東京ちょこっと滞在記 ②

クレヨンハウスは、
落合恵子さんが主催する絵本専門店。
店内のあちこちに
子どもの為にいろんな工夫がされていて
子どもへの優しい視点があります。

１階には絵本がたくさん!外国の絵本もたくさん!
「リサとガスパール」の原書の最新作も発見！
でも、以前にパリの本屋で
日本円にして1冊約700円のそれを
もって帰れるだけ買った私には、
倍以上の値段では買えませんって!!

絵本が自由に読めるように
あちこちに椅子とテーブルがあります。
「たくさん読んでいいから、
　気に入った本は是非買っていってね」
って感じが私は好き。
ぴっちりとフィルムでパッキングして
売っている本屋もあるけど
なんだか本が息苦しそうで
私はあんまり好きではありません。

この場所で一番楽しんだのはきっと、Kids君。
たくさんの絵本に高テンションで
ご飯の時間まで自由自在に動き回っていました。
そうかと思うとトーマスの本に釘付けで、
ほかの同じくらいの男の子と一緒になって
床に座り込んで読んでいました。

ここの店内は少し変わった構造になっています。
壁側の天井に近い所の棚まで手が届くように
壁に沿って床が小高い廊下になっていて、
端っこには小さな階段が付いています。
Kids君はその階段がお気に入りで
何度も何度も往復!
いい運動になったよね～。

お腹もすいたところで
いざ地階のオーガニックレストランへ!
ところが予定していた和食バイキングが満員御礼。
今から待つのもと隣の洋食レストランへ移動。
ちょっと高級感が子ども向けではなかったのですが
それなりにゆったりとした気分を味わいました。
それでも、Kidsパワーは炸裂！
テーブルの上の物をキープさせたり
Kids君をおとなしくそばにおいておくのに、
私たちはホント苦労しましたよー。

そんな中、食事をしながらの近況報告。
東京で予備校の講師をしている彼女は
独身だけど自分の仕事にやりがいを感じている様子。
もともと英語を専攻していたので
「海外旅行はどう?」と聞くと
あちこちと遊びに行きたくても行けないと嘆きます。

＜そう言えば、私たちがアメリカに滞在中に
　遊びに来てくれたんだよねー。
　あの時はオイスターにやられて悲惨だったねー＞
むかし話にも花が咲きました。

いつも控え目で落ち着いた感じが
安心感を与えてくれる彼女は、
東京では仕事ばっかりの日々だそう。
＜そういう人生って、わたしにもアリだったんだよね＞
少しうらやましく思ったりするのはなぜだろう。

＜＜＜＜つづく＞＞＞＞