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セキュリティへの過信と無関心

2005-10-20 10:32:57 | 情報セキュリティ
 情報セキュリティ対策への態度として、以下の二通りが見うけられるように思えます。

 一つは、もう十分やるだけのことはやったからと、安心しきっているという態度。そして、もう一つは、自分だけは大丈夫というセキュリティ対策への無関心な態度です。

 前者は一応何らかの対策を講じているわけですが、それがいい加減だったり、効果に疑問がある場合は、かえって問題になる場合があります。具体的に言えば、もし、予算の都合でウイルス対策ソフトをインストールして使用できないような状況であれば、細心の注意をはらって操作をする可能性もありますが、いい加減な対策を施しただけで、実際の効果がほとんどないような場合には、まだ、びくびくしながら何の対策もしていないPCを使う方が、皮肉なことにセキュリティレベルが高いという考え方もできます。

 この、過信というのはたちの悪い落とし穴であると言えるでしょう。十分気を付けなければなりません。

 また、その正反対の無関心も情報セキュリティの敵です。何の根拠もなく自分だけは大丈夫と思いこむことは、自分だけではなく、自分の周囲にも大きな迷惑をかけることになります。しかし、これだけセキュリティの重要さが叫ばれることになっても、まだまだこういう人はいるのではないかと、私は想像しています。

 セキュリティ対策で一番大変なところは、終わりがないということです。いわば、ずっと走り続けていなければならないという比喩が適当かも知れません。だから、しんどいのです。ついつい、もういいかと、気を緩めてしまうのです。そして、その間隙を突いてウイルスが入り込んだりするものなのです。

 ウイルス対策に対する両極端な態度について、一度考えてみることをお勧めします。

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