
今週はとにかく巣ごもりするぞ!と思って、
日曜日の朝一に食料品を買いに行ってから、外出していない。
(昨日の朝、可燃ごみを出しに行ったくらい)
昨日、一昨日と夜に地震を報せる警戒音に起こされて、寝不足。
なんか、大きな前触れのような。
さっきは雷ゴロゴロ、雨ザーザー。
これって、春雷?
あ、いや昨日が立夏だから、もう「夏」か。
春雷じゃない。
初夏の雷。たしかに、夏っぽい雷だったなぁ。
(もともと「雷」は夏の季語だし)
なかなか巣ごもりできなかったために、けっこう満喫している。
昨日は久しぶりにじっくり読書できたし。
友人から紹介された本。
(安土城を訪れた際、「こういう本を読んだ」と)
狩野永徳が主人公。安倍龍太郎の『等伯』を読んだ時の印象と同じで、
すごい天才肌なのに、神経質で嫉妬深いキャラ。
自宅に図録に洛中洛外図屏風・上杉本もあるし、唐獅子図のクリアファイルもある。
改めて眺め直してみた。
私は以前に大徳寺聚光院で息がかかるほどに間近で見た水墨っぽい鶴が描かれた襖絵が好きだなぁ。
(当時はまだモノホンの襖がはまっていた)
あれは余白がたっぷりあって、すごく侘びさびの世界が広がっていたのに。
檜図屏風とか、すごいことになっていたもんなぁ。
美術館がまた開くようになったら、永徳や等伯の世界をじっくり味わいたいなぁ。
2008年「対決巨匠たちの日本美術展」で永徳と等伯が対決していました。」思わずそのカタログを出して見てみました。
私も「花鳥の夢」「等伯」を読みたくなりました。
昨日は夜もゴロゴロ、ピカピカでしたね。
2008年夏の対決!展は私も観に行きましたので、懐かしいです。
あの時は風神雷神図屏風の4巨匠対決がお目当てで、永徳と等伯の対決は視界に入っていたのだろうけど、印象に残りませんでした。
同じ時期に活躍していた事はわかってたけど、競合関係にあったという実感はなく、小説読んでビックリしました。