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の移籍版。

離れるメール

2015-05-23 18:30:52 | インポート
学生のメール離れ 名無し送信や受信箱放置など無作法も増加
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3430966

2007年にはメールばっかりかこんちくしょう、ってやっていたと思ったら、今度は8年越しでラインばっかりかこんちくしょう、ってか。

一年越しの雑感 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1937421308&owner_id=40049699&full=1


2007年5月に産経新聞がやった産経新聞にしてはまともな連載記事企画の一つである「大丈夫か日本語」というもの。

【日本大学文理学部の田中ゆかり教授(日本語学)は「(携帯メールのコミュニケーションで)新たな語彙を獲得するのは難しい」とみる。 そこでのやりとりは親密な間柄の「おしゃべり」に限られるからだ。丁寧な言い回しや敬語といった配慮表現が絵文字や記号に取って代わられることも多く、言葉を尽くして伝える訓練にはならない。
「短文化」も加速している。 田中研究室に在籍していた立川結花さんが平成17年、大学生の携帯メール約400件を分析したところ、1件平均の文字数は約30字で、5年前の調査結果の3分の1にまで減っていた。

「相手に悪く思われないためには、30秒以内に返信するのが暗黙のルール。送受信の頻度は上がり、極端な場合、1文字だけのメールがやり取りされることもある」(田中教授)のが実情だ。
独立行政法人メディア教育開発センターは昨年、大学生約1200人の1日平均の携帯メール送受信回数と日本語の基礎学力の相関関係を調べた。「中学レベル」と判定された学生の平均が1日約32回だったのに対し、「高1レベル」は約27回、「高3レベル」は約15回。送受信回数が多い学生ほど日本語テストの点数が低いという結果が出た。
「言葉足らずなやりとりなので、送受信回数は増える。結果として、読書などの時間が削られ、語彙力の低下を招いているのではないか」調査を取りまとめた小野博教授(コミュニケーション科学)の分析だ。(Ibid,2007.05.01)】

「課題をメールで提出させたら、ファイルが添付されていないので再提出するようにと返信しました。ところが反応がない。返信が届かなかったのかとLINEで確認を促すと、すぐに返事がありました。学生のメール離れは深刻です。提出物を送ったときくらいメールの確認を心がけてほしいものですが、これからはそこも含めて教えなければわからないのかもしれません」(50代の有名私大教員)

有名私大なら、だいたいは各大学のポータルサイトで提出させているものですが、ないんでしょうかね。まあ、なくてもどってこたぁないですが。Gmailは1日1回確認しましょう、って言わないと、というか言っても見ないやつが多いので、自己責任にしました。見ないお前が悪い、と。課題再提出なんか待たずにゼロ査定しちゃいましょう。

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「メールの件名と名前がないのは普通です。署名も本文で名乗ることもしないから、誰からのメールかわかりません。高校の情報科目の教科書をみると、メールの使い方についての説明が載っているので教わっているはずなんですが、覚えていないんですね」

情報科目が義務化されたといっても、1年間ですからね。3年生にぶちこんで、当の3年生は入試が差し迫っているからまともに授業を聞いて聞かせているわけでもない。教科書通りにやっているというよりは、プリントを使ってやっているから、こんなん知っとんだろ的な常識が罷り通っている。2006年10月の未履修でだいぶ懲りたとお思いかもわかりませんが、たいして懲りてない。

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『平均利用時間をみても、平日、休日ともに10代と20代ではメールよりもSNSのほうが長く、若年層ほどメールを利用しない傾向が強まっていることがわかる。利用する機会が少なければ、使い方を覚えられないだろう。』

利用する機会というより、知らないやつにメールを送る機会を自分から取りに行かない、というものなのだとは思う。電話を掛けたくない、って新人が逃げてる、ってやつとあまり話は変わらない。

コミュ障なんで、って、人事相手にはコミュニケーション能力がありますって言ったんだろ?と。ウソをついていたわけか、なんて言わないけど。

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『そして、学生のメール離れが進んでいるのは、アドレスを頻繁に変更することが当たり前になっていること、LINEにあるようなスタンプによる簡単な感情表現ができにくいのも理由のひとつではないかと尾子さんは言う。』

「失恋などで交友関係につまずくと、すぐにメールアドレスを変える傾向にあります。連絡を取りたいなら名前や電話番号で登録しているLINEやFacebookのメッセンジャーが確実だと考えているようです。電話番号だけで送信できるショートメール(SMS)の利用も多いですね。今年度の新入生にはガラケーユーザーがいませんでした。携帯電話が最初からスマホだった彼らは、LINEで未読か既読かを確認すれば返信と同じという感覚なんです」

いや、それはないでしょう。メールアドレスを変えたらふつうその報告が来ますけど、ないですから。

だいたい、ただの「通知」ですら返信を要求してくるって、どうなんですか。見たかどうかわからないからと。関わっている人が多くなったら全部に返信なんてしてたら「非効率」なのは当たり前だと思うんですけども、これもPTAと同じで、効率にこだわってたらとか負け惜しみが聞こえてくるんで別にいいです。?

世の中、メールなら「To:」以外の人はアクションする必要がないんです。

雑感 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942023131&owner_id=40049699&full=1

「さすがに就職活動を始めるころには必死に自主的に学習するようです。そこでようやく、件名と署名を入れて、本文で自分が誰かを名乗ることを覚えるようですよ。そのうち、PCメールの書き方が『手紙の書き方』本のようにマニュアル化される日が来るかもしれないですね」(前出・尾子さん)

 近い将来、登場しそうな『メールの書き方』マニュアルも、教科書のように電子書籍で広まるのだろうか。

就活で覚えてもどうせまた新人研修でやるからあんまり変わりませんけどね。すぐ忘れるだろうし。お得意のコミュニケーション能力とやらを何とかしてもらう方が先じゃないんですか。




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