明石大橋の見える丘に住んでいます

出来事を写真入りでお伝えできれば幸せです。

初期胃がん 術後5年

2016-12-02 17:39:16 | 日記


胃がんが見つかったのは5年前の会社での健康診断。
バリューム検査で要再検査の結果通知が届いたのはちょうど今頃であった。

何時ものかかりつけ病院で 胃カメラでの検査。
細胞を病理試験に提出されたことは聞いていたが、数日後に病院から電話があった。
「奥様と来てください」

「胃がんが見つかりました」
ただこの言葉だけです。

「ここでは処置できませんので紹介状を書きますが、どこを受診されますか?」
明石市にある「県立がんセンター」を指定して 紹介状を書いてもらったのは暮れも押し迫っていた。

翌日、車で訪れて

数日後に結果を聞きに出かけた。

再検査の結果も「初期がん」と判断された。
初期がんと言いながらも、ここでは手術待ちの患者さんが居ますので最低でも3カ月待ちですと告げられた。
表皮の癌細胞が進行していないとは言い切れませんが・・・
と前置きして、

「もし手術を待つ間に胃の深部まで癌が進行してリンパ節まで達しないとは限りません。」
内科の部長先生は そんな言い方で私に告げた。

なので 外科手術の方を選択されたほうが無難です。

といいながら その日の内に外科にカルテを回された。

外科部長の判断は 内科部長からの紹介状を見て「確かにそうですね、手術の予約を受け付けましょう」と、言って外科での手術の準備を始めた。
「先生、外科ではすぐに手術していただけるのでしょうか?」
恐る恐る聞いてみた。
「それはわかりません XXさんが手術の了解をすれば予定日は出せますが、現状では4-5か月待ち・・・としか言えません」

外科での一応の適応検査をして・・・
その年は暮れた。


2012年正月明けの病院を訪ねます。
外科部長先生は休診日だったので、ほかの医師に面談した。
病院では 部長先生から数えて3番目に名前が記されている先生です。


真顔で その先生は言った。
「XXさん 何故、外科で手術するのですか?」
「は???」
「あなたの症状は完全に表皮だけの疾患です、何も胃を摘出する必要はないですよ」

それなりの本を買って勉強してきた私ではあるが ステージ1であることが その先生の口からも出てきた。
「今からでも内科に回すことが出来ますよ」
とまで言われた。

それまでのいきさつを説明しては見るが 部長を崇める立場ではないことはその先生の目を見てわかった。
このままでは 堂々巡りである・・・いや たらい回し?

内科に返ってもあの部長先生が又、外科に追いやることは目に見えている・・・
既にガンが見つかって半月以上が過ぎているのである。

実際 お屠蘇も味気ない正月であった・・・。
ここにきて 改めて3-4カ月待ちの内科手術順番を待つとは・・・

続きは明日・・・。