群馬県沼田市こしひかりの物語

旧新治村の田んぼでとれたコシヒカリの物語です。
それから、生活・リハビリについて、徒然なるままに書いています。

道元禅師の言葉「四運(しうん)を一景(いっけい)に競う」

2011-11-01 15:21:56 | Weblog

「四運(しうん)を一景(いっけい)に競う」

青山俊董(曹洞宗尼僧)『致知』2004年9月号特集「恕」より転載

「四運」というのは、季節で言ったら春夏秋冬、人生で言ったら生老病死。人生はいろいろ移り変わっていきます。
愛する日もあれば、憎しみに変わる日もある。成功する日もあるし、失敗する日もある。
寒風吹きすさぶような中で、じっとしていなければならない日もある。
その時、多くが一喜一憂して、追ったり逃げたりするわけです。

しかし「一景」というのは「同じ姿勢」という意味で、
生も死も健康も病気も愛も憎しみも成功も失敗も、全部同じ姿勢で受け止めよということですね。

だいたい、人生の移り変わりなんて、一目では見えませんからね。
愛する日は憎む日がくるとは思えない。健康な日は病気で苦しむ日がくるとは思えませんでしょ。

いかなることが起こっても、そこで姿勢を正す。人生なんていろいろあったほうが豊かでいいんです。
人生の調度品を揃えるような気で、楽しませてもらいましょうと思っています。   転載終わり

 

 

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