スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

子育て交流会in大阪

2005-05-23 | New Japan Women's Association
新日本婦人の会に所属する
西日本の子育て小組が集まった
子育て交流会に行ってきました!

バスに揺られて1時間半。
会場は各地から集まった会員さん達でいっぱいで
午前の講演会は座れない人が大勢いて
通路やロビーに座る方もたくさんいました。

私は子ども達を「保育」に預けるのに手間を取り
前半のお話が聞けずに残念!
後半はそこらへんを歩き回るKids君の後をつけながら
聞き逃さないようにと耳はダンボにして聞いていました。

講師の広木克行教授はカウンセリングを専門にされていて
昨年佐世保で起きた小学生同士の殺害事件について
とても信じられない事実を話してくださいました。

学校であの事件が起きた日に
父母が子ども達に会いに学校へ駆けつけたところ
門の外で待たされ
5時間もあわせてもらえなかったそうです。

その間に子ども達は警察に質問を受け、
証言が自分のものである証にと
全員指紋を捕られたとのこと。
ある子は「自分が犯人みたいだった」と
ショックで食事も出来ず学校に行けなくなったそうです。

それなのに学校側は翌日休校にもせず
事件のあったクラスで「普通にしよう」と
普段通りに授業もし給食も出したそうです。
給食を食べられた子はほとんどいなかったとのこと。
子ども達の気持ちを学校はどう考えていたのでしょう?

ある小学校に講演に行かれた時の話も
大変驚かされるものでした。
その小学校の校長先生は
「我が校には不登ゼロです」
と言われたそうなのですが、
その講演の日に学校で教育相談があり
来られた6名の親の相談は
みな不登校の相談だったそうです。

なぜ校長先生が不登校はゼロと言ったかというと
文部科学省の通達で不登校の数を減らすために
不登校の子どもは「学習障害」のカテゴリーに
追いやられてしまっていると言うのです。

数の上での「不登校」は減らせても
実態に即して具体的な対策を講じていないのが
今の教育現場の実態だということが見えてきます。

競争社会のゆがみが子ども達を苦しめている
教育の実態がよくわかるお話でした。

Kids君を追いかけているうちに
話が途切れ途切れになってしまい
きちんと聴けてない部分もありました。
みなさんにたくさんお伝えできなくて
ごめんなさいねー。

私にとっては少しでもの心に残るものがあったので
これから子どもと関わる時のヒントになりそうです。

それから、若いお母さん達をもっと連れて行きたかったなぁと
少し後悔の念もあります。
講演会というと引いちゃう方もいるけど
話を聞く中で、自分の育児を振り返り
整理するいいきっかけになるものです。

分科会の方は質問なども出来るし
「めっちゃ話おもろい」と
評判の先生もたくさんいますんで、
次の機会には是非足を運んで聞いてみてください。
もちろん内容によりけりですが。

こうして普段は滅多に聞いたり出来ない話を聞いたり
全国各地の仲間に出会え交流できる機会は、
サークル活動に新しいエッセンスを与えて
より楽しい活動にしていくパワーになります。
だから、子育て小組に参加されているお母さん達を
次は必ずたくさん引き連れて行きたい!
とつよ~く思いました。

参加できなかった皆さん、
今度は一緒にいい話を聞いて
ステキな子育て期と小組活動をしていきましょうね~♪





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。