桜エレガンス着物美人

写真による活動報告

老舗料亭 新ばし 金田中

2019-01-13 13:44:18 | 活動報告
日本三大料亭の一つ

『新ばし 金田中』

花柳のつどい 襖絵の会へ

行って参りました

なかなか入ることの出来ない世界へ・・

威風堂々とした門構えにも

歴史を感じます



大正時代創業の名料亭

夜の予約は一見さんお断りです



「襖絵の会」

大広間には正月・松の内だけ

横山大観先生の作品

『富士と箱根連峰』襖22枚に

替えられるそうです



この日は横山大観先生の曾孫

横山大観記念館 執行理事の

横山浩一氏による講演がありました

又、金田中 主人からも大観先生が

料亭に泊まり込んで襖絵を描いた時の

貴重な話を聞くことが出来て

ますます作品への興味が深まりました



大広間の舞台背面に「富士山」

横山大観先生の作品といえば「富士」

この襖の「富士山」は舞台で踊る

白塗りの芸者衆の姿が計算されて

描かれたものだそうです



対面には「日の出」の軸



側面には「箱根連峰」



席に着いた私の位置は「駿河湾?」

と、思わせるような

大広間全てをのみこむ構図取りに

富士の裾野に暮らす者としては

ますます興味深い作品です



正月 会席もいただきました



青竹でいただくお酒は

爽やかな飲み口でした

右下の写真の料理は「大観漬け」

横山大観先生の好物!

時季のお料理の味はもちろん

凝った器

季節のしつらいの気配りを感じました



新橋 芸者衆が富士の襖を背に

新春の唄と踊りを観賞



近年流行りとなった『おもてなし』

本物の『おもてなし』『日本文化』に

触れる素晴らしいひとときを

体験することが出来ました



この会に参加する機会をくださった

Tさんに心より感謝いたします


この日の私の装いは・・・



「一つ紋付き訪問着」

「螺鈿細工の袋帯」

「家紋」・・・刺繍の一つ紋

定紋を思い切りアレンジ!

可愛くしてもらいました









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