店内に緩やかな音楽が流れ出した。
万華世界に咲く薔薇の
花弁が水面に落ちし音を
あなたと二人で感じたひ♪[詩akame]
「ずいぶんロマンティックな曲じゃない?」
彼女はイエローサンセットという、黒ビールに卵黄をまぜた不気味なカクテルを呑みながらいった。
「あぁ」
俺もそう思った。
そしてさっき頼んだはアースクエイクを待っていた。
中身はウオッカ、ジン、アブサンの結構強いカクテルだ。
カウンターでは少々若めの青年が一生懸命シェイカーを振っている。
「それで今日は何の話だっけ」
俺が聞く。
「忘れた」
真剣に考えるでもなく彼女は云った。
「そうか…それならいいや。」
俺は本当にそれでいいと思った。
ただ今は酒を呑むという事が一番大事だと思ったからだ。
今日は美味い酒が呑めそうな気がした。
なんか今日はメロウな良い夜になりそうだ。
バッカスよ今宵も有り難う。
散文詩
万華世界に咲く薔薇の
花弁が水面に落ちし音を
あなたと二人で感じたひ♪[詩akame]
「ずいぶんロマンティックな曲じゃない?」
彼女はイエローサンセットという、黒ビールに卵黄をまぜた不気味なカクテルを呑みながらいった。
「あぁ」
俺もそう思った。
そしてさっき頼んだはアースクエイクを待っていた。
中身はウオッカ、ジン、アブサンの結構強いカクテルだ。
カウンターでは少々若めの青年が一生懸命シェイカーを振っている。
「それで今日は何の話だっけ」
俺が聞く。
「忘れた」
真剣に考えるでもなく彼女は云った。
「そうか…それならいいや。」
俺は本当にそれでいいと思った。
ただ今は酒を呑むという事が一番大事だと思ったからだ。
今日は美味い酒が呑めそうな気がした。
なんか今日はメロウな良い夜になりそうだ。
バッカスよ今宵も有り難う。
散文詩