青春18きっぷで気晴らし？旅～その２ 須坂の田中本家

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前回からの続き～

青春１８きっぷで須坂へやってきた。

旧街道沿いに建つお宿に荷物を預けると、旧街道を先に進んだ。
せめて一つだけでも観光しておこうかと。

　徒歩10分ほどで田中本家博物館。

喉が渇いたので、まずは併設のカフェで水分補給。

　

お庭の梅の木から収穫した梅の実で作ったという梅ジュースを庭園を眺めながら飲んだ。
美味しかった～。

観光案内所でもらった地図を観ながら、今後の観光プランを考えていた。
すっかりまったりして、ハッと気づけば15:15。

コロナで開館時間が短縮されているので、１６：００には閉館してしまう。
やばっ！行かなきゃ～と慌ててレジへ。
（その際にもらった地図やパンフをごそっと置き忘れてしまった～）

ここへは建物を見たくて来たのだけど、博物館内に保存展示されている調度類もすてきだった。
食器の陶器と磁器、漆器も使っているのに保存状態がとてもよくて感心。

解説してくれたスタッフさんによれば、「家訓で『ものを大事に使うように』と言われてきたので」。

なるほど～。　着物も今でも着られそうな状態のよさだった。

女系が２代続いた後に誕生した１１代目の男子！
めっちゃ、大事にされてる～　このオシャレな洋服を着て木馬に乗った男の子はどういう人生を？

と、後半へ進むに連れてワクワク。
なんと！　戦後は政治の世界へ。（たしか須坂市長にもなった？）

子供の頃、親に連れられてここへ観光に来たと記憶が薄っすらとある。
もっとも、昭和の時代だったから博物館はまだなかったけどね。

などと思いだしながら見学を終え、博物館スペースの蔵を出た。

保存のため、母屋の建物内へは入れず。外から一部を眺めたり、庭園を散策するだけ。

明治時代の？　文化人が逗留したところも。

江戸時代に武家のえらい人がお忍びで訪れたこともあったようで。　

　通路にも風情がのこっていて、いい雰囲気。

そして、庭園がめちゃよかった。

　

全国各地を旅する中で旧邸宅は機会がある限り訪れるようにしているが、その土地ごとに全然違う。
そこが興味深い。

　

堪能して、お宿に戻った。ちょうどチェックインできる１６：００にもなってたし。

次回に続く～
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