女の子…「しぼり? っていうのでピントが合うのはわかったけど、でもピントってこのレンズを回して合わせるんじゃないんですか?」
私…「いいところに気がついたね。厳密にいうと絞りのピントは“被写界深度”というんだけど。今そんなこと言ったところでわからなくなるしょ?」
女の子…「うん」
私…「だから、今はいいの。とにかく絞ればピントが合うと覚えておいてもらえればw」
前回のお話では
ピントを合わせたいなら絞ればいい → でも絞ったら世の中(画像)が暗くなっちゃう
暗いなら目の開いてる時間をふやせばいい → でもエビちゃんたちは動くからぶれちゃう
とまあ、矛盾したことになってくるわけね。
実はこの悪条件(水槽内)のとき、カメラはこの両方の条件の
一番の妥協点を探すのがポイントなんだな。
絞りたい → でも暗い → じゃあ水槽内を明るくすればいい
明るくしたいがこれ以上明るくできない → しょうがない少し絞りを開けるか
まだ暗い → シャッタースピードを遅くするか → 今度エビちゃんブレちゃうよう~
もう少し絞りを開けるか → 画像は明るくなったけど全体にピントがシャキっとしなくなってきた
う~ん
と、こんなやりとりの話がわかれば
もう、かなりカメラを理解してると思います。
で、もう少し、絞りのお話。
さっき、ピントを合わせるのはレンズを回して合わせるんじゃ?
もちろんそうです。
最近じゃオートフォーカスだから、それすら知らない奥様方がいらっしゃるみたいだけど。
絞りのピントっていうのは、画像全体の奥行きのピントのことなのね。
一般的にピントを合わせるというのは、その写したいモノ(ターゲット)に対してのピント。
絞りのピントは、どこまで奥行きのピントを合わせますか?ということ。
だからカメラマンは最低限
・ピントが合うのは狙ったところだけでいい のか、それとも
・手前から奥まで全部ピントがほしい のか
撮りたいモノに対して、それを判断しなくては
思ったとおりの画像は撮れないということ。
で、その理屈はもうわかりますよね。
絞りを開けて明るくなるけど、狙ったところにしかピントが合わなくなる。
絞りを絞っていけば、手前から奥まで全部ピントが合う。でも暗くなるよと。
ちなみに、上の画像は
エビがいる場所的なことで言うとピントがあってるが(ソイルにはピンがきている)
シャッタースピードが遅くてエビちゃんブレちゃいました。の図。
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暗いとシャッタースピードが遅くなるというのは実感としてわかっていたのですが、光の量を得るために自動的にシャッタスピードがおそくなっていたんだなぁ…
ってことは、最近の新しいコンデジは多少暗くてもそんなにブレないってことはオートでしぼりも調整してくれてるのかな?
是非借りてきて実践してみてください!
>ちぃくん
そうですね、コンデジは全てがオートかと。
たぶんデジイチでも
だいたいの人がコンデジみたいにつかってると思います。
また最近のコンデジがブレないのは、手ブレ機能だったり
レンズがより明るくなってたり
他にも私が知らない機能がついているのかもw
>まつさん
大丈夫です。
何度も復唱しながら書いていきますので。
それから、ここがわからないみたいなのを言ってもらえれば
説明いたします。
>もこもこさん
そうなんです。
いいところで合わせるのが難しいんですね。
結局のところ、どこら辺を妥協できるか?
というのがだいたいですw