ホテルの紹介だけで、またウダウダと書いてしもた。

え~っと、ホテルに到着したんは夜中の2時半ぐらい。たぶん。とりあえずスケジュールいっぱいの翌日に備えて、荷物を適当にクローゼットに投げ入れ、目覚ましセットして即寝ました。


で、こっからが本当の2日目でっせ。

どんなに寝不足でも遊びに行くと目覚めはいいですね~。朝食は7時からやったんで6時半に起きて、即行シャワー浴びて私は準備OK。ほんで、妻は、って言うと・・・・・何で私より早よ起きてシャワー浴びてるのにまだ準備できてへんねん!今日のスケジュール決めたんは妻やで~。朝飯食いに行くぐらいで化粧なんかすんなよ~。

女性は準備に時間がかかりますね~。まぁ、ええか。

妻の準備が出来るまでのんびりとラナイでタバコを吸いながら海を眺めてました。ラナイって言うのはハワイ語やから、ここサイパンではラナイやなくてベランダやね。でも南の島ではハワイと違っても、ベランダって言うよりラナイって言葉の響きのほうがええな~。そのほうがメローな気分になれますやろ?

まぁ、そんなことどっちでもええねんけど。

さて、妻の準備が出来たんで7時半ぐらいに1階のレストランへ。もちろんバイキングスタイルで食べ放題。

まずはテーブルについて、すきっ腹にグァバジュースとマンゴジュースをコップ一杯づつ飲み干し、戦闘体制・・・・・ちゃうちゃう、お皿に料理を盛るわ盛るわ。喰うわ喰うわ。

妻:「あきあこ、まだ食べるのん!」
って、妻が怒ってますけど気にしません。旅行に来た時ぐらい腹いっぱい喰わせてくれ~。日頃からダイエットって口うるさい妻も、なんやかんや言いながら結構食べてます。しかし、なんで旅行に行くと朝食ってこんなに美味しいんやろね~。普段の朝食の3倍ぐらいは食べました。

写真撮るの忘れたけど、まぁメニューはだいたいどこのホテルでも同じような内容やと思います。ご飯に味噌汁、お漬物、納豆とかもありましたけど、日本食は少なかったです。鳥手羽のピリカラから揚げ、麻婆茄子みたいなやつとか、朝からけっこう濃~いものも食べました。

で、満腹になったところでコーヒーを飲みながら辺りを見渡すと・・・・・・なんか雰囲気が・・・・・今まで海外で感じたことないような雰囲気??

私が今まで行った海外旅行はビーチリゾートばっかりです。東洋人といえば日本人でした。10年以上前にグァムへ行った時も日本人ばかりやったけど、ここワールドリゾートでは、チャイニーズとコリアンに囲まれていました。

中国6、韓国3、日本1って割合です。ほんで昔は日本人の目から見て、日本人のマナーって悪いな~って思ってたんやけど、今回はホテルやビーチ、観光地で一部の中国人のマナーの悪さが目に付くことが多かったです。

レストランでも禁煙席でプカプカタバコを吸うのは当たり前、お皿を灰皿代わりに使い、咥えタバコで歩き回り、手掴みでフルーツをとってそのまま歩きながら食べたり・・・・・。さすがに咥えタバコの歩き回りチャイニーズはホテルマンに注意されてましたけど。その他にもゴミのポイ捨てとか、かなり目に付くことがありました。

それに比べ日本人・・・・・マナー良くなりましたね~。バブルの頃とエライ違いですわ。

ウハァ!まだ2日目の朝やのに、こんな長文になってしもたな~。この旅行記終わるんやろか。

まぁ、朝ごはんの話はコレぐらいにして、次いこか~。


部屋に帰ってしばらくラナイでのんびりしていました。目の前に広がる青い空と青い海、この、メローな時間がいいんですが・・・・・妻も一緒にのんびりしています。なんか嫌な予感がします。

ヘェ?なんで嫌な予感がするかって?

この日は朝から島内半日観光を申し込んでいます。もちろん私は準備できています。直ぐにでも出られます。時間待ちです。

で、妻ものんびりしています。

9時にはバスがホテル前に迎えに来ます。10分前には集合してね~ってツアコンの人から言われてました。時間は8時45分を過ぎています。

あきあこ:「そろそろ準備したほうがええのんと違うか~」
妻:「あきあこは準備できたん?」
あきあこ:「直ぐにでも出られるけど~、○○(妻の名前)は?」
妻:「服・・・・・何着て行こかな~・・・・・日焼け止めも塗らなアカンな~」
あきあこ:「・・・・・・」

と、いう訳で、例のごとくロビーに下りたときは9時過ぎ。既にバスが到着していてツアコンの人が探していました。

妻:「なんで、もっと早く言ってくれへんのん!」
あきあこ:「・・・・・」
他のお客さん、すんまへん。

バスはそれぞれのホテルを回ってお客さんを拾い、島内半日観光へ出発です。無料です。楽しみにしていました。どうしても行きたい所があったんです。

案内は某大手旅行会社の現地駐在員で、歳は30歳ぐらいの日本人の男性Nさんです。Nさんはもうサイパン駐在が長いらしく、真っ黒に日焼けした日系チャモロ人みたいな雰囲気をかもしだしてる人で、時々噛むことがありましたけど、ガイドも絵になってます。

バスは左手に海を見ながらビーチロードを走り、北へ北へと北上していきます。サイパンの観光って言えば・・・・・日本近代史に詳しい方は、バスがどこに向っているかわかりますよね。

ツアコンのNさんがサイパンの概要を面白おかしく、一般の旅行ガイドに載ってない話も交えて話してくれはったので、一つ二つご紹介。

サイパンのゴミ問題。
サイパンのゴミは分別していません。なんでもかんでもひっくるめて集めて・・・・・なんと全部埋めているそうです。途中で
「あそこに見える小さい山のような丘はゴミの山なんです~」
って教えてもらいました。

Nさんは話をするときに、クイズ形式でお客さんに問いかけます。

Nさん:「みなさん、サイパンってどこの国か知ってますか~?」
あきあこ、妻:「は~い」
元気な声で手を上げているのは、私達だけです。最初に私が大声で答えました。

あきあこ:「アメリカ合衆国!」
堂々と大声で答えました。
Nさん:「アメリカ合衆国だと思う人、手を上げて下さい~」
バスの中のお客さんは半分ぐらい手を上げてます。妻はなぜか手を下ろしました。

Nさん:「それじゃあ、手を上げなかった人、どこの国だと思いますか~?」
妻:「は~い」
元気良く手を上げているのは妻だけです。今度は妻が答えました。

妻:「北マリアナ連邦」
Nさん:「正解です!正確な名称を言えた人は、この仕事して初めてで~す」
ドヘッ、恥かきました~~。車内はシーンとしています。
そやけど正確な名称言えた人が初めてやって言うのも、嘘のような気がする。Nさんの気づかいや。きっとそうや。たぶん・・・・・orz

北マリアナ連邦。軍事と外交はアメリカ合衆国が行っていますけど、政治や経済は独立しているんですね~。ロタ島、テニアン島も北マリアナ連邦です。グアム島は同じミクロネシアですがアメリカ領なんやて。知らんかった。全部アメリカ領やと思ってました~。

Nさんのクイズ形式のガイドが続きます。

Nさん:「サイパンに信号機いくつあるかわかる人~?」
あきあこ、妻:「は~い」
相変わらず大声で手を上げているのは、私達だけです。もちろん、信号機がいくつあるか(何箇所?)なんて知りません。私が目で”当ててくれ~!”って、Nさんに訴えたら、Nさんは再び当ててくれました。今度こそ決めてやる!

あきあこ:「20シグナル!で~す」
バスの中がシーンとしてます。す、すべった・・・・・orz

Nさん:「おしい~、正解は19”シグナル”で~す。え~っ、サイパンでは信号機の数を”シグナル”って数えま・・・・・数えません、数えません!」
大阪出身Nさんのナイスフォローで車内からはオ~とかクスって感じの笑い声が聞こえました。やっぱり関西人は話しわかるな~。だんだん車内が和んできました。

Nさん:「それじゃあ~、サイパンには何人ぐらい日本人が住んでいるでしょうか?」
あきあこ、妻、その他何人か:「は~い」
Nさんを中心として少しずつバスの中が盛り上がってきました。

正解は・・・・・忘れました。1000人か2000人かそんなぐらいやったと思います。ちなみに、このとき当てられたら「1000ジャポン」って答えるつもりやったんやけど、当てられへんかった。くだらんシャレも3回続けたら笑いがとれるちゅうのは、関西の小学校で必ず教えてくれます。

ヘェ?そんなこと教えてへんって??

お、おかしいな・・・・・ね、年代が違うんかな~。まぁ、ええやん。


私達を乗せたバスはこんなふうに楽しみながら、北へ北へと北上していきます。ようやく最初の目的地に到着しました。今から61年前、このサイパン島を北へ北へと北上した人達がたどり着いた場所、風も泣きます「バンザイクリフ」へ。


バンザイクリフ

つづく

次回予告

サイパンで創価に遭遇?
メローな気分に浸らせて!
謎のチャモロ人登場
お、お尻に棒が突き刺さって?!
二人にいったい何が!!

メローな時と風を求めて

2005-12-12 20:25:46 | 読み物









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プロローグ

午後2時50分。
家の近くのバス停まで徒歩1分。JR○○駅行きバスの出発時刻は午後3時ちょうど。バスは1時間に1本しかない。

妻:「ちょっとは手伝ってえな~・・・・・も~、アレ入れたか~・・・・・あきあこは忘れもんないの~・・・・・アッ!あきあこのスーツケースに私のコレ入れて!」
時間が押し迫ってきても、いまだに用意の出来ていない妻のイライラが、ピークに達しています。

私は時間に対していつも余裕を持って行動します。仕事にしても友人との待ち合わせにしても電車やバスの時間も。今回の旅行の準備も前日に終え、出発1時間前にはのんびりとコーヒーを飲みながら時間をつぶしていました。

しかし妻は・・・・・前の日にちゃんと用意しとけよ~~!いつも出かける直前にバタバタしてるわ。当たり前やけど「早くしろや~」とか言うと余計に妻はイライラするから、「早く」って言葉は禁句です。ここは一つ大人の対応でやさしく・・・・・。

あきあこ:「スーツケースの鍵閉めるけど他に入れるもん無いか~?」
(このセリフ何回言ったやろ?)
妻:「エ~ッともう大丈夫やけど・・・・・」


午後2時57分。
あきあこ:「ほんなら、行こか~、もう時間無いで~」
妻:「戸締りしたか?火の元確認したか?電気は・・・・・」

(そんなもん30分前にとっくに終わってるんじゃ~!誰を待ってるかわかってんのんか~!!)

あきあこ:「もう、全部確認したで~」


午後2時58分。
妻は仏壇に手を合わせています。
早くせえよ~!10分前には家出るようにしようって言ってたのに、やっぱりこれや。

バスの時間がせまって来て私も次第にイライラしてきました。妻のスーツケースと私のスーツケースを両手に抱え玄関の外に運び、バス停まで走る準備を整えました。


午後・・・・・限りなく3時に近い!
妻:「私のスニーカーは、ええと・・・・・このパンツにこのスニーカーって変なことないかな~?あってる?」

(そんなもんどうでもええのや!!早くせんかい!)
あきあこ:「うん、大丈夫やで~、時間ないから走るで~」

両手にスーツケースを持ち、バス停までダッシュする私、それに続く身軽な妻。

午後・・・・・とっくに3時過ぎてる
道を曲がってバス停を見ると・・・・・バ、バスもう来てるやんけ!

身軽な妻はバスに手を振りながら私を追い抜いて、一足先にバスに飛び乗りました。
(ローカルなバスやから、手を上げるとチョッとぐらい待ってくれはるねん)

両手に抱えたスーツケースが足にゴンゴン当たって痛いけど、必死に走る私。

妻:「あきあこ~~~~、早く~~~~」

(なんでやねん!)


と、いう訳で・・・・・ジャーン!!

サイパン マニャガハ島ビーチ

みなさ~ん、こんにちは~、お久しぶりです~。行ってきました、楽しんできました、遊んできました、南の島、サイパン。

年末年始特別企画として、何回かにわけてサイパン旅行記をお送りしますね~。


1日目~ いざ出発

出かける間際になってバタバタするのは毎度の事。
結婚式を兼ねた新婚旅行では喧嘩ばっかりしてたんで、今回は新婚旅行のやり直しをしよ~って、だいぶ前から提案してたんやけど、ようやく実現しました。そやけど、妻は結婚当初から時間に余裕のない行動、ぜんぜん変わってへんな~。まぁ、ええか。

私達を乗せたバスは何事もなくJR○○駅に到着。駅前の切符屋さんで関空までの往復得々切符を買って、電車の待ち時間を利用してロッテリアで遅い目の昼食をとったのも予定通り。

今回の旅行スケジュールのほとんどは妻が決めました。え~、私はどっちかというと、何でもかんでも決めていく旅行は好きやないし、出来ればボーっとした時間を過ごしたいな~って思ってるんやけど、1人で行くんと違うし、日程も少ないから、まぁ、しゃあないか。

予定通り、出発の2時間前には関西国際空港に到着。手続きを済ませて空港内で時間をつぶし・・・・・時間をもてあましました。

ところで、今回は利用した飛行機はノースウエストなんやけど、ご存知のとおりデルタ航空と一緒で経営破綻しました。そやけど、ちゃんと飛行機は飛んでます。現在は連邦裁判所の管轄下で経営再建を図ってるらしいです。で、ガイドさんの話を聞くところによると、結構大変ならしいですよ~、働いている人らは。まぁ、その話も旅行記の中でボチボチ書けたらええかな。

で、私達旅行者には経営破綻した影響もなく、出発30分前に搭乗したんやけど・・・・・エッ??国内線??って思うぐらい小さい飛行機でした。今までそんなあっちこっち海外旅行に行ったわけちゃうけど、国際線の飛行機でこんな小さい飛行機はじめてやで。まぁ、空席だらけのジャンボ飛ばすと赤字になるやろから、しゃあないか。

それから、例のテロ以来アメリカの飛行機は、チェックがかなり厳しいですねん。私達は見るからに善人の顔してるんで(誰じゃ!プッって笑ったん!)預ける荷物はフリーパスやったけど(行きだけやったけど、こんなんでええのやろか?)、他の人は結構スーツケースを念入りにチェックされてました。

特にチェックの時からずーっと一緒やった、日本人なんやけど見るからにアラブ系の顔した人(童顔のフセインって感じの顔)なんて、通常のスーツケース検査や手荷物検査や身体検査はもちろんのこと、搭乗ゲートから飛行機に乗る通路内でも呼び止められて、摺ガラスのつい立ての向こう側で、再検査されてはりました。

大柄なこの男の人、慣れっこになってるのか、つい立から飛び出た顔には「やれやれ」って感じで、同行の人に苦笑してはりました。たぶんこの童顔のフセインさんは、飛行機乗るたびに毎回チャック厳しいねんやろね。

あっ、タイトルに書いてある「メロー」って言葉・・・・・あまり馴染みない言葉ですね。今まで記事に何回か書いてるけど、私は元アマチュアのウインドサーファーです。たいした成績は残してないへタレやけど、レースにも何回か出場してますねん。で、現役時代にはウインドサーフィンの聖地、ハワイのマウイ島にも何回か滞在してますねんで。

ほんで、その時にいつも感じてたんは・・・・・メローな時と風。
私のブログをお読みのみなさん。年末のあわただしいこの時期に少しでもメローな気分に浸ってもらえたらと思います。

ヘェ?メローの意味がわからんって?

読んだらそのうちにわかるねん!

日本時間午後20時30分、定刻より10分早く私達を乗せた満席の飛行機は、メローな時と風を求めてサイパンへ飛び立ちました。

つづく


次回予告

こ、この雰囲気は?
嫌な予感が・・・・・
シグナル!
凍りつく乗客たち!
サイパンでいったい何があったのか!!
ご期待ください。

創価学会からの奪還 最終話(後編)

2005-11-10 18:10:00 | 創価学会









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ここからは後編ですよ~。前編も読んでね。

ヘェ?なんで前編、後編があるのかって?

前編読んだらわかるねん!


創価学会からの奪還 最終話(後編)

コメントが増え続ける中で私はあまりにも多くの人が学会に苦しんでいる姿を見ました。今までも、掲示板や他の方のブログで拝見していたから、そんなことわかっているはずやのに・・・・・生の声なんですよ。身近に感じるんです。それまで知らなかった二世、三世の方々の苦しみ。

「なんで宗教でこんなに苦しむ人がたくさんいるねんや!」

宗教の問題や事件とか。別に今に始ったこととちゃいます。昔からありますやろ?人も死んでますねん。追い込まれて自殺した人かっているやろね。私は宗教で起こるさまざまな不幸な問題はその宗教団体だけやなく、宗教界全体の問題やと思ってます。極論やけど信仰している人達にも責任の一端はあると思ってます。

あんたらが支えてる組織やんけ!あんたらが関わってる宗教界やんけ!ってよく思うんですよね。記事やコメントでも言ってますね。

学会員さんが言いますやろ。
「非常識な人は学会員さん以外にもいます。個人の問題です」って。
そんなんこのブログで書いたら、いっせいに突っ込まれます。私も突っ込みます。

一個人や一宗教団体だけの問題ではないと思います。

自分が信仰している宗教とちゃうから、他の団体のことやからって知らん顔してる人とか団体さん多くないやろか?

仏教と宗教は違うって話も聞いたんやけど、それって思想的な話なんやろか?ようわかりませんが、それやったら仏教界、宗教界全体の問題やと思います。それらに関わる全ての人にも責任があると。また、社会全体の問題であり責任やとも思ってます。私の問題でもあり責任やとも思ってます。目の前に問題があるのに否定も肯定もしない態度はとれません。

考えて下さいよ。

一業界で何度も繰り返される不幸な事件や出来事の数々。命に関わる問題も、お金にまつわる問題も昔から何度も繰り返されてるのに、業界は知らん顔してます。10年前のあの事件が起きた時でさえ、「なんとかしようよ!この業界」って大きな声あがりました?業界内部から。
(団体単位で小さい事はチョコッとやってるみたいやけどね)

新聞やTVには団体名なんてまったく出ませんよね。腫れ物に触るみたいに。そのへんの諸事情みなさんも知ってるでしょ?

事の真相はわからんけど、宗教団体に批判的な立場の方が不審な亡くなり方をして、証言者も捜査をしたのも検察も司法も宗教団体よりの人らやったとしたら。こんな事が既にあるかもしれないんですよ。

国会でちょこまか通る法案のこと知っていますか?
人権とか被害者救済とか、聞こえはいいですけど、気が付いたら何も言えない、何も知ることが出来ない世の中になってるかもしれませんで。


もし、国家が・・・・・そんなことあり得へんやろけど、
「この宗教団体は危険な思想やから、法律で思想を制限しましょう!」
なんて事があったら、私は反対します。

何度も書いてますが
「宗教、思想、政治は個人の自由」という信条をもっています。その他にも言論や表現の自由も大切なもんやと考えています。例え迷惑だらけで世間から奇異に思える宗教団体でも、その宗教思想や教義を国家が制限したり弾圧することに、私は反対です。

でも、これが業界内部の声とか自主ルールやったら・・・・・私にはわかりません。
ええことか悪いことかはわかりませんが、こんなルールのようなもの↓どうでっか?

例えば、

・勧誘する時は自分の所属する団体名は名乗り、勧誘が目的である事を告げる。
・勧誘時間は何時から何時まで、被勧誘者が「ウ○コはいらん!」って言ったら二度と勧誘、訪問はしない。
・勧誘時には教義の内容、活動内容を事前説明し、脱会方法も明確にする。
・効能(宗教の素晴らしさ)以外にも副作用(中断すると鬱になったり恐怖を感じたり依存する可能性等)がある事を説明する。
・契約違反団体は脱退者にお布施を返還する義務を負う。
・外部監査を取り入れる。また脱会者のアフターケアーを行う外郭団体を設立する等など。

こんなん、どうでしょうか?

問題を起こすような一団体が取り組むことなんかあり得へんやろ。そやけど、私の信仰してる宗教は素晴らしいと語ってる人らも、もしかしたら苦しんでる人の上に立って語ってるだけか、足元に苦しんでる人がゴロゴロいるかもしれませんで。


10月の終わり頃。

「ワチャ~、昨日書きダメしたコメントまだUPしてへんのに、もうこんなにコメントたまってるやん!」
「アレェ??そうか・・・孫悟海さんと道楽猫さんは別人や。漢字三文字やから何故かイメージが・・・」
「アチャ~!コメントのデータベースまだ途中やな~。はじめてや無いのに”はじめまして~”なんて言ったら失礼やもんな~」
私は、なんとも言えない息苦しさの中で、まだこんな事も考えてたりしてました。

そして、
「き、記事急いで書いてUPしな~!ええと~、下調べてしてからやな」
「ブログチェック、コメントチェック、メールチェック・・・・・ヤバ!この記事コメントごと削除しよ!」「更新中止!」
即決。


「何してるんやろ・・・・・しんどい」
考えれば考えるほど頭がボーっとしてます。メールとブログをチェックしても頭の中に入ってきません。

「楽しかったな~」
まったく関係のない子供の頃の事、友達と神社や寺の境内で遊んだ時の事が、なぜか懐かしく思い出されます。

急に手が激しく震えドキドキしてきました。
「人殺し」「殺人者」
励ましの言葉よりこんな言葉だけが頭の中に入ってきます。この日はさすがに・・・。


その日の深夜日付が変わってから

「アッ!あの人からのメールや」
中傷、脅迫、励ましメールの中から、あの人の名前を見つけました。名前を見るだけで癒されるあの人からです。

「わかってくれる人がいたんや。私の気持ちを・・・私自身も気づかへんかった、私の本当の気持ちを・・・」
私はそのメールを見て、自分の気持ちが完全に崩壊しているのにようやく気が付きました。

この一ヶ月、いや、それ以上前からか思っていた違和感とか嫌悪感とか不快感とか息苦しさとか。自分のことやのにわからへんかった。気が付くの遅すぎた。

「なんで?なんでこんなにしんどいの?」
その全ての答えが、あの人のメールに書いてありました。

宗教・・・・・・大嫌いやったんや。
私も宗教で傷ついてた一人やったんや。
自分で自分の首絞めてたんや。
妻を創価学会から奪還する為に、自ら自分の居場所を無くしていたんや。

私は居間に放置されている、目に触れるだけでも嫌だった創価関連の新聞、書籍を束ねて、宗教部屋に入れドアを静かに閉めました。

「ブログ、もう止めよ」
私はこうしてブログをやめる決心をしました。


長かったのか短かったのかようわかりませんけど。
私のブログをご覧くださったみなさん~!コメントを書き込んでくださったみなさん~!リンクをしてくださったみなさん~!メールをくださったみなさん~!

どうも、ありがとうございました~!

宗教で傷ついた人達の傷が、一日でも早く癒されるように願ってますね~~!

ではでは。


おまけ

ついこの前

妻:「なぁ~、これ会社の人からもらったんやけど、どうしたらええと思う~?」
妻は会社関係の方から頂いた神社の粽を手にして言いました。

あきあこ:「下駄箱の上にでも飾っといたらわ~」
妻:「ヘェ~~。・・・・・そんなん・・・・・」
妻はなんとなく嫌そうな顔をしています。

あきあこ:「嫌やったら、捨てたらわ~」
妻:「どこに!」
あきあこ:「燃えるゴミでええんとちゃうのん」
妻:「エッ!・・・・・どうもないやろか・・・・・」
妻は不安そうな顔をしています。

あきあこ:「貸してみ~。俺が捨てたるわ~」
妻:「・・・・・・・・」
私は妻の手から粽を受け取ると、台所のゴミ箱に捨てようとしました。妻は相変わらず不安そうな顔をしています。

粽に貼ってあった白い紙には「家内安全、子宝、安産」と書かれてた気がします。私は一瞬頭の中にこの粽をくださった方の事が過ぎりましたが、そのままゴミ箱に投げ入れました。

あきあこ:「なんも、おこらへんがな」

終わり


あとがきとかウダウダと

あの人からもらったメールの内容とか読んだ時に感じた事を、いっぱい書こうと思っていました・・・・・本当はそれがこの話のメインでいっぱい書いたんやけど削除しました。なんや、最後に暗~くなってしまうのも嫌やったんで。

今でも一日に一回は読み直しているんですよね。見るたびに涙が出てくるんですよね。でも、見るたびに心の中に溜まっていたものが、吐き出され楽になっていきます。
あの人のメールには私の気持ちが代弁されていました。そしてこうしてみなさんに見て頂ける、最後の区切りの記事をウダウダと書くことが出来ました。

今はネットを見るのがしんどいのであまり見れませんけど、好きな映画とか、本とか、ドラマの話とか料理の話とかで、知り合いになれたみなさんとそんなお話できたらいいですね。そのうち、みなさんのブログにお邪魔しますね。

私は創価学会が大嫌いです。宗教も大嫌いです。無くなれば良いと思ってます。無くなったら困る人もいるかもしれんけど、そんなこと私にはどうでもいいことです。

宗教の事が語られているからといって必ずしも嫌悪感を感じるわけではありませんが、かなりの確立で嫌悪感を感じます。だれも傷つけたり嫌がらせをするつもりじゃないのはわかっています。それは妻も義母も、そしてこのブログに訪れた人もそうだと思います。でも私は嫌悪感を感じることが多いです。

そんな、私の宗教嫌いの考えなんか、100人もいれば全面的に賛同する人なんて5人もいてないと思うんです。そやのに私は、自ら多くの人を自身のブログで受け入れ過ぎてたと思います。それが私の反省すべき事やと、今は思っています。


今月末、妻と一緒に南の島へ旅行に行きます。新婚旅行以来の海外です。
「新婚旅行の、やり直しをしよ~!」
って前から言ってたんですよね。
ウインドサーフィンとかも久しぶりにやろうと思ってます。

ハァ?年考えろって?

ほっといて!


ブログは記録として置いておきますし、ブログを維持する為に、気が向いたらコメント書いたり、新しい記事をUPすると思います。旅行記なんかもええやろね。なんのご挨拶もなしに突然ブログを消し去ることは絶対にしません。もし、そんなことがあったら、それは私の意思ではないです。

私がもし誰かに・・・・・一般人から「創価学会の人と付き合ってる、結婚しようと思ってる」って相談を受けたら、やめとけって言いますよ。もし、幸か不幸か結婚してしまって、その事で悩んでいる人には大いに奪還を勧めます・・・・・なんて今は言えへんね。

私は今後も奪還作戦を続けていきますが、その経過とか結果を記事に書くことは無いです。たぶん。

今度記事をUPするときは・・・・・
やっぱり今と一緒で
「どうぞどうぞお好きな事、自由に書き込んで下さいよ~」
って言うと思います。たぶん。

そのかわりに宗教嫌いなんで、クソミソに批判しまっせ。
「お前らウダウダ奇麗事言う前に、宗教に迷惑したり苦しんでる人たくさんいるんやから、それを先になんとかせえよ!」
ってね。

ヘェ?今でもじゅうぶんクソミソに書いてるって?

今より、もっとクソミソに書きますねん!

くたばれ宗教!くたばれ創価学会!

あきあこ

創価学会からの奪還 最終話(前編)

2005-11-10 18:06:00 | 創価学会









はいはい、みなさん、↑ポチッとクリックしてね。


え~、みなさん、こんにちは~。

長いことブログをやっていて今回始めて知った事があります。gooブログの記事に文字数制限がありました。ウダウダ書いて「出来た~」と思って仮UPしたら・・・・・文字数オーバーやて!

私のブログは普通に書いたら10行ですむ事をウダウダ書きすぎるので、長文やな~って思ってたんやけど「それがええねん!」って言う人もあるみたいやし。まぁ、まとめる能力が無いといえばそれまでですけど。

そういう訳で、今回の最終話は前編後編にわけてお送りします。

ヘェ?なんで5、6にしいひんのかって?

早く終わりたいねん!ブログ!


創価学会からの奪還 最終話(前編)

大好きなブログの一つで華さんの「妻はアンチ、夫はバリバリ。」って言うのがあります。みなさん、知ってますよね。有名やから。

アンチ創価のブログって言うのは大別すると

1.元学会員、又は現役学会員やけど批判的な人が運営してる。
2.配偶者や恋人が学会員で学会に批判的な人が運営している。

で、華さんのブログは2です。私も2ですね。意外に少ないんですよね。この手のブログ。1は多いんですけどね。読んでいて、凄~く共感する事が多いんですよ。ジョゼさんは華さんのブログを見て泣いたって書いてたけど、私は「そ、そ、そ~やねん。私が言いたいことは、それやねん!」って、思うことが多いです。明るく楽しいノリで書かれてるんやけど、当事者である私は笑えません。

明るく楽しいノリ。「私もこんなブログにしよ~」ってブログ始めた時、勝手に決めました。自分の身の回りのこととか思ったこととかを普通に書いてるとやね、凄~く暗くなるんですよね。ブログにするんやから誰かに読んで欲しい、けど暗いブログなんて誰も読みたくないですやろ?

私と華さんは立場も違うし、考えてる方向も違ったりするんやけど、大いに共感できるんは学会員と結婚して「人の心の中に土足で入り込んでくるような行為」に嫌でもさらされて、戸惑いや怒りや不快感を感じてることやね。日頃の鬱憤、誰にもぶつけられへん不満とか溜まってきますねん。私は男やからまだええかもしれんけど、女性はよけいに大変やろね。

今思ったんやけど、これって2にはあるけど1には無いような気がします。私は創価学会に限らず宗教がそもそも嫌いやから、既存の宗教にも「人の心の中に土足で入り込んでくる」ように感じることがありますね。

華さんのブログにもね、時々スットコドッコイなコメント書く人いますねん。まさに「人の心の中に土足で入り込んでくるような行為」ですわ。最近チョッとネットから離れたたんやけど、この前読んでたらそんなスットコドッコイな人に「不愉快です」ってハッキリ書いたはりました。おもわず「かっちょえ~」って言いましたで。優柔不断な私は「どうも~、ありがとうございました~。これからも宜しく~」って書いてしまいそうやな。

もし華さんがそんなスットコドッコイな人に対して、聖教新聞に載ってるような暴言罵倒、その人の尊厳を傷つけるようなことを記事やコメントに書いても、私は全面的に華さんを支持します。

もし華さんの私生活にそんなスットコドッコイな人が現れて、その時は鬱憤が溜まっていてカーッと頭に血が上り、たまたま手の届く所に花瓶があって、その花瓶をスットコドッコイな人の頭めがけて振り下ろし、火曜サスペンスみたいなことが起きても・・・・・私は全面的に華さんを支持します。

新聞には「創価学会」の文字は載ってないだけで、現実にあるかもしれんね。


そういえば、華さんは新婚なんやけど、私にも新婚の時代がありました。結婚して3年と何ヶ月やからもう新婚とは言わへんけど、結婚前後の時によく感じた話をひとつ。

カミングアウトの時って勇気いりますねんで。
友人知人とかに「結婚する人どんな人?」「奥さんってどんな感じ?」って聞かれますやろ。

学生時代とか独身時代に彼女の話をするときは「どこどこの学生」とか「同じ学校の・・・」とか「遊びに行ったときに知り合った子で、二十歳のOL」とか、まぁ友人知人に彼女の話をするの、気を使ったりしませんわな。男同士の会話やったらそっから下ネタに移行して「こいつ、また若い子とどったらこったら」みたいな話が広がったりします。

私はバツイチなんでまえの奥さんの事を友人知人に話した時も、こんな感じで特に何も気を使うことなく紹介したんやと思います。

現在の妻のことを友人知人に話したとき・・・・・「どこそこで働いてるOLで歳はいくつで~」って話をするんやけど、なんや嘘ついてるって言うか、後ろめたいものを感じますねん。別に嘘ついてる訳やないけどなんとなく。

結婚したらいろいろまわりから言われますやん。「毎日帰るのが楽しみやね~」とか「奥さんご飯作って待ってくれてるのん?」とか「休みはどんなことしてるのん?」とか「今が一番ええときやね~」とか「最近疲れ気味やけど、夜頑張りすぎ?」とか。

そんなこと聞かれて「デカイ仏壇が運ばれて来て、学会の嵐が吹き荒れてる」とか「先週から学会の事で喧嘩して別々の部屋で寝てる。離婚も考えてる」なんて結婚早々に言えまへんで。まだ「おめでとう」とか言ってもらってる時期やのに。

親しい友人に初めて打ち明けたときも勇気いりましたで~。もしかして友人も・・・なんてことあり得るからね。幸い相談した友人らには学会員いてなくて、「俺も前勧誘されていやな目にあった」とか「選挙の時だけ電話してくる小学校の同級生がいる」とか、中には奥さんが別の宗教にのめりこんで離婚した人もいたから、私の気持ちをさっしてくれる人が多かったしよかったんやけど。

つい最近、長年メル友している人に、妻が学会員である事をカミングアウトしました。学会員やないことはなんとなく会話からわかってたんやけど、勇気いりますね。カミングアウトするのは。もちろん、今でも知らない人の方が多いですよ。


話はブログの事にもどります。

「おもしろい」って言って下さるコメント、多かったんですね。「ズバズバものを言うところがいい」みたいな。

実は結構・・・・・受け狙いで書いています。って言うか考えて書いています。小説家や物書きやコメディアンではありませんので、そんなに次から次へと言葉なんて浮んできません。
アッ!って感じたときにダダダッーって一気に5話ぐらい書きなぐって、その後で何度も修正します。笑えるとこ、一個ぐらい書かへんかったら暗~くなりますやろ。

以前「ブログ、コメンテーターのご紹介」って記事をUPしたんですが、覚えてますかね?その時にわめさんの紹介記事で私はこんなふうに書きました。

*****ここから*****
わめさん
オカマです。出来れば「わめ子」って名前に改名して欲しいですが、ダメですか?アッ!一字間違えば関西放送コードにひっかかるやん!
*****ここまで*****

最初は
「キャー(^_-)-☆の絵文字でお馴染みの、オカマキャラです。」

こんな感じやったと思うけど、なんやこれやったらいい訳臭いし、インパクト無いでしょ?でも・・・・・冗談通じひんかったらどうしょう~?笑って許してくれるやろか~。自分やったら許せるけど・・・・・とかいろいろ考える訳ですね。この時もこんなことだけで一時間ぐらい考えてたりするんですよね。ほんで、コメント入るまでドキドキしてたりして。ほんまに自分でもアホやと思います。


「宗教が嫌いな理由」って記事途中でしたね~。続きは書けてません。理由って言うよりきっかけみたいな事を書こうと思ってたんやけど。

気になる人もいるやろからサラ~ッと書いときますね。

今から20年以上前に京都で町全体を揺るがす一大問題が発生したんですよ。全国ニュースにもなったから、知ってる人いますかね?
「古都保存税」のこと。←こんな名称やったと思いますけど自信なし。

市やったと思うけど、歴史的文化財を保護する目的で神社仏閣の拝観料(入場料)に税金を掛ける論議がもちあがったんです。京都仏教会はもちろん大反対です。
「信仰の自由を侵すような行為、宗教に税金をかけるのはけしからん!」
こんな感じやったと思います。

ほんでどうなったかと言うと仏教会は抗議の「拝観停止」

そりゃ~観光で生きてる人達には死活問題でっせ。友達もどっかいってしもたしね。私は観光で生きてたわけとちゃうから、税金を掛ける掛けないはどっちゃでもよかったんやけど、その論議や成り行きを見ていて・・・・・宗教者の言い分には賛同できないもんが多々ありました。宗教を批判する事も論じることもタブーとするような雰囲気。

簡単に書くとそれが宗教を嫌いになったきっかけです。


一度、京都の先斗町で坊さんと殴り合いの喧嘩になったことがありましてね。若かったからあの頃は。

なんやよく行ってたショットバーでお酒も飲めへんのに、アホみたいなこと(たぶん下ネタ)ウダウダとバーテンさんとか友達とかと話してたら、坊主頭の兄ちゃんが「自由とは、自由自在」とかなにやら難しいこと言い出して私らの話に入ってきたんですよ。

最初はようわからんかったんやけど、一緒に話してたらそのうちに説教ぽくなってきて、「それは間違ってる。君の人生に必要なのは自由じゃ無い。人生に必要なのは自由自在だ」とか言い始めて。よう覚えてへんけど。

別にシラフで聞いてたら特に腹立つことでもないんやけど、なんやその時はムチャクチャ頭にきて、口論に発展して、そのまま殴り合い。まわりの人が止めてくれてんやけど。
私7、坊主3ぐらいの割合で殴られたんやけど、坊主の3には・・・・・椅子かなんかが入ってたような気がするし、私の反則負けやね~。ヘイ、ヘタレですねん。

なんやその後、その坊主と一緒にラーメン食べに行って、下ネタ話して盛り上がって、気分良く別れたんやけどね。ちなみにこの坊主は地方のお寺さんの跡継ぎで、京都のどっかのお寺でお勤めしてはった人です。

「宗教嫌いな理由」ではこんな出来事とか日曜学校に行ってた事、開けてはいけないと言われていた禁断のお守りを始めて開けた事、近所の神社で何年かに一回神さんが人前に現れるという行事を見に行った事、父が亡くなったときに励ましてくれた近所のおばちゃんの事、寺の施設を破壊して大目玉を食らった事とかも書く予定でした。

以上、一応、記事を待ってた人の為に。

チョッとここらでオシッコタイム。後編へつづく。