さよならアスタリスク

とある精神病罹患者の雑記 
コンタクトakame_nao@mail.goo.ne.jp

空手

2006-10-01 23:16:59 | Weblog
麻袋に砂と砂利を混合したもの入れた砂袋と云われるものを素手素足で血尿が出るまで叩いていたあの頃はまだ若かった。
その団体の名はあの悪名高い拳道会で何時しか自分の周りに日本人がいない事に気付き出奔して自分で団体を起こした。名を秋水会として再度の挑戦にかけた。
しかし世間はそんな簡単なものじゃなかった。
俺は金儲けを考えないで自分が開発した実験的空手理論を生徒に押し付け、
厳しく指導した。その結果、生徒は集まらず出費がかさむだけの貧乏所帯になってしまった。
金を儲けなきゃいけない。霞を食っても生きられない。
その為に空手は生徒に充足感与えなきゃいけない。
準備運動して移動稽古して型やってミット蹴って組手して補強やって…
ま、こうゆう感じで生徒に自分が強くなったと錯覚してもらう事が必要なのである。
人間汗をかいて、腕立てから指立てふせが出来ると嬉しいものだ。
確かに自力は付く。喧嘩もある程度強くなる。必要な事である。
でもそれと空手が身に付くのとは雲泥の差がある。
俺は基礎的な事を吹っ飛ばしてもっとレベルの高いものを目指した。
ただそれだけだったんだ。
しかし案の定流派は衰退、そして消滅。
何時秋水会は復活するのであろうか…

焼酎のみながら考える日々。



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4 コメント

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Unknown (うにゅー)
2006-10-02 03:10:41
まぁね、自分も団体やっているけど、人数だってそんなに多くないし出入りが多い、彼らに充実感をあじあわせるのは難しいし、商売としてはやっていかれないからね、でも、旦那は立派だよ、真剣に彼らとむきあったんだから。人を集めて集金マシーンのような連中やコミュニティーもあるさ、だが、俺はポジティブに行こうとかそんな理想は嫌いだね、いま、そこに自分がいて、出来る事をやれればいい、きっと会長として報われる日がくるとおれは信じている。
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Unknown (トバモリー)
2006-10-02 22:37:15
難しいトコロだね。



空手がスポーツ化している今は真の空手とは雲泥の差がある。

何かを極めるって、究極は精神の問題だからね。



生徒を客として迎え入れた時点で本来akmeが求めている道場とは意味合いが違ってくるしね。



小さなスタジオを借りて、少人数からでも始められると良いね。



是非、参加したいところだけれど、心の鍛練が全くなされていない僕には無理だろうな~。
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Unknown (うにゅー)
2006-10-03 00:46:09
トバさんの場合

コメンテイターになるとか、

細木和子と張り合っていただきたいです。

きっと人民に勇気を与える事でしょう。

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うにゅーさんへ (akame)
2006-10-05 17:17:25
↑どういう意味ですか?

頭の悪い俺には解りかねます。
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