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サリーガーデン ブログ

ハーモニカ、ギター、パーカッション、など、楽器に親しむ生活
気楽に、気長に‥‥

『風と共に去りぬ』

2007年01月14日 | 音楽全般
ツタヤでビデオレンタル。

およそ70年前の制作。
あまりにも有名で名画中の名画の一本だろうが。
初めて観た。

とくに映画好きというほどでもないので、仕方ないと思っていたが、「いつかは見なければ後悔する」と思っていた。

なにせ14インチのテレビで観ているので、劇場のスクリーンの何百分の一(何千分の一?)の迫力しか感じていないと思うが、それにしても、アトランタの街が焼かれるシーン、無数の負傷者が市内に横たわるシーンなど、もの凄い。

1939(昭和14年)年の初公開だが、日本では1952年初公開だったという。
当時の日本人はさぞやびっくりしたことだろう。


「綿花王国」といわれた地域の雰囲気がわかった。

場面中に「ディキシー」、「リパブリック讃歌」(「ゴンベさんの赤ちゃんが風邪ひいた」「お玉杓子は蛙の子」「ヨドバシカメラCMソング」のメロディー原曲)、「ジョージア・マーチ」(「東京節」のメロディー原曲)が出てきた。
あと、BGMのあちこちで、フォスターの曲が編曲されて使われていたのがわかった。

ジョン・ニュートン『「アメージング・グレース」物語―ゴスペルに秘められた元奴隷商人の自伝』

2007年01月13日 | 音楽全般
駆け足で読んだ。

読んで意外だったのは、ジョン・ニュートンは『アメージング・グレース』の作詞をしたが、作曲者ではないらしいこと。
つまり、ジョン・ニュートンが教会で朗読していた説教に曲が、後からどこかで付けられたらしい(諸説あり)。

奴隷船の様子を告発している部分は、さすがに厳しい状況がひしひしと伝わった。

それにしても、もっと恐ろしい事件が続いているといえる現代社会を見る限り、人類には「進歩」というものはないといってよいのではないか。

本書に紹介されている、ジュディ・コリンズの伝説的「アメージング・グレース」をぜひ聴いてみたい。

SNS だが、、、

2006年12月30日 | 音楽全般
ブログを始めたのが昨年2005年のこと。

今年2006年はといえば、最近になってSNSを使うようになった。

最初に、Raiderさんに誘われて登録したのが、mixi。

その後、立て続けに、二つのSNSに登録している。

ひとつは、仕事がらみのこれ →へそのわSNS
もうひとつは、これ →インユニSNS

今ひとつ、仕組みがよくわからず、うまく使えていない。

「メーリングリスト+ブログ」と「SNS」では、どこが同じでどこが違うのか?

KAB.『日吉』

2006年12月29日 | 音楽全般
机の周りを片付けていたら、出てきた。

東横沿線の日吉うまれのミュージシャン、KAB.

タイトル曲の「日吉」にブルースハープが使われている。
切なさんのなかにも希望が見える。

しばらく休止していたようだが、活動再開したらしい。

うれしい。

ブログのデザインが当ブログと同じだ →「徒然KAB.日記」

これもうれしい。

InUnity2007ゴッパチ!コーラス隊練習会

2006年12月24日 | 音楽全般
今年で3回目となった、InUnityのゴスペル・コーラス
今回も申し込み、先週12/17(日)、説明会と最初の練習があった。

今回の講師は古屋chibi恵子さん
どんなに小さい人かと思っていたが、それほどでもなかった。
chibiさんは、ボーカル教則本を何冊か書いているが、そのうちの一冊をずーっと前に買って持っていたことに気づく。
著者から直接指導を受けられるとはラッキーだ。

今回、歌詞と音源は渡されたが、敢えて、楽譜は配られなかった。
いろいろな指導法があるものだ。

ざっと見たところ、男性は7人しかいなかった (>_<)

意外なつながり

2006年11月26日 | 音楽全般
先日「大正を唄う会」で唄った「東京節」

たいていの人はどこかで聞いたことある曲だろうが、「ラメチャンタラ ギッチョンチョンデ パイノパイノパイ」という意味不明の言葉が愉快だ。

添田唖蝉坊の息子の添田さつき(知道)の作詞で曲はアメリカ民謡と本で読んでいた。

で、も少し詳しく調べてわかったのが、原曲は「Marching Through Georgia」(1865)、作曲者は、Henry Clay Work(1832-1884)だということ。

ン、どこかで聞いたような名前。

「大きな古時計」 (1876). の作曲者でした。
最近では平井賢がカバーして大ヒット

いい曲は国境を越えて長く歌われ続けるということでしょう。

「大正を唄う会」ストリートライブを鑑賞

2006年11月13日 | 音楽全般
11/12(日)
午前中、市民館での「大正を唄う会」に参加した後。
午後から、一行でストリートライブをやるというので、市民ミュージアムまで観に行った。

当初、楽四季一生さん、山本留吉さんの二人でやるつもりだった(衣装がバッチリきまっている)。
そこに、急遽、マリリンさんが「私も行くわ」ということになり、三人になったもよう。(衣装がピエロ! で、なぜか調和している)

かなり、その場の勢いで行ってしまう人達のようだ (^_^.)

今年度、我ら自由ケ丘ブルースハープクラブバンドは、準備不足ということで、結局、ストリートライブをできなかったのだが。

どうやら見習う必要がありそうだ。

大正を唄う会

2006年11月12日 | 音楽全般
添田唖蝉坊の曲の演奏を聴いてみたいと、調べたところ。
意外にもその可能性がありそうな場所が近所にあることを発見。

11/12(日)、その「大正を唄う会」に参加してきた。

楽四季一生さんの主宰で、毎月1回、大正時代の大衆芸能、芸術などを研究かつ実践している会だ。

と、このように書くととなんだか「固い」感じだが、実際はいたってキラクで楽しい同好会でした。

南京玉すだれも体験できて、満足。

久々に、喫茶Lifeでライブ鑑賞

2006年09月22日 | 音楽全般
南武線武蔵中原駅近くのCoffee Spot Life

9/22(金)、久々に「金曜ライブ」に行った。

出演は、岩崎桂子(ピアニカ)・村上隆一(gt)・末成みね子(per)トリオ。
ジャンルはスタンダード・ジャズ?(たぶん)

「ダニー・ボーイ」 よかった!

今回は、とくにパーカッションに注目してしまった。

というのも、楽器の配置がユニークだと思ったからだ。
店内が狭いので苦肉の策なのかもしれないが。

以下は、演奏者から見た楽器配置。

カホンに腰掛ける。
正面前にスネア・ドラム。
右前にクラッシュ・シンバル。
左前にハイハット・シンバル。
左足首にアンクル・ビーズ(たぶん)を巻きつける。

座席位置の関係で、叩いている様子がはっきり見えなかったのだが。

少ない機材でで、ずいぶんいろんな効果が出せてて、感心してしまった。

やっぱり、パーカッションもいいなァ (^_^.)

カホンは手だけでなく、右足かかとも使ってで叩いていた。

あと、シェイカーも使ってたっけ。

添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)

2006年09月18日 | 音楽全般
高田渡の初期作品「しらみの旅」。

1番の歌詞は

「ぞろえいぞろりとはいゆく先は
右はワキの下 左は肩よ
ボロボロ着物や
汚れたシャツの
縫い目 はぎ目を 宿と決め ♪」

こういうのは、好きだ。

よくよくみると、高田渡のオリジナルではあるが、歌詞は添田唖蝉坊というひと。
演歌師の第一人者だったそうだ。
曲はアメリカのA.P.カーター「Wabash Cannonball」。

で、添田唖蝉坊の伝記本を借りてきて読んでいる。
これが、面白い。

木村聖哉『添田唖蝉坊・知道 演歌二代風狂伝』リブロポート、1987年

黒人の歌

2006年09月17日 | 音楽全般
高田渡の関連ということで、キーワード「フォークソング」で検索。
図書館から借りてきたのが、この本。

皆河宗一『アメリカ・フォークソングの世界』岩崎美術社、1971年

第7章が「黒人の歌」で、三つの節からなっている。
1.黒人霊歌
2.ブルース
3.労働歌

ブルースを説明するのに、霊歌と対比されている。

・霊歌は合唱。ブルースはもっぱら独唱
・霊歌はきわめて宗教的。ブルースはしごく世俗的
・霊歌は天国をうたい、死後、天国で見出されるであろう幸福への希望をうたう。ブルースは天国には少しも関心がない。そうかといって、地上に希望があるわけでもない。どうせこの世はという捨て鉢の態度。ブルースが生まれるのは、明るい清潔な場所からではなく、暗いじめじめしたところから
・霊歌は教会、野外集会場などで作られた。ブルースは現実の生活の中から生み出される。
・霊歌は自然界のあらゆる出来事を叙事詩、神の摂理、神からのメッセージと見る。ブルースでは出来事の一つ一つは自分に不幸をもたらすものとして受けとられる。
・霊歌はもともと器楽の伴奏を考えずに作られてうたわれた。ブルースでは、ギター、ピアノ、オーケストラなどの伴奏が必須。

なるほどね。


同じ著者の姉妹書があります。
皆河宗一『アメリカ・フォークソング55話』三一書房、1972年