スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

無力感と向き合う

2022-03-09 | smile monology
4年生の子ども達が
窓の外に向かって叫んだ。

「戦争はんたーい!」
「命を無駄にするなー!」

そして、
他の国との戦いから
自分たちが狙われるかもしれないと
想像を膨らませてみたり

それでも自分たちは
他の国より強いんだと言ってみたりする。

色んな情報が行き交う中
この子らもきっと
不安にかられているんだ。

世の中の大きな流れに
巻き込まれて行かれそうな

自分ではどうしようも無い
大きな何かが世界を揺さぶってる

そんな不安と向き合っているんだ。

先週はそんな言葉は
一言も言わなかった彼らの心に

今押し寄せているのは
そんな気持ちなんだろう。

大人の私たちだって
この状況下で何ができるか

もしものことを考えるより
前に進めることを探さなくてはと

モヤモヤしながらも
確かなことだけを言葉にする。

戦争はやめて。

同じ過ちを繰り返さないで。

戦争は誰のためにもならない。

大切なのは、
地球が幸せに生き続けること。

戦争がもたらす多くの負の遺産が
地球そのものの存続の危機に
つながると気付いて欲しい。

でも、それを知ってて
それでも戦争しようとしてるなら
私達に出来ることは何なんだろう。

力に力で対抗することは
事を悪化させるのは目に見えている。

平和的な解決は
無理なのだろうか。

無力感が私を襲う。

私にとっては、
永久凍土が溶け始めた時以来の
大きな衝撃。

ヒロシマ、ナガサキ、
そしてフクシマを経験した
日本の悲痛な叫び声も
届かないのだろうか。

これは、
私たち人間がなすべきことを
怠ったがための
しっぺ返しなのか?


高校生の一人に
「戦争に行かなくては行けなくなったらどうする?」と問うと、

「そんなこと考えてもどうしようもない。早く状況が良くなることを願うしかない。」と答えた。

彼も私と同じような無力感を


子ども達のように
そこいら中で声を上げて
みんなの声で変えることができたら

本当に、
それができたら良いのに。

色んな情報を見るにつけ
不安と無力感が増すばかりだ。


だけど。。。

そうだ、
子ども達を守らなければ!

命をつないでくれる
私を目の前にいる
彼らを守らなければ。

そのためにできることを
今は精一杯やろう。

彼らのこれからが輝けるように
子ども達と語り合おう。

4年生の子ども達が
何度も何度も窓の外に向かって
「戦争はんたーい!」と叫んだ。

それは、
「僕たちの声を聞いて良く!」
という心の叫びにも聞こえた。






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