![]() | 茶室をつくった。―佐川美術館 樂吉左衛門館 5年間の日々を綴った建築日記樂 吉左衛門淡交社このアイテムの詳細を見る |
※2009年3月刊
佐川美術館の楽吉左衛門館と茶室については、このブログでも何度か紹介済み。
展覧会の感想→こちらとこちら
茶室見学→こちら

雑誌→こちら
楽美術館→こちら
楽雅臣さん→こちら
なので、知っている部分も多いと思って読み始めたけれど、
改めて読んでみて感心した。
2002年7月から2007年9月までの日記やメールのやりとりで綴られているので、
プロセスがすごくわかりやすかった。
佐川側のオファーがあって、踏み切ったこと。
体調のこと、息子さんや奥様とのやりとり。
枕木とかジンバブエの石、越前和紙など一つ一つの素材へのこだわり。
そして、その素材の採用にこぎつけるまでの過程。
2005年9月に都内で楽さんの講演会を聴いたことがあったけれど、
「あの時はこんなに多忙なスケジュールの合間を縫っていらして下さったのネ」
と思ったり。
佐川美術館の方は茶室見学に加えて、呈茶の日もあるようだ。
遠いけれど、また行ってみたいなぁ。