Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

目的による茶筅筒の使い分け

2014年01月08日 08時54分07秒 | アイテム
昨日の続きです。

昨年入手した岩渕さんの茶筅筒、やっぱり軽い。

手にしっくり馴染んで、いい感触♪

でも、フツーサイズの茶筅を入れると、
収まらない。

何故なら、これは野点用の茶筅用の茶筅筒だから。

実はこれに気がついた時、軽くカルチャーショックを受けた。

確かに、世間で野点セットとして売られている道具組はある。
1セット持っている。

美術館で昔の人が使った茶箱はよく鑑賞する。
確かに、道具組は小ぶりだ、

稽古で習った茶箱点、雪月花は茶碗は小ぶりだ。
でも、茶筅はフツーサイズだ。

更には卯の花点、和敬点はフツーサイズの茶碗を使う。

ん? あれ?

いやいや、流派の点前としてする茶箱と
実生活で楽しむ茶箱は別に考えないと。

重くてフツーサイズの茶筅が収まる茶筅筒は
あくまでも茶箱点用に造られた点前道具なのだ。

と、当たり前のことに気がついた。

だから、実生活で自宅外に道具を持ち出して茶の湯を楽しむなら、
一旦、習った茶箱点は全て捨てて、
別個に応用の工夫や、用途を考え、バランスとセンスを考えた
道具組を自分の頭で考えて取り合わせていかないと、

自宅外の茶の湯は楽しめない。

ということを、この茶筅筒は教えてくれた。

そう気がついたタイミングで、また次なる道具と出逢うことになる。

私の自宅外の茶の湯、「軽茶(かるちゃ)」で展開しようとして、頓挫した。

根本的な違いをわかっていなかったから、チグハグになってたんだなぁ。


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