Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

中島香雪美術館『美しき金に心を寄せて』

2018年05月10日 06時55分57秒 | 美術館・博物館etc.
☆中之島香雪美術館 サイト
 『珠玉の村山コレクション~愛し、守り、伝えた~』 Ⅱ.美しき金に心を寄せて 6月24日(日)まで

 今回は割引もないし、来る気はなかったんだけどね。
 時間が余ったし、なんとなーく行きたくなっちゃって。(なんぜ、場所が場所だけに)

 今回はとにかく、キンキラキン。

 あっちもこっちも、金、金、金。

 漆器は金蒔絵に梨地に、仏画は金泥の技術を用いた技術で描かれ、仏像は截金を施して~

 900円の割には展示スペースが狭くないかえ?

 でも、村山龍平コーナーと朝日新聞社の変遷のコーナーは興味深い~

 前回じっくり見たので、今回は村山邸の展示はほぼスルー。
 朝日新聞社の社屋の変遷はちゃんと見た。
 前回はつい「知っている気」になって、ちゃんと見ていなかったけれど、じっくり見ると「へぇ!」だった。

稚児大師像、初めてではないと思うけど、やっと会えた~
(成人後の)空海の肖像画と同じ顔だなぁ~と思った。

 そうそう。長谷川等伯の柳橋水車図屏風はよかった。
 御影の香雪美術館でも、何度か見ているんだけど、中之島香雪美術館の中のあのゴージャスな場所で少し離れて眺めていると
 金の橋が浮き上がってくるようで、とっても贅沢な気分になった。
 
 それまでは金色なんだけど、地味な印象しかなかった。
 等伯ということで松林図屏風の印象に引っ張られていたのかもしれない。

 そうだった。等伯は楓図屏風も描いた人だったなぁ。

 見直したというか、再発見したような気分だった。

 期待してなかった茶道具も出ていた。
 仁清の色絵忍草文茶碗と色絵花唐草文鱗形香合。いずれも、見慣れたお道具。確かに「金」が入ってる。

 原羊遊斎の菊蒔絵大棗があったのは嬉しかったなぁ。
 そう。不昧公が30個作らせたうちの一つ。そうそう、香雪にもあったっけ。

 この前、三井記念美術館でも“兄弟”に会ったけど、それより大きいような。(←たぶん大きさも同じハズなんだけど)

玄庵のところは撮影🆗‼だった。



次は茶道具だ。真夏の暑い時期だけど、来よう🎵


※中之島香雪美術館バックナンバーリスト
 2018年3月 『珠玉の村山コレクション~愛し、守り、伝えた~』 Ⅰ. 美術を愛して →こちら

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1 コメント

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初観賞してきました。 ()
2018-08-04 22:56:18
こんばんは。阪急沿線に住みながら、まだ行っていませんでしたが、昨日ようやく行ってきました。平日だからか、人も少なくゆっくり観ることができ、よかったです。市中の山居でした。
玄庵 を見て、燕庵の勉強にもなりました。見ると頭にすぅーと入ってきやすいですね。
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