９月２１日 台湾家庭料理 圓 「心地よい、台湾料理の店」

９月２１日 台湾家庭料理 圓
墨田区太平１‐１４‐８
３６２３‐３２１８
俳骨飯７００円

「心地よい、台湾料理の店」

台湾料理を食べたくなり、
蔵前橋通りにあるこの店に来た。

ランチタイムのメニューは、
回鍋肉・青椒肉絲・八宝菜・麻婆豆腐・麻婆茄子・
トマトと玉子炒め・台湾干し大根と玉子炒め・
野菜と砂肝炒め・もやしと豚肉炒め・木耳と豚肉炒め・
チャーハン＋ラーメン・チャーハン＋焼き餃子が各６００円、
排骨飯又麺・鶏腿飯又麺が各７００円。

店に入るとお女将さんが招き入れてくれたが、
時計を見るともう店を閉める時間だった。

聞くと、まだいいと言う。

入れ替わりに隣りにいた先客のおじさんが退場し、
その並びのカウンター席のおばちゃんは
お女将さんの朋友らしい。

メニューにない、
肉団子の定食を美味しそうに食べている。

台湾らしいものをと思い、
標題のものをお願いした。

オーダーするとお女将さんは、肉を揚げ始め
それに続いて付け合わせの炒め物をと、
手際よく料理していく。

そうして写メのものができあがった。

丼ものをイメージしていたが、
平らな皿に盛り付けられている。

御飯の上に目玉焼が鎮座しているので、
まずこれを馴染ませる。

排骨は１センチ程度の薄さの豚肉で、
一口で食べられるようにカットしてある。

カリカリでサクサク。
旨い。

目玉焼は、フライドエッグという言葉がふさわしく、
白身はかためだが黄身はトロトロだった。

御飯は大盛りでお願いして、
それとわかるボリューム。

ちょうどいい炊き加減で、美味しい。

おかずが充実しているので、
できればもう少し食べたいところだ。

付け合わせは、青梗菜と人参を炒めたもの。

どちらも一口サイズに刻んであり、
鮮やかな緑と朱色。

シンプルに塩味が効いていて、美味い。

新香は細長いたくあんで、甘い。

スープは、味噌汁。

具は、豆腐に細かく刻んだねぎ。

日本人として、ほっとする味。

中国でなく、
台湾の人だからできる味付けと言えよう。

全部食べ終わると、サービスですと
アイスコーヒーを用意してくれた。

無糖のもので少々薄い感じがしたが、
食後のひと時を美味しく楽しんだ。

お勘定をお願いすると、
大盛り料金はいいとお女将さんは言う。

客のおばさんも、また来てくださいと笑う。

心地いい雰囲気で、また来たくなった。