スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

恐怖の「ひきつけ事件」②

2005-04-23 | smile kids
病院へ着くと玄関先にいた看護士さんに声をかけると
すぐに診察の部屋に案内してもらった。

夫さんは受付で手続きをしてから
診察室に息を弾ませてやってきた。
出発の際に見つからず探しまくった保険証が
こんなことで役に立つとは思いもよらなかった。

Kids君は抱っこしていてもずっと泣きじゃくり、
熱があるせいかどことなくもうろうとしている様に見えた。
熱を測ると、やはり40度以上あった。

まずは先生にどんな状態だったかを説明し
今の状態はいつもどおり意識があることを確認した。
インフルエンザB型はすでに罹患し治っている事や
風邪のような症状はなく
昼には熱も下がって遊んでいた事も話した。

「けいれんは熱性けいれんでしょう。
 熱はかぜだと思いますが、
 念のため採血して検査しましょう。
 それと、点滴をうっておきましょうね。」

初めてのけいれんでビックリしてしまったが
熱性けいれんはそれほど心配はないと聞いていたので
少しホッと胸をなでおろした。
それでも泣いてばかりで私の言葉にあまり反応しないので
どこまで大丈夫なのか不安で、なんども
「お母さんの方見て!わかる?」
と声をかけてみたが、泣きじゃくるだけ。
あんなに眠っていたように思うのに、
まだ眠り足りないような泣き方だった。

「けいれんは遺伝が大きいんですが
 ご家族で小さい頃にけいれんを起した方います?」

先生の質問を後で御義母さんに聞くと、
「そういやー、わっしもね、 
 子どもの頃ようひきつけたんよー。」との答え。
じゃ、Kids君もまた起すこともあるってこと?

そういえば近所の友達にも37度5分以上の熱がでると
いつもひきつける男の子がいたよなー。
その度に救急車呼んだってママさんが言ってたなー。

6時をとうにまわったのに病院には
まだたくさんの患者さんが待たされていた。

Kids君も「○番の部屋の前でお待ちくださいね」
と言われてからすでに20分ほど経っていたように思う。
ようやく呼ばれて中に入った処置室には
「ひきつけ」より辛い試練が待っていた。

(③へつづく)


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