Akatsuki庵

日々と向き合って

年越し

2023年01月01日 21時22分38秒 | おうち生活

この年末年始は約30年ぶり?の8連休。
しかも、12年ぶりに民族大移動からも解放。

自宅でのんびりし、ときどき街へおでかけ。
(帰省途中の友人に寄り道してもらって、以前から行きたかったカフェにも行った)

思えば、長い勤め人ライフの殆どは年末ギリギリまで働き、正月も3日から働くというパターン。
一度だけ、システムのテストに立ち合いで正月2日に手作りお節3段重箱を下げて出勤もしたっけ。

まぁ、民族大移動しなかったのは仕事が立て込んでいた年ぐらい。
ん? 1回か2回は年末年始6連休を自宅でボーっと過ごしたこともあったっけ。

ここ10年は非常にタイトなスケジュールで両親に不満をぶつけられながらの帰省で
「なんでこんなに怒られてまで往復しなきゃならないの?」と理不尽に感じながらの年末年始だった。

で、やっと自立を果たした年末年始。

久しぶりに丘に登って初日の出。

 以前はてっぺんまで行ったが、今回は8合目。

もしかすると頂上よりも良い眺めかも。
そういえば富士山からの日出も頂上より8合目から見た方がよかった。

何事も「上から見た方がベスト」というわけではない、ということか。

振り返れば朝陽を浴びた富士山が。

帰宅してオリジナルお節料理の祝い膳とお雑煮。

 実は夜バージョン。

自分でお雑煮を作ったのは初めて。 

大晦日に根菜4種をせっせと刻み、と冷凍しておいたシメジと油揚げに出世魚の鰤を入れて作った。

これに焼いた丸餅を入れたら、リッパな「お雑煮」になる。

やってみてわかった。
「これは正月に料理の手間を省く先人の知恵だ」。

おせち料理も料理をしないですむように日持ちがして、しかも縁起が良い語呂合わせ物を作る。

お雑煮も縁起物には違いないけど、餅は保存食だ。
餅に火を通して柔らかくして汁物に入れるだけで、「ご飯」の代わりになる。
つまり、炊飯の手間が省けるということだ。

なるほどねぇ。
この歳になっても発見があるとは。

だから、人生はおもしろい。
てか、とりあえずやってみなきゃ、どうなるかなんてわからない。

前に進む意欲を失わずに今年も生きたい。


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