Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

やっぱり、サントリー美術館は楽しい

2017年02月26日 13時44分45秒 | 茶道具以外の展覧会
★サントリー美術館 サイト
『コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス』 ※3月12日(日)まで


最近、金曜日が残業になってしまうことが多くて
せっかくの年間パスも使う機会がなかなかなかった。

昨日は土曜日だったけど、早く仕事が終わったので
六本木でGo

ホント言うと、最近どうも気持ちが塞ぐ感じで
とても美術鑑賞する気分でもなかったのだけど、
「年間パスがもったいないし~」と無理に自分を引きずり出してみた。

プレミアムフライデーの翌日だったからか、
はたまた翌日の東京マラソンを控えてか、
理由はわからないけれど、ミッドタウンの人出は意外にも少なくて、
美術館も空いていた。

中に入ると、そこそこに人はいたけれど、でも展示ケースで人が重ならない緩い数。



おっと。
太っ腹だねぇ。

きっとネットの口コミ効果もねらってるかしら?

と思いつつ、遠慮なく(?)気になったもの、気に入ったものは撮影しながら進む。

展示室の入り口からして、今までとは違っていてビックリしつつ新鮮だった。
(動線としては、よくなったと感じる)

オランダの焼き物が多い。



いかにも中国や日本の伊万里を真似した作風。

これに私たちが阿蘭陀と呼ぶ、もともとのあちらにあったデルフト陶器が合わさっていい味だしていくだんよなぁ。



そういえば、以前に参加したお茶会でボウルをお茶碗に見立てたことあったなぁ。
(すぐヒビみたいな筋がいっぱい入って、使えなくなった。←お湯の温度に対する耐久性がなかったようだ)

ポーッとみて、3階へ。



六本木に移って10年かぁ。

過去のポスターを眺めつつ、「あれも見た。これも見た。あの展覧会、楽しかった~」と思い出す。
赤坂見附にあった時からちょこちょこと通ってたもんね。

学生時代、とあるイベント関係でサントリーのスタッフさんのお食事のお世話をするアルバイトに関わったこともあったっけ。
大阪で働いていた時もサントリーの本社が近くて、パブによく行ったなぁ。(←今はもうない)

朝ドラでは「鴨井さん」で、鳥井信治郎さんのこととか大阪が創業の地であることを初めて知った。

現在も日経新聞朝刊連載の小説『琥珀の夢』は欠かさず読んでいる。

思えば、サントリーさんに結構なじんでいたなぁ。

でも、美術館の創設は佐治敬三さんなのよねぇ。

とかなんとか考えながら、ガラスの展示も見る。

陶芸家の辻清明さんがコレクションしていたとはビックリ。
(それがごっそりサントリー美術館にあることも)

『琥珀の夢』を読んでいると、ワインとかウィスキーとか洋酒が鳥井商店の商品だったから、
それを注ぐ器として、グラスの逸品も入手していたんだろうなぁ。

と頭の中でつながってきた。

そうそう、薩摩切り子とか、ここにはステキなガラスがいっぱいある。


難しいことはほとんど考えず、ただただボーッと見て出てきただけど、
ある意味、単純に頭が楽しめた。

日常ではない、ちょっと贅沢な空間に身を置いて、日常ではない「いいもの」を眺める。
都心の美術館ならではのオアシス感を、こういう夜に楽しめるのがサントリー美術館の魅力。

たぶん、5000円の元はもうとっているはず。

次も楽しみだ。

てか、3月12日までにまた時間があったら、ポッと寄ってみたくなっている。




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2 コメント

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Re:サントリー美術館 (akatsukian)
2017-02-28 22:51:55
ふくろうさん
お久しぶりです。
MOA美術館、以前は黄金茶室で撮影しました。
他もとは、太っ腹~
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サントリー美術館 (ふくろう)
2017-02-26 20:01:57
始まってすぐの金曜日に行きました。
まあまあお客様は多く、みんなカシャカシャ撮ってました😅
先週、何十年ぶりにMOA美術館に行きましたら撮影OKで、紅白梅図屏風、仁清の茶壺、国宝をカシャって撮ってきました😊
でも、光琳茶会にぶつかり庭には出られません、光琳屋敷にも行けません、新しく出来た蕎麦屋も閉館。お茶会やってるのは仕方ないけど茶の庭だけでも行かせて欲しかったです😢
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