Akatsuki庵

日々と向き合って

SW旅行~その7 地下鉄1日乗車券を使って

2020年10月09日 07時56分51秒 | カフェ・喫茶・Shop

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前回からの続き~

2泊3日の旅行も楽日(らくび)へ。
新幹線は値が張るけど、その分だけ時間に余裕をもって観光できるから
お金を払う価値はある。
(というのは、私の2泊3日の京都旅はほぼ青春18か秋パスなので、3日目は始発出発だから。ノンビリ出きる!という付加価値)

今回は京都14:24発のぞみ。←ちょっとビミョーな時間?(帰宅した時にラクな時間帯にした)

で、どうずれば有効に時間を使えるかと考えて、地下鉄1日乗車券を利用することにした。

 初の試みデス!

まず、ネックは荷物。 

お宿での滞在時間も長かったので、パソコンを持参してよかった。
だけど、これをもってウロウロするのは避けたい。

ということで、地下鉄とJRの乗り替え口の間にあるコインロッカーに入れて出発。
まずは北へ。烏丸御池で下りて三条通へ。

ここにも院政時代の跡が。

 三条西殿跡。烏丸通を渡った先には三条東殿跡がある。

ここらへんに白河院と鳥羽院と待賢門院が住んでいた時代もあったそうで。
(ちなみに、三条通を隔てた反対側には三条烏丸御殿跡もあるけど、こちらは三条天皇だから時代がズレる)

ほんに京都の史跡は多重構造で複雑だ。

三条通りを西へ。大西清右衛門美術館に10時の開館と同時に入館。→こちら
当初の予定はサラっと鑑賞するつもりだったのだが、思いがけずご当代から直に展示解説を聴く機会があり~。
(ココを最終日にしておいてヨカッタ~、とつくづく思った)

美術館を後にしたのが11:35。
え、もうランチタイムだよ~。
と思いつつ、とりあえず地下鉄の駅に逆方向へ。
西洞院通から北へ歩いて、丸久小山園へ。

 抹茶を購入。

ランチ、どうしよう。小山園ランチはぜったいにまったりしてしまうからダメ。
てか、三条烏丸界隈の店に入ること自体が時間食うおそれがある。

しかし! 茶釜の話を一生懸命に聴いたことで、脳をめっちゃ使って、お腹もかなり空いていた。
それでも、時間が惜しい!

と、空腹を抱えたまま烏丸御池から地下鉄に乗った。
こういう時、地下鉄は便利だ。電車、すぐ来るし、移動は迅速だし。

でも、その短い時間で昼食をどこで摂るかを思案。

行き先は地下鉄の終点である竹田駅だけど、初めて下りる駅で土地勘がない。
果たして、食事処はあるのか? なかったら?

で、手持ちの情報をババッとさらって、1つ手前のくいな橋駅で下車。

地上に出て歩き始めると、心配した通り(?)

 何にもなーいっ!

国道24号線。 

京都から奈良経て和歌山に至るルート。(気が遠くなりそうだった)
渡った向こう側は平坦な土地に広がる住宅街。

その中をてくてく歩くこと約15分。

 やっと到着。(てか、住宅街のど真ん中にあって感動~)

 ゲベッケン深草本店

ドイツベーカリーで、イートインもあるし、ランチメニューもある。
(以前、「パン旅」で紹介された時にチェックを入れていたものの、「行く機会あるかしら?」と思っていた)

時間が巻いていることもあり、パンを買って珈琲をオーダーしてイートイン。

 美味しかった。

店内もステキ。 

ちなみに、2階は満席だったとか。

もうちょっとゆっくり出来たなぁと思いつつ、店を出る。

めざすは南! 住宅街をひたすら歩く。

 京都ぽくないけど、細長い空き地をみると「やはり京の町だなぁ」。

国道24号線沿いに歩いていると、前方に名神高速道路が見えてきた。

思えば、この上を何十回を行き来したことだろう。
(最近はこのポイントだけはご無沙汰だけど)

かつて、自ら運転していた時は自宅を出てちょうど1時間経った地点がこの辺りだった。
帰りはここまで来ると「あと1時間」と思ったもんだった。
こう上は京都南で高速を下りる車、京都南から乗る車の出入りが激しく、
休日ともなれば渋滞必至。忍耐していた場所だなぁ。

と思い出に浸りつつ、下をくぐる。

その後は脇道へ。

 

なんか味わいのある雰囲気で旧街道ぽい。(竹田街道はもっと東側なんだけど)

これが千年の歴史の実力かと感動しつつ、突き当りを右折。 

 近鉄線の踏切があった。

線路を渡りながら、右を向くと竹田駅があった。

目的地はその先にあった。

次回に続く~
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