goo blog サービス終了のお知らせ 

スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

子どもを信じて

2007-06-30 | smile monology
我が家にある坂本さんの料理の本は
「自然流 手作り和菓子の本」。
子どもと一緒に手作りすることが
この本にも書かれていて、
よく子ども達と混ぜ混ぜ、コネコネして
簡単な和菓子を作ったものです。

NHK「ひとりでできるもん」などの監修をされて、
世間では大変有名になられた上に
最近は食育の方でも雑誌に良く出ているのを見かけます。

先日の「現代の子育て事情」のお話を聞いて
共感出来たのは「子ども達は体験で学ぶ」ということ。
今の子ども達の可哀相なのは、
いろんな体験を身近でさせてもらえないことだと
つねづね思っていたので、
料理を通してたくさんのことが体験できるという
坂本さんの言葉は、心からうなずけるものでした。

しかしながら、「1歳から包丁を!」という言葉を
いざ実践しようと思うと、
なかなか私の方に勇気が持てません。
家事のいろいろをさせるにしても
「ここまではあなた、ここからは私」と
子ども達から肝心なところを危険だからの理由で
奪っていたように思います。

少しぐらい手を切っても死なないし大怪我はない。
分っていても、何もないに越したことはないと思うと
危ないと思うことから遠ざけてしまっている。
火を使うにしても、どういう状態が危険かを
「きちんと説明して少しずつ進めたら
必ず子どもはできるようになる」と坂本さんは言います。

つまるところ、私自身が
「子どもを信じて」いないのだと
痛感します。

<どんな物事をさせるにしても
 子どもの可能性を信じていれば
 子どもは必ず困難を乗り越えて
 自分の力で出来るようになる。>

言葉でいくらでも唱えても
実際に信じているかどうか
胸に手を当てたら「No」に近い気がする。
子どもはそんな私の気持ちを
きっと感づいているのでしょうね。

心から子どもを信じること、
何で出来ないでいるんだろう?

信じることは「愛」だと
先日の児童英語の研修講座でも聞き、
自分でもそう思っているはずなのに、
いざ自分の子どもの前に壁が現れた時に
見守ってやれないのだろう。

もしかしたら、私自身が体験不足なんでしょうね。
子どもが自分の力でやっていく姿を
私の目で見ていない、見過ごしてしまっている。
反省です。。。

わが子が中学生になり
昨年までとはまた一つ違う状況が
私の周りに生まれてきました。
今までのようには行かないと思いつつ、
今までの状況を引きずっている。。。

どこかで切り捨てなくてはいけないものを
切り捨てようと思っていますが、
まだまだ日常のめまぐるしさに
落ち着いて考えている余裕がないのが実際かな。

救いなのは何が原因かが分っていること。
この原因を少しずつ取り除いて
もうチョット私らしく生きれる生活に
変えていけたらなーと思います。

大人が変われば子どもも変わる、
子どもは親の鏡。
子ども達のためにも
自分のためにも
今の状況を変えたい私です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。