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土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

新しい図鑑「釣魚1400種図鑑」847ページ 定価2.500円(税別)が届いた

2018-07-03 17:03:28 | 土佐レッドアイ
 2018.7.3 台風7号の影響が続いている。今のところ当地は雨はそれほどではないが、突風でビニールハウスが倒壊するという被害が出ている。

 小西英人さんから、新しい図鑑「釣魚1400種図鑑」847ページ 定価2.500円(税別)が届いた。 英人さん ありがとうございます。






 中を見ていて、ページをめくる手が止まった。182ページ アカメ科でアカメの幼魚の美しい写真が載っている。おお!この幼魚には見覚えがあるゾ。これは1999年種子島第1回調査行(9月18日~21日)の時に捕まえた記念すべき種子島アカメの幼魚だ。「アカメの国:種子島の稚魚を求めて(http://akamenokuni.com/tigyoomotomete.html)」
 それまで噂であった種子島のアカメの生活史のサイクルを初めて確認した幼魚だったのです。
 

 写真:最初は英人さんと2人で、ネットを引いていたのですが、英人さんがメヒルギの沈木に激突、膝を怪我してしまってそれ以降、相棒のかわりを努めてもらった種子島在住の園田 豪さんとネットを引いています。


 
 写真:園田さんとアカメを見つめる英人さん。

 
 写真:アカメの幼魚の撮影準備

 この時、種子島調査のきっかけを作ってくれた松山政敬さん、「長野さん、オキノフナを釣りました。標本に送ります」と初めて種子島のアカメの現物を送ってくれました。

写真:松山政敬さん

  
 1999年から2001年までネット引きを手伝ってもらった園田兄弟。アカメを持っているのが兄さんの豪さん、クーラーを手にしているのは弟の毅さん。
 種子島アカメ調査団のみなさんとは今も親しくお付き合いしてもらっています。
 20年ほど昔の種子島の情景が昨日の事のようによみがえります。

 ということで、この図鑑の写真はこの時のアカメだと思います。そうですよね、英人さん。


 576ページでまた止まった。ウツボ科の所だ。
 「アミメウツボ」こいつも曰くがある魚だ。
 1999年から3年連続して種子島の調査をした。英人さんは2回目には参加できなかった。2001年、3回目の調査のときである。
 英人さんとは1回目も3回目も、お隣の島「屋久島」へ渡り、ここでオキノコイと呼ばれているアカメであろうという魚の調査をすることに決めていたのだ。が。1回目は前出のように英人さんの怪我と大型台風に追い返されてしまっていた。屋久島行はお預けをくらったのである。

 さて3回目、今度こそ屋久島へ行くぞと勇んでいたのだが、英人さんがウツボに食いつかれたのだ。
 英人さんの仕事で大きな比重を占めていたのが、釣ったりネットで採集したりした、あらゆる魚は幼魚だろうが成魚だろうが、大きかろうが小さかろうが、長かろうが短かろうが全て撮影することだった。うなぎを撮った。ヒラスズキを撮った。ゴマフエダイを、チャイロマルハタを私が釣ったときは「おお、この魚の写真は初めてだ」と喜んでくれた。

 長モノ(ウナギなど)を写すときは撮影板の上で「つ」の字型にしてから撮影することになっているらしい。英人さんは生きている魚をきれいに写すことにこじゃんとこだわっている。なにしろ生きている長モノはつの字にしてもじっとしているはずがない。それは無茶だと思うのだが、つの字にしてカメラを構えようとするとS字になったりへの字になったりする。それでも繰り返し、繰り返しにこにこしながら、へこたれない。カメラマンはえらいのです。
 ある港で夜釣りをしていた。英人さんのするめの餌にアタリがあり、上がってきたのがウツボだったのです。
 当然のごとく棒きれでそのウツボをつの字にしようとするのですが、ウツボはすこぶる元気でタフなのです。
 何度もなんどもつの字にしているうちに頭に来たウツボは英人さんの右手親指に食いついてしまったのです。ご存じのようにウツボの歯はするどくて長いのです。痛いと握った左手の間から血がぼたぼたと落ちます。急いで病院へ駆け込んだのですが、親指には何本もの歯の深い傷がついており、縫い合わせる事ができないため治りが遅いがしかたがないという事でした。

 アミメウツボでした。

 屋久島は2人にとって鬼門でした。
 
 これほど歳を重ねると私はもう無理です。
 
 嗚呼 屋久島や 屋久島や

 ひでとさん いまもいい仕事をしていますね。この図鑑は宝物にします。
 
 種子島、屋久島は無理でも、高知へ遊びにおいで下さい。うだうだ、ぶつぶつ話をしながら英人さんのするめ餌の仕掛けを教えてもらいたいなあ。いっしょに夜釣りでもしましょう。

雨です

2018-07-01 19:22:57 | 土佐レッドアイ
 18.6.30 局地的な大雨が降りました。
 いつも一番先に見に行くポイントはそれほど増水していなくて、流程が長いホームグラウンドへ。朝、5時頃到着です。かなりの増水で濁りもすごく、焦げ茶の濁流が海に入っていました。波も2.5㍍ほどで、丁度です。
 2投目にヒット、小型のヒラスズキを取り込みました。2尾目はそれから数投目でヒット。これも無事取り込みました。ここで内川さんに電話、おーい、○○でいま当たりゆう、来んかよ。「行く」。彼が到着するまでに3回ヒットも乗りませんでした。
 彼が到着してしばらくしてから、ヒット。内川さんが取り込んだのはコンディションの良いヒラスズキでした。

 その後、2人ともヒットはぼつぼつとあるのですが、乗りません。7時前に「仕事があるきに帰る」と内川さん。グリップで下顎をはさんだヒラを波の中で洗っていました。その時です。悲劇が。
 あまりのことで、よう言いません。
 内川さんが帰ったあと、3回ヒット、その中の1尾を取り込みました。



 釣ったヒラを処理して、一休み。少し仕事をして昼食中、昼休みにちょこり行ってくるかと出かけて、車を止め外に出ると、内川さんが現れました。好きやなー。

 しかし、ヒットはなく、内川さんにチェイスがあったのみ。

 夕方、5時、またも同じポイントへ。
 結果、1時間ほどやって、5回ヒット、3回乗って2バラシ、獲れたのは1尾でした。



 18.7.1
 翌朝、朝5時同じポイントへ。すでに濁りは薄くなっていましたが、波は昨日より少し高いような気がします。
 直ぐにヒット、乗りましたが少しのやりとりでルアーが飛びました。それから、数投ごとにヒット、乗りましたが、2回ともバラシ。結局、1尾も獲れませんでした。
 まあ、よくある事です。

 今のヒラスズキは良く肥って、脂肪もタップリの良いコンディションです。腹の中には流入したアユが数匹入っていました。

中野さん どっち?

2018-06-22 07:57:28 | 土佐レッドアイ
 岸和田の友人、中野友昭さんからTシャツをプレゼントしてもらった。これまでも、ご好意で土佐レッドアイのステッカーを何種類も作ってもらったり、アカメのTシャツを頂いたりとお世話になってきた。
 今回は新作のTシャツを送ってもらった。
 昨日、「Tシャツ送りましたがが到着してますか」と連絡を頂いた。ところが私は受け取っていないし、カミさんに聞いても「さあ、知らんよ」というのである。どうも来てないようぜよと返信。中野さんは13日に到着しているのですが・・・。住所は「乙○○●」ですよね、との事、うちは「乙」ではなく「甲」じゃけんど。実は「乙」には同姓同名の人が住んでいる。昔から手紙などがときどき誤配されていた。
 中野さんは、送ってくれようとしたとき私の住所を失念して、ネットで調べたのではなかろうか?まさか高知県安芸市穴内に同姓同名の人がいるとは思わなかったのだろう。
 今回は誤配ではなく、住所は正しいので、届いた長野さんはこれはえいもんを送ってもろうた、知らん人じゃけんど遠い親戚の友達の友人かもしれんなどと解釈してすでに着たりしちゃあせんろうか。などと心配しながら、乙の長野博光さん宅を訪ねた。
 「来ちゅう、来ちゅう、Tシャツじゃろう。知らん人からじゃけんど、住所も名前もおうちゅうきに家族に聞いてみろとおもいよった」
 わけを話して、無事引きとってきて、中野さんに連絡しありがたくいただきました。

 昔から器用な人でお世話になってきたが、どうも商売をはじめたようだ。

  https://redeye.base.ec/

 しかし、このサイトをみると、送って頂いたTシャツはすでに売り切れではないですか。以前のアカメTシャツもソールドアウト。まるで商売っ気がないのか、それとも私の想像もつかない人気で生産が追いつかんがじゃろうか?
 中野さんはアカメに狂った1人なので、親近感がとても強い。彼は本気とも冗談ともつかないが、「高知に移住したい」と何度も聞いた事がある。この一連のプリント製品の商売で移住の礎を築いているのじゃろうか?などと想像したりするのだが、それにしては商売っ気がなさ過ぎる。
 彼のデザインのセンスはとても素晴らしい、商売になるとおもうのですが、本気なのか、趣味なのか。どっち?中野さん。

 

 

雨じゃ 大雨じゃ

2018-06-21 11:45:26 | 土佐レッドアイ
 今年の雨は天気予報でも降水量1ミリ以下とか数ミリというしつうち程度の雨で、高知県東部の河口は沈黙状態でした。
 昨日は何と、洪水注意報がでるような、ゲリラ的な豪雨が降りました。
 しめしめ。
 20日は朝、昼、晩と出撃しましたが、軽いアタリが3回だけという面白くない状況でした。風波とうねりがあり、潮がおかしく東へ飛んでいていつもと違う感じでした。明日じゃ、明日の朝じゃと諦めて、21日、目覚めると明るいのです。しもうた!寝過ごした。時計を見ると5時ではないですか。4時にはポイントでキャストをしている予定だったのです。
 駆けつけると、川はまだ増水が続いていて濁りもあるのですが、海がヘンです。やはり今朝も潮は東へ飛んでいます。
 まあ、これだけの増水は久しぶりだから、ヒラも寄っているであろうと、始めました。数投して気配がするので振り向くと、仲間の内川さんがやってきました。
 2人で始めて直ぐ、私にヒット。乗りません。また私にヒット。乗りません。3回目のヒットは乗りました。ずっと寄せて、目の前まで来たときバリバリとエラ洗い。ルアーは飛ばされました。
 今度は内川さんにヒット。ぐいぐいと寄せてきて、私がネットを構えようかとしていると、何とぬき上げて取り込みました。小型のヒラでした。その後すぐに私にヒット。手前までよせて、内川さんがネットを構えて待ち構えている目の前でエラ洗い一発。バイバイです。
 アタリが遠のき、内川さんは仕事があるので帰りました。まじめな男です。不真面目な私は、まあ、その内来るじゃろうとやっていると、ゴンと乗りました。おお、今度こそバラさんゾとぶつぶつ言いながら取り込んだのは小型のヒラでした。


 帰ろかな、帰るのよそうかなと歌いながらやっていると、ぽつりぽつりと当たるのですが、乗りません。リップカレントの払い出しめがけて遠投したルアーが着水し、数回ハンドルを回し糸ふけがなくなったと同時にドンと乗りました。
 取り込んで時間を見ると8時前です。終了。
                      

一杯やるぜよ

2018-06-15 08:24:20 | 土佐レッドアイ
 「友遠方より来たる」2018年6月14日
 岳洋社の松井さんが高知へ遊びに来る、その晩内川さん宅に泊まって一杯やるので来てやと連絡があった。夕方仕事を早めに切り上げて、イノシシの頭の肉の煮付け、シカのから揚げを作って、大坪さんを誘って駆けつけた。

 
 
 宴たけなわの内川宅には岳洋社の松井謙二さん、釣り人社の岡村政宏さん、有岡 只祐さん、松本優吾さん、家主の内川昭二さんで盛り上がっていた。

 

 

 いつものように、山海の美味がならんだ。大坪さんが今日釣ってきたとう安芸川のアユ、イノシシの頭の肉の煮込み、シカのから揚げ、アメゴの塩焼き、から揚げ、シマアジ、カツオの刺身などなど。ぶったまげたのは、大坪さんが持ち込んだえだまめの塩ゆで。これが旨いのでした。庭先でつくっているというその枝豆は「チャマメ」というのだそうで、香りがすごい。食べた全員が「おお」「これはうまい」。大坪談「枝から外して、ボールに入れ塩で揉みます。これをそのまま沸騰した鍋に投入、5分20秒でざるに移し塩をふってできあがり」。


 アユの世界は門外漢で全く知らないが、松本くんは若手の名手ということで紹介された。大坪さんが褒めちぎっているのですごいのだろう。昔話を愉しむ年寄り連中をにこにこみている彼は優しい人なのだろう。
 明日は安田川でマスターズの大会があるということで、有岡さん、松本さんは先に帰った。大坪さんも参加するというので、早く帰らないといかんのではないかというと「わたしは大丈夫です」。

 いつものように一番先に家主ができあがり、宴は終了していくのでした。