13/6/5 もう数週間前からヒキガエルの赤ん坊が困っていました。オタマジャクシからカエルに変身したのはよいのですが、池の水位が低くて外に出ることができなくなっていたのです。
気づいてからポンプで水をくみ上げて水位をあげて助けようと思ったのですが今年は梅雨入りしてから雨があまり降らないので谷に十分な水量がなかったのです。
おまけにポンプとエンジンの動力をつなぐベルトが切れていたりで、少しの雨量でやっと揚水できるかとおもっても動かすことができず、翌日は水量不足とさんざんでした。
池の中の覗くと飢えで力尽きたのか、すでに死んで水底に沈んでいるカエルも沢山見えます。みんなやせ細っているように見えます。

コンクリートの壁の水際に帯状にへばりついているのがカエルの子供たち

このように四方ずらりとへばり付いているヒキガエルの子供たちはいったいどれだけいることやら。4桁の数になることでしょう。

トンボも羽化しています
きょうは玉網を持って行ってこのヒキガエルの子供たちをすべて掬い取って外に救出しました。ものすごい数でした。
ザワザワ、ぴょんぴょん 外に出たカエルは元気いっぱい。
外の世界も厳しいだろうけれどがんばって大きくなってくれと祈りました。