Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

茶室がほしいから、京都に住もう!?

2011年11月02日 00時00分43秒 | 書籍
最近、読書がしづらくなってしまっていた。
自宅でも頁が進まないし、電車内でも内容に入り込んでいけない
文字を追うのがつらい、というか。

「目が疲れるのかなぁ?」とか「集中力が弱くなってきたのかなぁ」とか加齢によるものかと心配していたが、
先週購入した本は文字のフォントが大きな井のに、電車だろうと自宅だろうと楽しんで読める。
なんだ、検定に絡んで「テキストを読まないで他の本を読んでるなんて~」みたいな罪悪感があったため?、か

そうして、読了したのがコレ↓
『そうだ、京都に住もう。』
 永江朗
 京阪神Lマガジン 2011年8月刊


ワタシ自身はAERAの10/24号の中の「こんなときだから京都に行こう 京都の“達人”に聞いた魅力」を読んだ。
何人か出てくる“達人”の一人が永江氏で、そこでこの本が紹介されていたワケ。
丸善で在庫検索したら日本橋本店にあり、先週寄ってパラパラ~と見たらよさげあったので購入

読んで以外だったのは、永江氏が「京都に住まいを買おう」と思ったキッカケが茶道。
なんと、御夫婦で裏千家の茶道を習っていらっしゃるらしい。

ん? あれ?

永江氏といえば、読書家というか本好きから見たらカリスマ的存在。
以前、JPIC読書アドバイザーズクラブの総会の記念講演を聴いたことがある。
さほど読書家ではないワタシにとっては、さほど興味深くは感じられなかった。
あの時、パーティーでもわりと近くで見た限りでは茶道的とか茶の湯はおろか、“和”の空気は感じられなかったゾ
(茶道を習っているヒトって、なーんかわかるんよねぇ

と思っていたら、習い始めたのは2002年暮れとのこと。
なんだ、ワタシが講演を聴いたのは90年代後半(1997年か1998年)だったから、習う前だったのか。

40代半ばになってから習い始めた茶道だから、やはり雰囲気とか世界観(?)みたいなものが好きなんだろうなぁ。

明治末期に建てられた町家をリノベーションした間取りは2階に茶室があって、客は坪庭から梯子で躙口に入る
だから、着物では不可(←でも、ワタシは大徳寺の金毛閣の梯子のように急な階段を着物で昇降したぜぃ
炉や風炉は電熱でいいや。

とか、ちょっとがっかりする茶室だなぁ。。。ととも、読んでいて思ったけれども
(早く、灰形や湿し灰の素晴らしい世界も知ってほしいものダ

とはいうものの、物件選びから始めて設計家を決めたりプラン作り、家具の選定など単純に面白かった。

ローンを組まなければ、賃貸より買っちゃう方がカンタンだとか、「へぇ」という内容も。
(確かに、親が家を住み替えた時、そうだったなぁ)

そして、読んでいて、常に感じたのは「いいなぁ」っていう気持ち。
1ヶ月のうち、仕事のために住む東京(自由が丘)での3週間と、
京都でのんびり暮らす1週間。

めっちゃ贅沢な、うらやましいライフスタイル。

以前読んだ麻生圭子さんの町家暮らしともまた違った魅力。

だからといって、同じようにワタシも町家に暮らしたいとはまだ思えない
家を一軒持つって、タイヘンなことだからネ

ま、ワタシはせいぜい時間ができたら町家のゲストハウスに泊まりに行くくらい、かな

ところで、この本は書籍で買わなくても、ネットで気長に読んでいく方法もありLマガジン
(ワタシはできないけどね こういう雑誌もあるんだね)
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2 コメント

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気分だけでも (とし)
2011-11-02 07:42:14
今朝は椿のつぼみが膨らんだので枝と一緒に織部の花入れに入れてみました(^^)。
お花の名は初嵐(嵯峨)です(^_^)。
我が家のベランダの椿は全て京都から取り寄せました(^o^)。
ささやかな楽しみです(^^)/。
返信する
椿 (Akatsuki)
2011-11-02 13:55:58
としさん
こんにちは。
妙になま暖かい(?)日が続いていますが、もう11月になりましたものねぇ。
椿が咲く時季になったのですねぇ。
返信する

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