お茶を愉しむ展

「婦人画報」創刊１０５周年×「松屋銀座」開店85周年　特別コラボレーション企画
『～現代の数寄者・太田達（とおる）さんによる～　お茶を愉しむ展』
松屋銀座　※5月25日(火)まで

日曜の昼下がり、銀座近くでネットサーフィンしていて情報キャッチ。
夕方、の中を観に行った。

「和菓子の展覧会かな？」と思ったら、大間違い。
手軽なお値段で買える、ホントに愉しくなっちゃうお茶碗や棗etc.が展示されていて～
と思ったら、決して“安くはない”檜垣青子さんなどもあって、バランスがスパイシー(?)

また、太田さん自身のお茶を愉しんでいるパネルもたくさんあって、
まさに“現代の数寄”がたくさん紹介されている展覧会。

中央には移動式？　鍵形？に小スペースで点前座が3箇所用意されている茶室。
しかも白い壁。
なんとも、不思議でユニークな空間（撮れないので、上手く説明できない）

「太田さんらしい、面白い展覧会だなぁ」と思った。

太田サンは有職菓子御調進所「老松」（←京都の老舗和菓子屋）の御主人。
青年部関係で、５年前に講演を聴いたこともある。
テーマは有職菓子で、とても聴き応えがあった。
アフターの懇親会でもお話ししたっけ。
（たしか、その直前に『課外授業　ようこそ先輩』に出演されていて、
その話題で盛り上がった）

数寄者というか、伝統をキッチリ抑えつつ、やんちゃ坊主っていう印象。
そこのところがわかるから、改めて「この人はすごいっ」と思う。

ズブの素人から「野点を教えて」と頼まれて四苦八苦しているワタシ
やっぱり、いくら“草”にしてカジュアルにしても、基本の型はちゃんとしてないと、
いきなりカジュアルには出来ないんだよねぇ
（自分自身は経験を重ねるうちに、カジュアルな崩し方を理解しつつあるけど、
それを素人さんに伝えるのは超ムズカシイと実感している今日この頃）

それにしても、カワイイ模様がついた棗には心が揺れた
たしか３，０００円くらいで、思わず衝動買いしそうになった

ちなみに、家庭画報5号に太田さんお茶が紹介されているらしい。

それと和菓子も見逃せない。
特に限定オリジナル菓子「軌跡」（猫ちゃんの足跡の焼印が押してある）はステキ
で、地下1階にも寄ったけど、閉店間際で売切れ
もう一種類の限定菓子「そら」（空色で○△□）はあったけど、ちょっとビミョー
「本日中にお召し上がりください」だったし


で、オリジナルではない干菓子詰め合わせ「飛雲（とびくも）」を購入
記念に（？）オリジナル菓子の写真だけ撮らせてもらった。
干菓子なので、日持ちはするけど折角なので、夕食後に一服。


久しぶりの「老松」は美味しい
でも、伊織サンには及ばないけどネ
あ、いかん、いかん。だんだん舌がゼータクになってくる。

でも、やっぱ、薄茶には干菓子だねぇ
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