桜エレガンス着物美人

写真による活動報告

十二単

2017-10-29 21:13:37 | 活動報告
11月に開催されます

「京都きもの文化学院 秋のつどい」

資格取得を目指して勉強されている方への

免許状授与の式典です

第二部は実技発表があります

今年は「十二単と束帯」の着付けです

時代衣装の着付け過程を見る機会はなかなか

少ないかとおもいます

そもそも「十二単」は正式名称では無い事を

ご存じですか???

「女房装束 /ニョウボウショウゾク」

「唐衣裳/カラギヌモ」

十二単は十二枚着ると思っていませんか???

「たくさん重ねている」という意味で

十数枚だったり……三枚だったり……

気温の変化に合わせて重ねる枚数を変えます

今回は五枚重ねた「五衣」を着装しています




この衣装は紐「1本」だけで着装していると

知っていましたか???


実演を見てみたくなりませんか?

実演を見る前に予備知識!

今回使用の衣装の簡単な説明をします




↑【小袖/コソデ】

肌着です

現在の着物の形は平安の時代には肌着でした




↑【長袴/ナガバカマ】

裾は後ろに長く引きます




↑【単/ヒトエ】

裄と丈は大きく長く単仕立てです




↑【五衣/いつつぎぬ】

《袿/うちぎ》を何枚か重ねて着る

写真は五枚重ねた状態で一組となっている




↑【打衣/ウチギヌ】

重ねて着た袿の上に着る




↑【表着/ウエノキヌ】

地文様の上に更に別の色糸で上文様を織る

二重織物で構成されている




↑【唐衣/カラギヌ】

上半身に羽織るだけの袖も丈も短い衣

一番上に着る衣なので美しい二重織物




↑【裳/モ】

後ろから腰に当てて前で紐を結ぶ

後ろに長く垂れて引く下衣



只今 絶賛 お稽古中です!!!








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