Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

内田繁さんの茶の湯

2007年11月27日 13時48分58秒 | 美術画廊・ギャラリー
・『茶の湯 インテリアデザイナー内田繁の世界』展 古川美術館の分館・爲三郎記念館(名古屋市千種区)にて ※12月16日まで
・『雨にむかいて月を恋ひ――茶のしつらえ 内田繁×浅葉克己』 東京・銀座の巷房にて ※12月1日まで

 この春に紫綬褒章を受章して以来、内田さんの勢いが止まらない!という印象を受ける。(単純に自分が気が付かなかっただけかもしれないが。。。でも、2003年秋に講演会を聴いて以来、注目はしてきたので、やはり今年は展覧会が多いような気がするのも、あながちハズレではないのかも~)
 9月には新宿高島屋で、『和楽な露地 三人展』では日本画の千住博さんらと独特の世界を展開していたし、10月にも西麻布のギャラリーで『現代茶の湯の道具展』(茶会も開催)で幻想的な茶道の世界を描いていた。
 私自身は行ってないが、11月始めには東急線の多摩川駅の構内に瀟洒な茶室を設置するパフォーマンスもしたらしい。(受庵か?)
 
 さて、名古屋での展覧会は↓
http://www.furukawa-museum.or.jp/exhibit/2007/kawaigyokudo/index.html#01

 億万長者が贅沢な侘びの世界を求めて建てた日本家屋の邸宅内に、モダンな世界がこれでもか~!というくらいに展開されていて、面白かった。
 (違和感はあるけれど、なぜか融合している感じられ、不思議)
 これでまでは、ビル内でしか観たことがなかったので、頭の中も現代感覚にしかならなかったが、畳の上で見ると、また印象が変わった。

 銀座の方はまだ行ってないが、また新しい発見があるかもしれない。

 内田氏の作品を実際に使って茶道をみたいかは別問題だが、今後も活躍を注目したいアーティストの一人であることは確かだ。
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