Akatsuki庵

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W台風と西側の九州旅~その6 鶴丸城跡と城山

2018年09月06日 04時08分23秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

九州旅の2日目。

鹿児島に台風19号が近づいているというのに、鹿児島市内はとりあえずいい天気だった。


朝食はホテル内のレストラン「巳八」で。
ホテルの方は素泊まりで予約しておいたのだけど、急に朝食~となっても宿泊客は1000円払えば食べられるのは便利。



鹿児島に来たら、やはり鶏飯とキビナゴは食べたいと思っていたので、満足。


腹ごしらえも済ませ、天候が悪く前にさっさと観光を済ませようと7:30前に出発。


明治維新150年ということ、大河ドラマで放送中ということで、街は「西郷どん」だらけ?

ふと見上げれば城山ホテル鹿児島が。

目立つなぁ。

ホテルを出て、10分ほど歩いたら、あの銅像が。

修学旅行の時はバスの中から見たのを覚えている。

そのまま歩いて行くと鶴丸城跡の碑があった。


橋は古いものらしい。


その先の櫓門はもうない。(以前の大河ドラマのロケでハリボテで復元されたとか)
石垣にはいっぱい穴が。西南戦争の弾痕だって。


迫力はあるなぁ。


ただし、お堀の中は蓮でびっしり。


城跡にはある方の銅像があった。


天璋院様。つまり、篤姫様の像。前日、指宿で幼い頃の像を見ただけに、「成長しちゃったのねぇ」。

18歳で輿入れに向け、薩摩を発って以来、再び戻ることはなかったとか。
意思の強さが感じられる表情が印象に残った。


そのまま遊歩道から城山に登ることにした。


繁華街さほど離れていないのに、いきなり自然の中に入ったという感じ。


イノシシって、どこから来るの?

他に人がいないしねぇ。ちょっとコワかったし、つづら折りで勾配も急だったけれど、ちょっと頑張った。


20分ほど登り続けて、ようやく展望台についた。


桜島が見えた~。

雲が心配。
あの向こうに台風19号がいるのか。

寄るつもりはなかったんだけど、城山ホテル鹿児島へも行ってしまった。

懐かしいなぁ。修学旅行の最終日に泊まったんだよねぇ。


大部屋じゃなくて、ツインルーム。
夕食はテーブルマナーの講習を兼ねたフランス料理のフルコースだった。

テーブルマナー講習は高校1年のカリキュラムに入っており、前の年にオリエンタルホテルで一度受講しているのに、2回目。

ツインルームも人生で初めて。てか、ちゃんとしたホテルに宿泊することが生まれて初めてだったので、ビビったなぁ。

今からしても、かなり贅沢なことだったと思う。

私が高校生の頃、家計はかなり厳しくて授業料を出してもらうのだけでも遠慮があったのに、
さらなる修学旅行の積み立ては親に対して申し訳なかった。

当時は贅沢だの云々だの言う前に、5泊6日の修学旅行に疲れていて、最終日だったので、ホッとした気持ちの方が大きかった。

それが如何に高校生の分に過ぎたことだという自覚はなかった。
大人になって改めて、「こんなところに泊まるなんて、高校生の分際で贅沢だ!」と思った。
(自分の甲斐性で泊まるにはもったいなさすぎる)

と思いつつ、ホテル前から桜島をパチリ。

(たぶん、高校生の頃も同じ場所で撮影したと思う)

心なしか、城山公園の展望台よりも眺めがいいような気がする。

城山の中を歩いて裏側へ。


西郷洞窟を見物。


まぁ、「こんなものか」という感じ?
でも、ここも高校時代はバスの中から一瞬だけ停車して、「あちらが西郷さんが最期を過ごした洞窟ですぅ~」とガイドされただけだったので、
ちゃんと見物できてよかった。

そして、洞窟前でバスを待った。

うぅ~競合しているなぁ。

実は事前に迷っていた。
鹿児島の市内観光には2つのループバスがあるのだ。
鹿児島市営のカゴシマシティービューか、民間企業のまち巡りバスか。

値段も600円か500円と値段も同じくらいだし、ルートも同じだし、時刻表がちょっと違うかなぁという程度。

迷って、シティービューの方にした。

けっこう待って、やってきたバスに乗った。(一日乗車券はホテルで購入しておいた。

西郷南洲顕彰館は素通り。


今和泉島津家本邸跡も素通り。


この辺りも重臣の屋敷が多かったのかぁ。
そういう町割が残っているよう気がした。


そして、次の観光地へ。

次回へ続く~

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